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【石橋静河さんインタビュー】映画『人数の町』に出演。「26歳、人との心地いい距離感がわかってきてすごく楽しい」

世の中の見え方が変化している今だからこそ、映画の中に発見があるはず。

【石橋静河さんインタビュー】映画『人数の町』に出演。「26歳、人との心地いい距離感がわかってきてすごく楽しい」_1
デビューしてわずか5年にもかかわらず、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『きみの鳥はうたえる』、ドラマ『東京ラブストーリー』など、話題作へ立て続けに出演している石橋静河さん。新作『人数の町』で演じたのは、行方不明の妹を探しにある町にやってきた紅子。中村倫也さん演じる蒼山と出会い、町の奇妙な謎に迫っていく。

「ロケ地になったのは建設途中で計画が頓挫してしまったホテル。時が止まったような、時空がゆがんでいるような場所でした。町の住人も、奇抜な格好をしていたり不気味なキャラクターが多くて。個性豊かな共演者の方たちのおかげで、この作品ならではの生々しくて怖い世界観にすんなり入ることができました(笑)」

撮影が行われたのは昨年の春。その頃に抱いていた作品への印象は、1年の時を経て大きく変化した。

「撮影をしていた時は、まさかみんなが家にいなければいけない時期が来るとは思わなかったですからね。今までの価値観が崩れて世の中の見え方が変化している今なら、何が正しいことなのかがわからなくなる、複雑なレイヤーが隠されたこの作品から感じる発見も多い気がします」

7月に誕生日を迎え、26歳に。気持ちが沈みがちな時期だからこそ、ひと目惚れした鮮やかなコーラルピンクのワンピースを自分への誕生日プレゼントにしたそう。

「26歳という数字に関しては、何か思い入れがあるわけではないんです。ただ、ここ最近は人との心地いい距離感がわかってきて、すごく楽しくなってきたところ。もともとは家族や友達、大切な人たちには『好き』っていう気持ちを伝えたり常に思いを共有したいタイプでした。でも人は、すべてをわかりあうことはできない。そう気づいてからは、自分は自分、相手は相手だとある程度認めたほうが、いい関係を築きながら仲よくできる気がします」

いろいろな国に旅行するのが好きで、今までさまざまな場所に旅をしてきた。ある意味理想郷にも見える劇中の“町”にかけて「石橋さんにとってのユートピアは?」と問うと、すかさず「ラオス!」と返答が。

「エメラルドグリーンのキレイな水が流れるクアンシーの滝をテレビで観て、去年友達と行ってきたんです。ラオスの人たちは優しく、目がキラキラしていて。すごく心が洗われました。今狙っている旅先は、アイスランド。まっすぐな道が12時間続いている場所があるらしいので、温泉や山に寄り道しながら、いつかドライブできる日がきたらいいですね」


いしばし・しずか●1994年7月8日生まれ、東京都出身。2015年に女優デビュー。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』がベルリン国際映画祭フォーラム部門に入選。『きみの鳥はうたえる』、『いちごの唄』など出演作多数。『ばるぼら』(年内公開予定)が公開待機中

『人数の町』

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謎の男に誘われある町にたどり着いた蒼山(中村倫也)。住人はネット書き込みや別人を装っての選挙投票などの労働を課せられていた。疑問を持たずに従っていた蒼山は、新しい住人の紅子(石橋)と出会う。●9/4(金)〜全国公開
Ⓒ2020「人数の町」製作委員会

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