【柳楽優弥さんインタビュー】新作『CITY』で5年ぶりの主演舞台に挑戦「今回どメジャーな“ヒーローもの”」

5年ぶりの主演舞台、初めてのヒーローもの。出られることがすごくうれしい。

【柳楽優弥さんインタビュー】新作『CITY』で5年ぶりの主演舞台に挑戦「今回どメジャーな“ヒーローもの”」_1
初舞台は、今から7年前。蜷川幸雄さん演出の『海辺のカフカ』で、華々しくデビューを飾った。

「そのあと宮本亜門さんの『金閣寺』、蜷川さんの『NINAGAWA・マクベス』と、重厚な作品が続いたんです。そうすると次の作品もこだわりたいじゃないですか。だから今のタイミングで藤田さんの作品に出られることはすごくうれしかったです」

若手劇作家の藤田貴大さんが作・演出する新作『CITY』で、柳楽さんは5年ぶりの主演舞台に挑戦する。

「藤田さんとは蜷川さんを尊敬している共通点があるし、アーティスティックな作品をつくってきた彼が、今回どメジャーな“ヒーローもの”をやることも面白いなと思って。台本はできていないんですけど、明後日に藤田さんとマーベル作品を観あさる約束をしているんです。僕も初のヒーロー作品だし、藤田さんにとってもチャレンジになると思うので、相乗効果が生まれたらうれしいです。これまで2回藤田作品に出演してきた奥さん(豊田エリーさん)によると、稽古中にゲームをしてコミュニケーションを取るらしいんです。僕も今、『人狼ゲーム』にハマってるので、みんなでいい空気をつくれたらいいですね。ちなみに『人狼ゲーム』は弱いです。この顔なので、市民なのに人狼って疑われます(笑)」

取材日は、偶然にも柳楽さんの29歳の誕生日当日。30代のことは「当然意識している」と言う。

「還暦まで半分かーとか、やっぱ思いますね(笑)。20代前半はとにかく、いただいた作品を頑張ることを目標にやってきたんです。人間のリアルを描いた重厚なテーマの作品をやらせてもらえることが多かったのはすごくラッキーでした。その積み重ねの中で、最近は映画『銀魂』だったり、まったく違う引出しを開けてくれる作品のオファーも徐々に多くなってきたことが本当にありがたくて。30代で代表作になる役柄を得ている先輩も多いので、20代で積み重ねてきたことが生かせたらいいですね」

30歳までに習得しようと決めているのは英会話。仕事で帰国することもあったけれど、トータル2カ月間のN.Y.留学を終えたばかりだそう。

「海外の映画祭に行くと、英語ができたら仕事につながったんじゃないかなみたいなことも何回かありましたからね。あと、今習ってる武道が茶帯なんですけど、もう少しで黒帯になれるんです。黒帯で英語ペラペラ。なんかいいですよね(笑)。まあ、すでに(新田)真剣佑くんがそうなんですけど(笑)。僕は僕のペースで、頑張っていきたいです」


やぎら・ゆうや●1990年3月26日生まれ、東京都出身。映画『誰も知らない』、『ディストラクション・ベイビーズ』、『銀魂』、ドラマ『アオイホノオ』、『ゆとりですがなにか』など話題作に多数出演。映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)、『泣くな赤鬼』(6月14日公開)が待機中

『CITY』

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柳楽さんが扮するのは妹を事故で失った暴力もいとわない闇のヒーロー。対峙する敵には井之脇海、ヒーローと事件を追う孤児を宮沢氷魚が演じる。◆5/18〜26 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール ●彩の国さいたま芸術劇場 ☎0570・064・939

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