レディー・ガガの歌声に痺れる。『アリー/ スター誕生』【オススメ☆CINEMA】

公開中&近日公開予定の話題作の中から、キーワードに沿った2本のイチ押し映画と、その他のおすすめ映画をご紹介します。

【今月のキーワード】“女優レディー・ガガ”に心底惚れる!

アリー/ スター誕生,レディー・ガガ,ブラッドリー・クーパー
マドンナやクリスティーナ・アギレラなど、これまでも多くの歌手が女優に挑戦してきたが、シンガーになる前に女優を目指していたレディー・ガガが、満を持して映画界に進出。2016年にドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞したガガのこと。演技はもともとうまいけれど、驚くのはそのリアリティ。バイトをしながらクラブで歌っていたヒロインのアリーがスターへの階段を駆け上っていくさまは、クラブのダンサーとして生計を立てていたガガの才能を世界が発見するまでの、実際のストーリーと重なる。普段は奇抜な衣装とメイクの印象が強いけれど、映画の前半では素顔をさらし、恥ずかしさや劣等感を抱える気弱なアリーを好演。レディー・ガガという強大な仮面の下にある、ステファニー(本名)を垣間見た感覚になるほど、そのピュアさに恋におちる人は多いはずだ。ちなみにサントラに収録された19楽曲のうち、ガガが参加しているのは14曲。そのうち12曲は彼女が自ら作曲に携わった名曲揃い。胸を打つ歌唱シーンも必見だ。

【今月のイチ押し★シネマ1】『アリー/ スター誕生』

スマホを落としただけなのに,北川景子,田中圭アリー/ スター誕生,レディー・ガガ,ブラッドリー・クーパー
世界的ミュージシャンのジャクソンと偶然出会い激しい恋におちた、歌手を夢見るアリー。彼に導かれるように一躍スターダムを駆け上っていく。ジャクソンを演じたブラッドリー・クーパーの初監督作としても話題。●12/21〜全国公開 ©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

【今月のイチ押しシネマ2】『ドリームガールズ』

歌姫が主演した作品として忘れてはいけないのがビヨンセの『ドリームガールズ』。美貌を買われて3人グループのメインヴォーカルに抜擢されたヒロインが、そのほかのメンバーと生まれた大きな確執と直面する展開は、皮肉にも「デスティニーズ・チャイルド」としてデビューし、解散後もひとり絶大な人気を維持し続けているビヨンセの人生とリンクする。有名になるほど孤独になる。凡人には知り得ない、スターの苦悩に泣かされる名作だ。
ドリームガールズ,ビヨンセ
1960〜70年代のアメリカの音楽シーンを舞台に、女性コーラスグループの栄光と挫折を描いたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。『ドリームガールズ』スペシャル・コレクターズ・エディション発売中。Blu-ray¥2381・DVD¥1429(NBCユニバーサル・エンターテイメント)

【まだまだあります、おすすめシネマ!】

パッドマン 5億人の女性を救った男
『パッドマン 5億人の女性を救った男』

インドの小さな村で、清潔で安価な生理用ナプキン製造機を自作し、多くの女性たちを救った実在の男の半生を映画化。奇異な目で見られ、誤解や困難に直面し、ついには村を追放されながらも、愛する妻を幸せにしたいという思いだけで突き進む主人公がとにかく素敵。●12/7〜TOHOシネマズシャンテほか全国公開
彼が愛したケーキ職人
『彼が愛したケーキ職人』

不慮の事故で夫を失い女手ひとつで息子を育てるイスラエル人のアナト。彼女の悲しみを救ったのは夫が愛した男性だった……。国籍や文化、宗教や性別を超越し、愛することの本質を描いた甘くせつない人間賛歌。●12/1〜 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開 ©All rights reserved to Laila Films Ltd.2017

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MORE2019年1月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 原文/松山 梢
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