マンガをこよなく愛し、マンガと共に生きてきた内田理央。彼女がテーマにそった2冊を紹介する、唯一無二のお店が開店! ネットサーフィンもいつの間にかマンガ探しになっちゃう!? 理央が、Twitterでファンになった2作品を紹介します。

【vol.02】Twitterで恋におちたマンガ

内田理央が、Twitterで見つけて惚れの画像_1
「いつからかTwitterで好きなマンガを見つけることが増えました。スキマ時間に読める短さ、気分がほっこりする作風の多さ、マンガ誌とはまた違った魅力があるんです。『プリンセスお母さん』は、ずっとTwitter上で読んでいた作品。書籍化した時はうれしかったなぁ。お母さんが突き抜けた個性をお持ちで“お会いしてみたい!”と思うくらい魅力的なんです。いちばん好きなエピソードは、お母さんがポール・マッカートニーのライブで、“ポールが豆つぶ大にしか見えない遠い関係性”に絶望して泣いちゃう話。独特な表現だけど、めっちゃわかる! っていう(笑)。『夢中さ、きみに。』はWEB掲載された作品の一部を載せたツイートがバズっていて発見。その後、本屋さんでコミックスを見つけて、“これは!!”と感動して買いました。笑えるけど、ギャグマンガとは言いきれない。派手な展開があるわけじゃないのに独特な雰囲気で印象に残る。不思議な引力を持ったマンガなんです。陰ながら応援していた作品が書籍化されると“推しがデビューした感覚”を味わえるのも楽しくてうれしい!! 私はTwitterで全部読んでいても、応援のために単行本も必ず買っちゃいます(笑)。みなさんも、Twitterで推しマンガを見つけてみてくださいね」

(右)『プリンセスお母さん』 (左)『夢中さ、きみに。』

内田理央が、Twitterで見つけて惚れの画像_2
(右)アラサーの娘がプリンセス気分で暮らす母との日常をつづる、実録ギャグマンガ。個性爆発なお母さんのキャラにハマる人多数! 『プリンセスお母さん』並庭マチコ(KADOKAWA ¥1050)

(左)高校生たちの“日常と非日常の間”にあるようなちょっとだけ変わった毎日を描く。シュールな笑いも織り込まれたオムニバス作品。『夢中さ、きみに。』和山やま(KADOKAWA ¥700)
●前回の#ウチダマンガ店はこちらから
取材・原文/東 美希 撮影/横山創大 ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) モデル/内田理央(モア専属) スタイリスト/辻村真理 イヤリング¥12000/TOMORROWLAND(JENNY BIRD) その他/スタイリスト私物