おしゃれな人のおうちに必ずと言っていいほどあるもの——それは、“何か漬けてあるジャー”! 今年こそ、そんな丁寧で満たされた生活を演出するアイテムを手に入れてみませんか? お酒、お酢、砂糖漬け……好みとニーズに合わせてベースを選べるし、割り方次第で味わいも無限大!

お酒で漬ける

フルーツの魅力をダイレクトに伝える、果実酒。ホワイトリカーやウオツカなど、プレーンな味のお酒を使って。

黄金比率
果実 2:糖分 1:酒 4

ベリーミックス酒

今の季節にぴったりの自家製ピンクグレープの画像_1
●材料(作りやすい量)
ベリー類(今回は生のラズベリーとブルーベリー)……… 合計300g
氷砂糖 ………………… 150g
ホワイトリカー ……… 600㎖

●作り方
❶ガラス瓶にベリーと氷砂糖を2分の1ずつ交互に重ね入れる。ホワイトリカーを静かに注ぐ。
❷冷暗所に置き、砂糖が溶けるまで、1日1回程度かき混ぜる。仕込んで1週間くらいで飲むことができる。果実は約1カ月たったら取り出す。

お酒はウオツカやジンでもOK。水や炭酸水のほか、ジンジャーエールで割ってもおいしい

ピンクグレープフルーツ酒

今の季節にぴったりの自家製ピンクグレープの画像_2
●材料(作りやすい量)
ピンクグレープフルーツ(正味)……… 300g(1個〜1½個)
A グラニュー糖 ……… 100g
A はちみつ …………… 50g
ウオツカ ……………… 600㎖
ミント ………………… 適量

●作り方
❶グレープフルーツは皮をむく。実を縦半分に切って断面を下にし、約2㎝幅に切り、種を取る。
❷ガラス瓶に①のグレープフルーツとAを2分の1ずつ交互に重ね入れる。ウオツカを静かに注ぐ。
❸冷暗所に置き、1日1回程度かき混ぜる。仕込んで1週間くらいで飲むことができる。果実は約1カ月たったら取り出す。お好みでミントを添える。

水や炭酸水で割ると美味。辛口が好きならグラスの縁に塩を少量つけてソルティドッグ風に
取材・文/広沢幸乃 撮影/清水奈緒 スタイリスト/伊東朋恵 料理製作/福田淳子