【北村匠海さんインタビュー】「『君は月夜に光り輝く』は、明日が楽しみになる前向きなメッセージが強い」。

息をするように、リアルに役を“生きた”感覚が強かった。

【北村匠海さんインタビュー】「『君は月夜に光り輝く』は、明日が楽しみになる前向きなメッセージが強い」。_1
ヒロインの想いを受け止める男子がこれほど似合う人はいない。難病の同級生のやりたいことにつきあう役を演じた映画『君の膵臓をたべたい』に続き、『君は月夜に光り輝く』では不治の病を患うヒロインの願いを代行する卓也を演じた。

「子役時代から僕、そういう役が多いんです(笑)。卓也という役は余命わずかのまみずの願いを受け止めるただひとりの受け皿。人間として懐が深いし、美しいと思いました」

ただ悲しいだけでなく、「明日が楽しみになる前向きなメッセージが強い」という本作。とにかく明るくてツンデレで、生命力あふれるまみずを、永野芽郁さんが体現している。

「まさにそこが映画の魅力だと思います。芽郁ちゃんとふたりで撮影した1週間は特に濃かったし『お芝居楽しかったね』って言いあいました。事務所が一緒で芸歴もほぼ同じ。役を80%つくって残りを共演者とのセッションで埋めていく感じも似ていたから、息をするようにリアルに台詞をしゃべったし、役を“生きた”感覚が強かったです」

現場では泣く場面ではないのに何度も涙がこみ上げる瞬間が。普段も映画を観て「そこ? みたいなところで泣いてしまうタイプ」だそう。ただし怒りの感情は友達からダメ出しされるほどわくことがない。

「電車で足を踏まれたら、ですか? 知らない人に怒りをぶつけることはないですね。冷蔵庫のプリンを勝手に食べられても……うーん、怒る意味がわかんない(笑)。待ち合わせに友達が2時間遅刻したとしてもひとりでお茶して散歩しちゃいます」

何個か挙げた中で唯一「ちょっとイライラするかも」と答えたのが、横柄なタクシー運転手。それでも「一日中人を運んで疲れてるだろうしなあ」と気遣うなど、心もとことんイケメン。実は料理も好きだということで、劇中で登場するカレーにかけて北村家のカレーを聞いてみた。

「ひき肉とさつまいもを入れた甘いカレーです。たまに納豆とオクラをトッピングしたり、スクランブルエッグをのせたり。母親も料理上手なんですが、うちは月曜日だけ父親が料理を作ってくれていて。2日前から煮込んだビーフシチューやローストビーフ、角煮とか、とにかく凝り性なんです(笑)。その影響で弟や僕も自然と料理を始めた感じです」

では、手作りのお菓子でバレンタインデーのお返しをするなら?

「銀紙のカップに溶かしたチョコを流して銀のつぶつぶをのせた懐かしい感じのやつ。本格的なのは照れるからギャグに逃げちゃうかも(笑)」


きたむら・たくみ●1997年11月3日生まれ、東京都出身。俳優としてだけでなく「DISH//」のヴォーカルとしても活動中。主な出演作は映画『君の膵臓をたべたい』、『OVER DRIVE』、『十二人の死にたい子どもたち』など。現在ドラマ『グッドワイフ』(TBS系・日曜21:00〜)に出演中

『君は月夜に光り輝く』

【北村匠海さんインタビュー】「『君は月夜に光り輝く』は、明日が楽しみになる前向きなメッセージが強い」。_2
高校生のまみず(永野芽郁)は、死期が近づくと体が発光する“発光病”という難病で入院中。同級生の卓也(北村)は、彼女のために遊園地やカラオケ、バッティングセンターなどやりたいことを代わりに体験することに。●3/15〜全国公開

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