『ザ・ホテル青龍 京都清水』を拠点に、清水エリアを大満喫!
紅葉のピークを迎え、以前のにぎやかさを取り戻しつつある京都。旅行の計画を立てている方も多いのでは?古都・京都で外せない観光名所のひとつと言えば、“清水の舞台”で知られる寺院『清水寺』ですよね。ライター愛ちあんが実際に体験してきた、『清水寺』観光にぴったりのとびきりおしゃれなホテルでの滞在とモデルプランを紹介します。
12:45 宿泊地『ザ・ホテル青龍 京都清水』へ
京都駅に着いたら、まずは大きな荷物を預けるため早速宿泊地『ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)』(以下『ザ・ホテル青龍』)へ。『清水寺』へ向かう清水坂の途中にある『ザ・ホテル青龍』は、明治2年※に開校し、惜しまれながらも平成23年に閉校した清水小学校をコンバーションして建てられたヘリテージホテル。コの字型の校舎や校庭、外観・内装のモダンな装飾や瓦屋根など、当時の形や素材を保存継承したまま建てられています。卒業生にとっては当時の思い出にひたりながら母校に泊まれるというワケなんですね(エモすぎる!!)。それに、昭和からこんなおしゃれな建物が存在していただなんて……信じられないっ!
※開校後、昭和8年に現在の場所に移転新築された
(左)清水坂から見た『ザ・ホテル青龍』入口。まるでそこだけ時が止まっているかのような洗練された雰囲気が漂う。(右)かつて職員室や校長室のあった棟。現在はロビーや客室として使われている
ホテルの入口から優雅なムードが満載ですが、それは敷地内も同じ。今と昔が混ざり合う趣のある空間です。廊下や階段、踊り場などの木造部分には傷や彫刻刀で彫られた跡が残されているなど小学校として使われていた面影が随所にちりばめられていて、どこか懐かしい気持ちに。窓から見える景色など、一つひとつが素敵でため息がこぼれちゃう♡
共用部にはアーカイブコーナーもあり、そこでは清水小学校の歴史や当時の様子を知ることができる資料が展示されています。昔の写真を見たら現在の保存状態のよさに感動するハズ。
(左)中庭(右上)ロビー(右下)校庭だった空間と当時から設置されているポスト
(左上)1階廊下(左下)当時音楽室だった空間は今アーカイブコーナーに(右)2階から3階へとつながる階段の踊り場の様子
13:00 ルーフトップバー『K36 The Bar & Rooftop』へ
荷物を預けたら、『ザ・ホテル 青龍』最上階にある大人気バー『K36 The Bar & Rooftop』(以下『K36』)のルーフトップバーへ。眼下に『八坂の塔』を眺められるなど素晴らしい景色が楽しめる『K36』は、ホテルに泊まらずとも京都に訪れたら絶対に行くべきホットスポットです。写真映え抜群の「K36 ジントニック」をはじめとするドリンクメニューから、ピザやパスタ、アペタイザーなどフードメニューも大充実。眺めのよさも相まって、昼間からいい気分になっちゃいそう!
15:00 チェックイン&ゲストラウンジでカフェタイム
『K36』にて日中の京都の景色を堪能したら、フロントでチェックインを。その後は宿泊者が滞在中無料で利用できるゲストラウンジでスイーツやスナックをいただいちゃいましょう♪ ここでは簡易的なお抹茶体験もすることができるんですよ(嬉)。
(左)自分でたてたお抹茶と、お抹茶体験でもらえる干菓子。スイーツには「生八つ橋」や「カヌレ」、「酒粕チーズタルト」などが並ぶ。(右)ゲストラウンジの様子。軽食やドリンクの種類も豊富
16:00 『清水寺』観光
バーやゲストラウンジで移動の疲れを癒したら、『ザ・ホテル青龍』から徒歩8分の『清水寺』へ散策に。散歩がてら『清水寺』に行けちゃう立地のよさは、時間を気にせずゆっくり観光でき気持ちにも余裕が持てます。訪れた時期には紅葉の赤や黄色、夕暮れで刻一刻と変わっていく空の色とともに『清水寺』が眺められ、たまらない美しさでした。
18:00 フレンチレストラン『ブノワ 京都』でディナー
『ザ・ホテル青龍』の敷地には『K36』以外にもうひとつ、フレンチレストラン『ブノワ 京都』が併設されています。世界各地でミシュランの星付きレストランを展開する『アラン・デュカス』が設立したデュカス・パリ『ブノワ』は、1912年にパリにオープンして以来100年以上続く老舗ビストロ。ディナーはもちろんランチやアフタヌーンティー※もおすすめで、日没前は『八坂の塔』が目の前に見えるダイナミックな景色とともに絶品料理をいただけます。
※12/1(水)現在、アフタヌーンティーは提供を取りやめています
