おしゃれな人の花器のこだわり、教えてください!

おうち時間が増え、花や観葉植物を生活に取り入れるモア世代が増加中! 花器を選ぶ時の基準やよく行くお店など、花器ラバーたちのアイデアをご紹介。お部屋も気持ちも明るくしてくれる植物のある暮らしのはじめ方をお届けします。

教えてくれたのは

フラワーアーティスト 前田有紀さん
花器は、モア世代の時に初めて購入。インテリアとしても愛用
スタイリスト来住昌美さん
ステイホーム中に、花を飾る機会が増え、手持ちの花器が15個に
ライター浦安真利子さん
洋服やメイクと同じように、花と花器を合わせるのが好き
スタイリスト高野麻子さん
花を飾るうえでのこだわりは置き場所。ワイン瓶を花器にすることも
フォトグラファー 石田真澄さん
家の庭に咲いている花を飾るのが習慣。所有する花器は約10個
空間スタイリスト 赤埴奈津子さん
所有する花器は10個ほどで、お気に入りは『3RD CERAMICS』

Q.どこで花器をチェックしてる?

「『TODAY’S SPECIAL』とオンラインショップ」(赤埴さん)

空間スタイリスト赤埴さんの私物花器
「手頃な値段で、小ぶりのガラスタイプの花瓶が豊富にそろう『TODAY'S SPECIAL』は定期的にチェック。韓国のおしゃれカフェに置いてあるような凝った形の花器を探す時は、インテリア雑貨店『ART OF BLACK』のオンラインショップへ。ユニークかつモダンなデザインのひと品に出合えます」(赤埴さん)
花器/私物

「花屋さんの『duft』」(高野さん)

「お花のテイストが自分好みで、定期的に通っている『duft』。売っているお花に合う、セレクトされた花器はときめくものばかり」(高野さん)

『FLASKA』(前田有紀さん)

前田有紀さんの私物花器
「一点一点ハンドメイドで製作されるマウスブローのガラスウェアブランド。手作りのぬくもりと絶妙な色合いが魅力。自分の感性が反応する花器に必ず出合えます」(前田さん)
花器/私物

Q.使いやすい形は?

「洗いやすいもの」(前田さん)

前田有紀さんの私物花器
「あらゆる花器を使って最終的にたどり着いたのは、底まで手が入って洗いやすいもの。お手入れしやすい花器は長く愛せます」(前田さん)
花器/私物

「口径と高さのバランスがいいもの」(来住さん)

『ヘンリーディーン』の花器
「ベルギーのブランド『ヘンリーディーン』のLANDコレクションのひとつ、『クレモンス』は、口径の幅と高さがほどよい。バサッと花束を飾っても、長さのあるお花を数本飾っても、バランスがとりやすいです」(来住さん)
Henry Dean(H.Clemence)クリア¥6600/TISTOU

Q.部屋が狭くてもおすすめなのは?

「壁かけがお気に入り」(浦安さん)

「陶器の壁かけフラワーベースに、自分で作った造花のフラワーアートを飾ったり、季節の花を生けて毎日違う表情を観賞して楽しんでいます」(浦安さん)
『BULLPEN』の額縁タイプの一輪ざし
高知県を拠点に活動する家具職人が手作業で作る、額縁タイプの一輪ざし。
BULLPEN Exclusive Frame Flower Vase Walnut “Dark Brown”(右)M¥5500・(左)LS¥8250/BULLPEN

Q.おしゃれに置くコツは?

「床に置く」(石田さん)

「花器は、花束の量や高さによって使い分けています。机の上や棚の上より、窓に近い床の上に置いいて楽しむことが多いです」(石田さん)

「インテリアの抜け感にする」(高野さん)

『TOUMEI』の花器
「部屋がウッディテイストなので、部屋に抜け感を出すためにも、花器はガラスのものにしています。なかでも、福岡県宗像市を拠点とするガラスウエアブランド『TOUMEI』の花瓶は、サイズと色違いで何個も持っているほどお気に入り」(高野さん)
(右)Hill Blue green¥6050・(左)Small hill gray¥4620/TOUMEI

「異なるサイズを並べる」(赤埴さん)

「花器を並べる時は、サイズや素材、デザインの違うものを組み合わせて飾っています。そうすると、空間にリズム感が生まれるんです」(赤埴さん)
撮影/花村克彦、山崎ユミ 取材・原文/海渡理恵 構成・企画/高戸映里奈(MORE) ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。