うまくいけられない、スペースがない、マンネリ……。そんなお悩みをクリアする、簡単でセンスのある“#花のある暮らし”をプロが直々に伝授。 【今回教えてくれたのは……白川 崇さん(hana-naya)】 店舗は中目黒の山手通り沿い。気軽に立ち寄れるカジュアルな雰囲気とセンスのよさが人気で、撮影用に花を買いにいくスタイリストも多い。ワークショップなども定期的に開催。

hana-nayaの公式HPはこちらから>>

Q.おしゃれな花瓶がありません……

A.かごバッグなど、家にあるものを活用して

簡単なのに「センスあるね!」と言われる。の画像_1

「ラックなどにかごバッグをさげ、その中に花をざっくり入れてみましょう。花は水を入れたポリ袋に入れ、水がこぼれないようにゴムでしっかり固定してくださいね。バッグが重くなりすぎないように気をつけて。写真はワックスフラワー、リモニュームなどの長もちするタイプのもの。S字フックなどでカーテンレールに下げても素敵です。スペースの節約にもなるしおしゃれに見えます」(白川さん) かご¥3500/オルネ ド フォイユ ワンピース¥26000/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店(ラ プティ フランセーゼ) デニム¥24000/ボウルズ(ハイク)

Q.週末にホムパが。素敵なおもてなしがしたい!

A.トートバッグにブーケを入れてギフトに

簡単なのに「センスあるね!」と言われる。の画像_2

「食事や飲み物が並ぶテーブルではなく、みんなが座る椅子に飾るアイデアがおすすめ。ブーケをトートタイプのエコバッグに入れて下げるだけ。お部屋に入った瞬間注目されるのはもちろん、立ったり座ったりする際にトートバッグが揺れてブーケに動きが出るのも素敵なんです。トートバッグとブーケをギフトとして渡せば、持ち帰りもしやすい。エコバッグがなかったら、野菜などを保存するジップつきの保存袋にひもをつけて下げても◎。写真のブーケは、リューカデンドロンという低木や、ユーカリ、ベルベットビーン、スターチスなどを組み合わせました」(白川さん) トートバッグ/スタイリスト私物

Q.ちょっとだけこなれ感が欲しい!

A.花を鏡に映るように飾ってみよう!

簡単なのに「センスあるね!」と言われる。の画像_3

「花をいけた花瓶を鏡の前に置き、いろいろな角度が見えるようにひと工夫。たとえ、この花だけ後ろを向いてしまう! という花があっても、鏡に映れば問題なし。むしろおしゃれに見えて結果オーライです。ざっくりと花瓶に花をいけ、それぞれの花が好きな方向を向くようにしラフにいけるとこなれ感が増します。写真でいけているスカビオサやビオラのように、小ぶりで色鮮やかな花だと、鏡に映した時に奥行きが出やすいのでおすすめです。普段メイクをするドレッサーや鏡の前に置くと、その時間がちょっとだけスペシャルになるのもいいところです」(白川さん) 花器/スタイリスト私物

Q.とりあえず1カ所選ぶならどこに飾ればいい?

A.玄関がおすすめ

簡単なのに「センスあるね!」と言われる。の画像_4

「玄関の開け閉めや、行き来する人が起こす、ふわっとした風が花びらを散らすさまが素敵です。毎日変化していく花の様子を目に入れやすいという意味でも玄関は◎。種類の違う花を高さの異なる花瓶にいけると、殺風景になりがちな玄関がパッと明るくなります。今の時季なら、サクラ、パンジー、アネモネ、ラナンキュラスなどが色鮮やか。行ってきますの時も、ただいまの時も、晴れやかな気持ちになりますよ」(白川さん) 花器(大)¥13500・(中)¥9500・(小)¥7500/シボネ青山(LYNGBY PORCELAIN)

Q.可愛らしい花は部屋に合わなくて……

A.ハーブブーケをキッチンに!

簡単なのに「センスあるね!」と言われる。の画像_5

「アップルミント、ゼラニウム、セージ、ローズマリーなど、料理に使うハーブをブーケにするのも手。おたまやトングを下げているフックにぶら下げて飾ってみて。料理中に香りも楽しめるし、作るメニューによっては、ハーブを使っても♪ フックがなければ、花瓶にいけてキッチンに置いておくのもいいですよ。香りも、料理も楽しめるハーブブーケは、部屋がおしゃれになるだけではなく、五感で楽しめるので試してみてください」(白川さん) 花器/スタイリスト私物

簡単アイデアで、 新生活がおしゃれになる! 楽しくなる! あなたも「♯花のあるくらし」をスタート♡

MORE2018年5月号では、おしゃれな人から始めている「♯花のある暮らし」の特集が! ここで紹介した以外の素敵で簡単なアレンジテクニック、送りたい人別の花言葉集など、覚えておきたい情報満載! 読めば明日からすぐ「♯花のある暮らし」ができちゃいます♡ ぜひ本誌でじっくりチェックして♪

電子版も発売中! ご購入はこちらから>>
MORE2018年5月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!  取材・原文/浦安真利子 撮影/北浦敦子 スタイリスト/松野裕子 撮影協力/アワビーズ