ジェームズ・ボンド、かっこよすぎ! 映画の画像_1
『007』の新作、いよいよ公開です! 世の中的に『007』シリーズは男性ファンのものというイメージが強いように思われますが、かっこよくて“デキる”スパイが頭脳と肉体を駆使して難しいミッションを遂行する──これって実は女性にとっても魅力的な設定。しかも6代目のジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグになってからは女性ファンが一気に増えているんです。 とはいえ、ダニエルにバトンが渡されてから10年、彼のボンドは今回の『007 スペクター』で4作目。「面白そうだけど、いきなり4作目から観ても大丈夫?」という不安、あって当然です。過去の3作『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』を観てから新作に臨むのがベストと言えばベストですが、ボンドガールは毎回違うキャラクターとして登場するわけですし、ボンドに課せられるミッションも違いますし、基本1話完結ですから、いきなり『007 スペクター』を観てもストーリーは大体理解できます。もちろんアクションは存分に楽しめます。 今作では、ボンドは“ある人”が遺した暗殺指令を見てメキシコに飛びますが、その一件について上司であるM(レイフ・ファインズ)に叱咤されます。それでも謎を解き明かさなければならないボンドは、手がかりとなる女性──マフィアの未亡人ルチア(モニカ・ベルッチ)、殺し屋Mr. ホワイトの娘マドレーヌ(レア・セドゥ)を訪ねて……。 過去作を観ていない人のための予備知識として、「M」は現在のボンドの上司、「マネーペニー」(ナオミ・ハリス)と「Q」(ベン・ウィショー)はボンドをサポートする仲間、「Mr. ホワイト」は因縁のある殺し屋、「C」はMが率いるイギリス情報機関MI6を潰そうと企む人物。これだけ把握しておけば、「これ誰?」状態にはならないはず。ちなみに、冒頭からクライマックス級のアクションが展開するので、身構えて挑んでください! (文/新谷里映) ●12/4〜全国ロードショー
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