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今月のテーマ「人生の転機を迎える 私にぴったりな曲は?」

社会人になって4年。この春、転職するにあたり、実家を出て初のひとり暮らしをすることに。新たな人生のスタートを切る私にぴったりな曲を教えてください。(27歳・PR)

新たな場所へ移ることは “帰れる場所”が増えること

転職、ひとり暮らし……。新しい門出にあたって、聴くとやる気が出る曲がいいですよね? ここは私がニューヨークにいた頃、よく聴いていた曲を紹介しましょう。ヒップホップなんですが、ジェイダキッスの『ウィ・ゴナ・メイク・イット』。タイトルのとおり「絶対にやってやる!」みたいな闘志に満ちあふれた曲なので、これを聴きながらジムで自転車こぐといいんですよ(笑)。 もう1曲、元気の出る曲といえば、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Can’t Stop』もおすすめ。私、ケータイの着信音にしてたことがあります。この曲が流れると、いやな人からの電話でも「よし! 出てやる!! 」って、勢いがついて出られるので(笑)。 邦楽だと、この連載ではおなじみのユーミンで『街角のペシミスト』がいいかも。未来への不安な気持ちを、グラスに注いで飲み込むという歌詞。お酒を飲み干し続けていると、私みたいになるかもしれませんが(笑)。 私がひとり暮らしを始める時は、不安よりうれしい気持ちしかなかったです。新しい場所に移るって〝帰れる場所〟がひとつ増えること。そう考えると、楽しくなってきませんか? 新しい場所で新しい人たちと出会って、充実した日々を過ごすうちに、大好きな場所がまたひとつ増えると思いますよ。 転職も新たな可能性の広がりを感じますよね。すごくうらやましい!! 私も「音楽以外の仕事をしていたら」って考えることありますよ。「秘書になって、偉い人のスケジュールを管理させたらかなりいい仕事するんじゃ!?」って妄想したり、「子ども向けに『〝What’s up?〟から始まる英会話教室』をやりたい」って構想を練ったり。まだまだ夢は尽きません!(笑)。 さて、突然ですがこの連載は残念ながら今回が最終回です。短い間でしたが、モア読者のみなさまと音楽と恋愛について語る時間、楽しく過ごさせていただきました。またどこかでお会いできますように♡

『ウィ・ゴナ・メイク・イット』ジェイダキッス

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ニューヨーク出身のヒップホップ歌手。D-ブロックのメンバーとしても活動している。エミネムなども参加した初のソロアルバム『キッス・ザ・ゲーム・グッドバイ』は2001年リリース。『ウィ・ゴナ・メイク・イット』など全21曲収録。(ユニバーサル¥1600)

(プロフィール) じゅじゅ●2004年デビュー。6枚目のオリジナルアルバム『WHAT YOUWANT』絶賛発売中。4月からはホールツアーもスタート。

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--------------------- MORE2016年3月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・文/古川はる香 ---------------------

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