季節のはざまの今、モデル界きっての音楽ファンの鈴木友菜が夏の余韻にどっぷり浸りたい時に頼る一曲とは?

夏の終わりのせつなさをも味わえる一曲

鈴木友菜が夏の終わりに聴きたいのは? シの画像_1
「今年も短くて儚い夏が終わりつつあり、夏とも秋とも呼びづらい9月。私はこの時季になると、まるで大人と子供のはざまに経験した、“もう遊んでいてはダメ。大人にならないと……”という、あの後ろ髪を引かれるようなせつなさが甦ってきます。そんな時に聴きたくなるのが、女の子のリアルな気持ちをユーモアと少しの毒っ気を絶妙なバランスで表現する、シンガーソングライター吉澤嘉代子さんの名曲『残ってる』。夏服を着た朝帰りの女の子。ある夏の日の余韻にもう少し浸っていたいのに、街は一夜にして秋の気配を帯びている。おかまいなしに進んでいく季節に、どこか朝帰りを責められた気になる主人公……。吉澤さんが歌い描く、この“夏に取り残された女の子”の物語は、楽しかった夏の想い出を引きずって、なかなか秋へと進めずにいる心にやわらかく突き刺さります。季節が移り変わる時に芽ばえる、揺れる感情をも愛おしく感じさせる力を持つ一曲なので、今しか味わえない感情とともに味わってみてください♡」(鈴木友菜)

【vol.06】SINGLE『残ってる』

『残ってる』吉澤嘉代子

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伊澤一葉がピアノを担当した、カップリング曲『残ってる -ピアノと歌-』、『怪盗メタモルフォーゼ -CM Version-』の全3曲収録。●発売中 通常盤¥926(日本クラウン)
●これまでの【#ゆうなのはなうたプレイリスト】はこちらから
撮影/横山創大 ヘア&メイク/paku☆chan(Three PEACE) モデル/鈴木友菜 スタイリスト/辻村真理 取材・原文/海渡理恵 構成・企画/高戸映里奈(MORE)