【その家事、ラクしてもよくない？～Laundry編～】「洗濯」が驚くほど時短になる4つの極意！おすすめアイテムも！！

洗うのは洗濯機がやってくれるとはいえ、天候には左右されるし（室内干しだと生乾きが気になるし！）、洗濯物の分別は面倒くさいし、干すのはもっと面倒くさいし……。そんな私たちを悩ます洗濯、ラクしてもよくない？というわけで、時短＆スムーズに洗濯ができるようになる4つの極意をプロに聞きました！

●教えてくださったのは……
■トモカジスタイル編集部
家事シェア、家事の効率化、家庭と仕事の両立、育児についての悩みなど、共働き夫婦に役立つ記事を発信中。
https://tomokaji.com/
■七尾亜紀子さん
『LIFE WITH』代表。整理収納アドバイザー。著書に『自動的に部屋が片づく忙しい人専用収納プログラム』。
https://www.lifewith770.com/

【極意1】洗濯グッズはまとめて1カ所に収納する

洗濯に使うアイテムは1カ所に収納するのが時短＆スムーズな動きの基本。
「すぐ手に取れる場所にまとめておくと、家の中を動き回る必要がないので作業が効率的です。ピンチやハンガーなどは洗濯機の近くに収納しておきましょう。収納スペースがなければ、出しっ放しにしておいても見た目が気にならないアイテムを選ぶのがおすすめです」（七尾さん）
「洗濯は、洗濯機に洗濯物を入れて洗う・干す・取りこむ・たたむなど、作業場所が次々と移動するので、道具も一緒に移動できるのがベストです。移動式ワゴンや収納ボックスなど、持ち運べるものだといいですね」（トモカジスタイル）

【極意2】洗剤は自動or計量フリーで入れる時代！

洗濯のたびに洗剤や柔軟剤を計量するのは案外面倒くさいもの。そこでおすすめなのが、計量いらずのジェルボール型やプッシュ式の洗剤。最近では、洗剤＆柔軟剤を自動投入してくれる洗濯機も！
「自動投入機能があると、毎回計量＆投入する手間がはぶけて時短になるほか、入れすぎも防げるので経済的。洗剤類のストック不要でこぼれる心配もないため、お手入れや掃除の手間もはぶけます。また、手を汚さないタイプの洗剤も増えていますが、ひとり暮らしで洗濯物が少ない人は量の調節ができるプッシュ式がおすすめです」（トモカジスタイル）
「何かが劇的に便利になるというよりも、計量しなくていいから洗濯の支度がすぐに終わるし、量らないことで意外なほど気持ちがラクに。ささいなことだけれど、面倒くささが減るぶん、すぐに動けるようになりますよ」（七尾さん）

【極意3】洗濯物のアイテムごとにハンガーをわける

ハンガーなんてどれも一緒……と思っていたら大間違い。どんどん便利に進化しているのに、活用しないのはもったいない！
「洗濯物を引っ張るだけでピンチが開いたり、ワンタッチでハンガーが折りたためるなど、手間をはぶく工夫がされたハンガーを使えば大幅な時短になります」（トモカジスタイル）
「型崩れが気になるニット類の洗濯は、『3COINS』のネットを使い始めてとてもラクになりました。浴室乾燥でポールにデニムなどを干す時は、そのままポールにかけると内側が乾きづらいので、S字フック式のステンレスピンチが便利！たたむのが面倒な人は、ハンガー干しで乾かした後そのまま収納できるように、クローゼットに突っ張り棒でポールを追加してハンガー収納を増やすのもアイデアです」（七尾さん）

【極意4 】サーキュレーター活用で素早く乾かす！

室内干しで時短を叶えるには、サーキュレーターが強力な味方に。洗濯物に直接風があたるよう、洗濯物の真下もしくは斜め下にサーキュレーターを設置して。タイマーつきのタイプが便利。
「干す量にもよりますが、3～4時間ほど風をあてれば乾きます。浴室や洗面脱衣所に干してサーキュレーターを使えば、部屋干しでも邪魔になりません。浴室に干す場合は換気扇も回しておくと効果的です。手早く乾かすには、空気の流れを作って空気に触れる部分を増やすことがポイント。角ハンガーを使う時は、丈の長いものを両端に、中心に近づくほど短いものを配置しましょう。アーチ型に干すことで空気の流れが発生し、乾きが早くなります。また、空気の通り道を作るためにも間隔は開けて干しましょう。早く乾かすことができれば、生乾き臭も防げますよ」（トモカジスタイル）