愛ちあんは、前菜+メイン+デザート+食後の飲みもののセットでそれぞれ好きなものを選べる「アラカルトコース」(¥7480~)をオーダー。なにを食べても舌鼓を打つ格別のおいしさで堪能しました! 女子旅ではもちろん、デートやひとり旅にもぴったりのレストランです。
『ブノワ 京都』も宿泊者以外のビジター利用がウェルカムなので、『清水寺』へ訪れる際にはあわせて立ち寄って。
(左)メイン料理「カスレブノワ風、白いんげん豆」(右)前菜「選べる3種のオードブル」やバゲット
- ブノワ 京都(BENOIT KYOTO)
場所:京都府京都市東山区清水二丁目-204-2
ザ・ホテル青龍 京都清水 別棟
時間:ランチ 11:30~15:30
ディナー 17:30~22:00
▶▶『ブノワ 京都』公式サイトはこちらから
21:00 『K36』で夜の京都景色を満喫
日中と夜、景色がどう変化するのか気になった愛ちあんは『ブノワ 京都』での食後に『K36』へ再訪。予約をして昼夜二度訪れたのは大正解でした◎! ムーディな雰囲気の中、ライトアップされた『清水寺』や『京都タワー』などを眺められオトナの夜を満喫できます♡ 暖房器具の設置やブランケットの貸出もあるけれど、防寒対策をしっかりして行くのがおすすめです。
(左)『K36』から見た『清水寺』方面の景色(右)「季節のフルーツジュース」(¥1320)
22:00 部屋でとびきりのリラックスタイムを
『ザ・ホテル青龍』の客室は全48室で、15の部屋タイプが用意されています。今回愛ちあんが宿泊したのは、上品で落ち着きのあるインテリアで統一された「スーペリアキング」。天井が高く窓も大きいため、実際の大きさよりも広く感じられます。バスルームや浴槽も広々としていて快適。何不自由なくリラックスした部屋時間を過ごせます。
(左)ベッドルームにはキングサイズベッドを設置。ベッドサイドで携帯の充電や照明調節ができる(右)既存校舎のクラシカルな雰囲気を残した部屋
(左)『ザ・ホテル 青龍』の歴史が分かるBOOKとルームキー(右)広々バスルーム&バスタブ。アメニティは世界中で愛される『ナチュラビセ』
8:30 “学べる朝食”で栄養チャージ
朝食は、2階のレストラン「restaurant library the hotel seiryu」でいただきます。かつて講堂として使われていた天井高を活かした開放的な空間と、1100冊もの書籍が並ぶ図書館を彷彿とさせる装飾が特徴です。
メニューは前菜やスープ、バゲットやフルーツなど充実の内容。メインは健康志向の高まりを受け、心身ともに良好な状態にあることを意味する「Well-being(ウェルビーイング)」をテーマに、医師監修による栄養バッチリの6種類からお好みのものをチョイスできます。地産地消を目指し京都産の食材が多く使われているのもポイント。メニュー表にはそれぞれの料理にどんな食材が使われ、体にどのような働きがあるのか詳しく明記されていて、学びながら食事を楽しめるのが学校っぽい!
メインは「ラタトゥイユと卵のそば粉ガレット」や「京の和朝御膳」などどれもおいしそうで悩みましたが、愛ちあんは「しば漬け入りリゾット 卵かけ飯風 京の銘柄鶏のそぼろ味噌風味」を選択。メニュー表には“完全栄養食の卵と赤米の美肌効果、黒米の抗酸化作用で活力に満ちた一日を”とあり、京都産こしひかりの赤米と黒米、京都ポークやブランド卵などが使われています。朝にぴったりのやさしい味わいが体に染み渡って美味♡ あっという間にたいらげちゃいました!
12:00 チェックアウト
朝食後はホテルを見学したりゲストラウンジでゆっくりしたり、素敵な空間を最後まで満喫して。チェックアウトは12時で、午前中にバタバタせずゆったりと身支度できるのが嬉しかったです。
立地、空間、サービス、食事……なにをとっても100点満点の『ザ・ホテル青龍』。ひとり旅にも女子旅にも、カップル旅や親との旅行にも、あらゆる旅スタイルにおすすめです。愛ちあんもまた必ず帰ってきたいホテルのひとつになりました。京都旅のお宿はここで決まり!
※掲載されている情報は2021年12月1日時点のもので、テキストには個人の感想が含まれます。
- ライター愛ちあん
- 元・MORE読者ブロガーのモア世代ライター。スタバやタリーズの新作レポなどグルメを中心に、ライフスタイル全般を担当中!みなとみらいのフリーマガジンを作っていたほど地元愛が強いハマっ子。夏と旅行と海を愛するアクティブ女子で、スポーツが大得意。霜降り明星が大好きなイニミニ酒袋です♡
取材・文/矢野愛 ※掲載情報については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。