【向井 理さんインタビュー】ドラマ『10の秘密』でシングルファーザー役に。「中学生になったら、うちの子も親に言えない秘密を持つんだろうな」

自分の中の方程式から逸脱する勇気が、ときに人生を豊かにしてくれる。

【向井 理さんインタビュー】ドラマ『10の秘密』でシングルファーザー役に。「中学生になったら、うちの子も親に言えない秘密を持つんだろうな」_1
「とにかく今作は謎だらけで。この物語がどんな結末にたどり着くのか、演じている僕自身、いまだにわからないままなんです(笑)」

ドラマ『10の秘密』で向井さんが演じる白河圭太は中学生の娘を溺愛するシングルファーザー。ある日、その最愛の娘が誘拐されてしまう。犯人から届いたのは「娘の命が惜しければ、元妻の行方を探せ」という意外なメッセージだった……。

「登場人物たちが抱えるさまざまな秘密。それがひとつ明らかになると、また新たな秘密が現れる。謎が謎を呼ぶサスペンスドラマ。放送後から次回までの一週間、推理や議論で盛り上がってもらえたらうれしいです」

プライベートでは2児の父である向井さん。「子供が生まれてから父親を演じるのは今作が初」だそう。

「以前は想像していたけど今はその作業がいらない。役との距離感が縮まりました。ただ、僕の場合は子供がまだ小さいので。演じながら不安を覚える場面も。“中学生になったら、うちの子も親に言えない秘密を持つんだろうな”って(笑)」

俳優デビューして約14年。芝居と向きあう怒とうの日々を送るなか、家庭を持ち、父親となり、2月7日の誕生日には38歳を迎える。

「実は関西テレビでの連ドラ主演は8年ぶりで。29歳から30歳になる瞬間をそのドラマの撮影現場で迎えたんです。それは僕にとって特別な出来事でもあって……。というのも、僕は両親から『30歳までに何者かになれ』と言われて育ったんです。その30歳を役者として撮影現場で迎えた、それは“この仕事一本でやっていく”と覚悟を決めた瞬間でもあって。あれから8年、役者を続けることができ、今度は38歳の誕生日をまた同じ現場で迎えるかもしれない。そう考えると感慨深いですね」

向井さんにとって特別だった“30歳”。その30歳が身近なモア世代にメッセージをお願いすると。

「少し前に、3日間の休みができて。“ノドグロ食べにいこう”と、急に思い立って金沢に向かったんです。普段ならちゃんと計画する僕が無計画で。でも、それがめちゃくちゃ楽しくて。普段とは違う発見や収穫に恵まれた時間を過ごすことができたんですよ。体力もあり、知識も経験も豊富。30歳って仕事に脂がのってくる時期。同時に、自分の中の方程式が固まり、冒険しづらくなる時期でもあると思うんです。そんな方程式で出した答えはきっと正解なんだろうけど、そこから逸脱する勇気もときには必要。それが人生をより豊かにしてくれるんじゃないかな」


むかい・おさむ●1982年2月7日生まれ、神奈川県出身。2006年に俳優デビュー。連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』での好演で注目を集め、ドラマ『S -最後の警官-』や『きみが心に棲みついた』など話題作に次々と出演。2019年は『わたし、定時で帰ります。』で演じた上司役が話題に

『10の秘密』

【向井 理さんインタビュー】ドラマ『10の秘密』でシングルファーザー役に。「中学生になったら、うちの子も親に言えない秘密を持つんだろうな」_2
元妻・由貴子(仲間由紀恵)、そして、最愛の娘の秘密……。元妻の恋人・宇都宮(渡部篤郎)や幼なじみの菜七子(仲里依紗)、登場人物たちの秘密が明らかになるにつれ衝撃の事実が見えてくる! 1月14日(火)21:00〜(フジテレビ系)放送開始

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