どんな人となら離婚をしない幸せな結婚ができるの? そんな悩みをもつ女子のために、モア世代で結婚し離婚を経験された先輩男子に徹底インタビュー。そこには交際中から結婚生活まで、とっても参考になる理由があったのです!

【バツ婚男子インタビュー】結婚生活を現実的に考えられていなかった…

今回覆面インタビューをさせてくれたのは、Aさん(35歳 ※結婚時28歳)。離婚してしまった元妻(36歳 ※結婚時29歳)との話をセキララに教えてくれました!

【Aさんの結婚DATA】 結婚イベント:すべてやった 子供:なし 居住形態:賃貸マンション 結婚歴:3年 夫婦形態:共稼ぎ 交際期間:8年

食費から柔軟剤まで⁉ 小さなズレが積み重の画像_1

愛だけでは乗り切れない!? 小さなズレが積み重さなって離婚に

「離婚の原因でいちばん大きかったのは『まあ大丈夫かな』とざっくりした決めごとだけで結婚生活をスタートさせたこと。たとえばお金。僕のほうが収入が多かったこともあり、僕は生活費担当、妻は貯蓄担当に。けれど都心の賃貸マンションの居住費や食費など思ったより負担が大きくて……。思わぬ出費があった時に彼女のお金から補填するように頼むといやな顔をされ、不満がたまりました。もともとひとり暮らしの経験がなく、生活にかかる費用の知識が不足していたことも理由だと思います」 同じくAさんにひとり暮らし経験がなかったことも、相手に不満を持たせる原因になった。 「僕も生まれてから離婚した今もずっと実家暮らし。家に帰れば食事の用意ができていて、掃除と洗濯はいつの間にかすんでいるのが当たり前だった。だから、彼女との生活でも、当然のように家事をしなかったんです。もちろん最初は家事分担をしていたのですが、習慣がないからかグダグダに。文句を言われたら“ちゃんとする”と口では言うものの、すぐやらなくなってしまって……」

生活面での細かい不満も積み重なって離婚にいたったそう。 「たとえば彼女は洗濯に柔軟剤を使いたい派。僕は、香りが苦手だから普通の洗剤だけでいい派。どちらかが我慢するしかなかった。些細なことですが、こういう小さなズレも積み重なると大きなストレスになるんですよ。でも、交際中は互いに実家だから“これはいつか問題になりそうだな”と気づけるきっかけはなかったんです。一緒に生活をしないとわからないことばかりなんですよ。やっぱり、結婚前に一度同棲して生活習慣が合うかを確認するのって、大切なんだなと思いましたね」 もっとお互いが思いやりを持つべきだったと、Aさんは反省中。 「『ありがとう』や『尊敬している』というような、ふたりの関係が円滑になるような言葉を、もっとかけあえばよかった。相手のためならウソでもよかったんですよね。もし、次に結婚するチャンスがあれば、思いやりのある言葉をきちんと発していきたいですね」

★バツ婚男子の話を聞いて分かったこと!

□お金など最初にルールづくりをすべきだった

□家事をしてもらえるのが当然と思っていた

□結婚前に同棲しておいたほうがよい

MORE6月号
MORE2018年6月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!  取材・原文/東 美希 イラスト/菜々子