人知れず料理がストレスになりかけていたみなさんにお届けする、“簡単おしゃれな一汁一菜レシピ”。本誌でもおなじみの料理家、コマツザキ・アケミさんがMORE読者のためだけに(!)平日10分で完成する特別なレシピを考案してくれました♡ 月曜日から始まったこちらの特別連載。3回目の今回も、限りなく時短&手間ナシでできるよう、材料や作り方に工夫をこらした究極のレシピです!!

【水曜日:彩り中華でココロもカラダも温まる】ぺたんこ鶏肉のねぎソースがけ+ジンジャーツナ卵スープ+ご飯

【10分で完成! 簡単おしゃれな一汁一菜の画像_1
●材料
・鶏もも肉……1枚(約200g)
・塩、こしょう、小麦粉……各少々
・油……適宜
・水菜……1束
・長ねぎ……1/5本
・しょうが……1かけ
・パプリカ(赤、黄)……各1/10個(各約15g)
【A】
 ・ポン酢……大さじ2
 ・砂糖……小さじ2/3
 ・ごま油……大さじ1/2

・ツナ(油漬・缶詰)……1/2缶(35g)
・しょうが(すりおろし)……少々
・鶏がらスープの素……小さじ1
・塩、こしょう……各少々
・しょうゆ、ごま油……各少々
・卵……1個

・ごはん……適量
●作り方
❶まな板の上に広げたラップに鶏もも肉をのせ、厚みのある部分を包丁で切り広げて平らにしていく。塩、こしょうをふりかけ、小麦粉をまぶす。フライパンに5㎜ほど油を入れ、中火で揚げ焼きにする。
❷揚げ焼きしている間に、鍋に鶏がらスープの素、水(200ml・分量外)、油を切ったツナ、しょうがを入れ火にかける。
❸まな板、包丁、手を良く洗う。長ねぎ、しょうが、パプリカをみじん切りにし、ボウルに入れて【A】を加え混ぜる。水菜をざく切りにする。
❹②のスープが煮立ったら火を弱め、塩、こしょう、しょうゆ、ごま油で味付けをし、③の水菜をひとつかみほど加えて溶き卵を入れ、中火にする。卵が固まったら火を止める。
❺①の鶏肉を食べやすい大きさに切り、残りの水菜とともに器に盛り付け、③のねぎソースをかける。

時短ポイント▶ 肉を薄く広げれば火の通りが早くなる!

【10分で完成! 簡単おしゃれな一汁一菜の画像_2
鶏肉の厚みのある部分を薄く広げて揚げ焼きにすることにより、火のとおりが早くなって時短に。こまめに裏返す手間も減る。その間にソースも作れて一石二鳥!

できあがりのイメージはこちら!

【10分で完成! 簡単おしゃれな一汁一菜の画像_3
「ぺたんこ鶏肉のねぎソースがけ」
鶏肉を薄く広げて揚げ焼きにするから、少ない油でも表面カリっと&中はジューシーに仕上がる。カラフルなねぎソースで見栄えもバッチリ!
【10分で完成! 簡単おしゃれな一汁一菜の画像_4
「ジンジャーツナ卵スープ」
ツナのうまみと卵のやさしい甘さ、そして何よりしょうがのポカポカ効果で、カラダの芯から温まるはず!
水曜日の“簡単おしゃれな一汁一菜レシピ”、いかがでしたか? 木曜日は「便利な食材でラクできる! ヘルシーなのにボリューミー☆」なレシピをお届けします。お楽しみに♪
写真・レシピ・料理制作/コマツザキ・アケミ