【獅子座】哲学派占い師SUGARさんの12星座占い<5/17〜5/30> 月のパッセージ ー新月はクラい、満月はエモいー

12星座全体の運勢

「自分を変えるための学びを」

木々の若葉が青葉に変わり、夏の兆しが一気に濃くなっていく二十四節気の「小満」が5月20日。その直後にあたる5月23日に、私たちは双子座で新月を迎えていきます。今回の全体キーワードは「学力の形成」。これは何か本を読んだり出来事を向きあったときに、「それでいったい何が解ったことになるのですか」と自問するということであり、「解ることによって自分が変わる」ということを身に沁みて感じていくということでもあります。今回の新月前後は「自分を変えるための学び」をどこに見出し、そこに手間をかけていけるかを改めて意識していきたいところ。

獅子座(しし座)

今週のしし座のキーワードは、「信じる」。

獅子座のイラスト
例えば信頼を前提に交渉が行われていく外交の世界において「believe」という言葉の位置は非常に重く、首相や大統領に信念を問う時などに使われ、当然それを軽く使えば相応の批判が向けられます(皮肉にも日本の政治家においては日常的によく見られる光景)。

これは日本語では「信じる」という言葉にあたりますが、『常用字解』によれば「人と、言を組み合わせた形。言は口(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)の上に、刑罰として加える入れ墨用の大きな針を置いて神に誓いをたてることばをいう。神に誓いをたてた上で、人との間に約束したことを信という」とあり、信という言葉の重さは神への誓いに由来しているのだと述べられています。

つまり、信とはこちらの勝手な期待を投げかけるような「当てにする」とは決定的に異なっており、思い通りにいかず、裏切られたとしても、それを当たり前のごとく受け入れていくのでなければ本来の意味での「信じる」とは言えないのです。

『常用字解』では、先の言葉にさらに「それで「まこと、まことにする」の意となる。また「しるし」の意味に用い」と続けていますが、それは並大抵のことではないでしょう。

おそらく、自分が立ち得るもっとも低い場所に立ち、嘘いつわりのない器となって、啓示に開かれるのでなければ、本来は使えない言葉なのかも知れません。

それでも誰か何かを「当てにする」ばかりでなく、「信じる」ことのできる自分であること。そう願うこと。それこそが、今のしし座のテーマなのではないでしょうか。


出典:白川静『常用字解』(平凡社)
<プロフィール>
慶大哲学科卒。学生時代にユング心理学、新プラトン主義思想に出会い、2009年より占星術家として活動。現在はサビアンなど詩的占星術に関心がある。

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