直接会う時、これって大丈夫? マスク対面の常識

【ビジネス新常識④】初対面の時はマスクをの画像_1
画像提供:ピクスタ
少しずつ増えているビジネスでの対面シーン。お互いに安心してコミュニケーションを築くために心がけたいポイントとは?

Q. 初対面の時にはマスクをはずすべき?

A. 距離を保った状態で顔を一瞬見せるのもアリです

オンラインなら初対面でも顔は見えるけれど、対面の場合はマスク姿なのでお互いの顔がわからず、コミュニケーションも深まりにくいもの。「一定の距離が確保できる場合は一瞬だけマスクをはずし、自己紹介を兼ねて顔を見せるケースもあるようです。その場合、飛沫が飛ぶのを防ぐため一切しゃべらないように注意しましょう」(ライフスタイリスト・北條久美子さん、以下同)

Q. 名刺交換も控えたほうがいい?

A. 消毒ずみ&マスク装着なら大丈夫

今までは当たり前だった名刺交換も、ひょっとしてマナー違反? と不安になる人も多いはず。「会社の建物や会議室に入る際、お互いがきちんと手指を消毒している状態であればほとんど問題はありません。もちろん、マスクも必ず装着していることが前提です」

Q. マスクをはずしても許されるタイミングって?

A. 水分をとる時としゃべらない時だけ

飛沫を防ぐためにつけているので、対面でははずさないのが基本。「例外は、水分補給をする時としゃべらない時だけ。もちろん、咳やくしゃみの可能性がある場合ははずさないこと。何か飲む時は誰もいない方向に顔を向けることで、相手への配慮が伝わります

Q. マスクで声が聞きづらい時はどう指摘すれば?

A. 普通に聞き直せば問題なし

「『もう一度よろしいですか?』と伝えればOK。そうすることで、相手もマスクによる聞こえづらさを自覚したうえで話してくれるはずです」マスクをしているのはこちらも同じ。普段より大きな声でハッキリ話すよう心がけて。

Q. マスクだと無愛想に見られがち

A. リアクションと一緒に眉毛を動かしてみて

「口もとは思いきり笑っていても、顔の上半分しか見えない状態ではリアクションが伝わりにくいのが難点。そこで意識したいのが眉毛! リアクションしながら上下させることで明確な意思表示ができますよ」。自分で思っているほど動かない人も多いので、まずは鏡を見ながら練習を。マスク生活でたるみがちな顔の下半分には、北條さん直伝「笑顔体操」が効果的!
【超簡単! マスクの下で笑顔体操】
上唇と下唇をしっかり合わせた状態で、口角を思いきり上げるとたるみ予防に!
取材・原文/国分美由紀 構成・企画/高戸映里奈 松本一葉(2人ともMORE)