「助けてくれて当たり前」は傲慢な考え。【はあちゅうのお仕事名言博物館】

会社員&フリーランスとして働いてきた作家が、自身の経験した〝仕事にまつわる名言〞を紹介します。

「やってみてわからないことだけ連絡ください」(20代・女性・起業家)

「助けてくれて当たり前」は傲慢な考え。【はあちゅうのお仕事名言博物館】_1
新年を迎え、この号を読みながら、新しいことを始めようと思っている人もきっと多いと思います。私も常に新しいことに挑戦していきたいと思っていますが、そんなふうに何かを始める時に頭をよぎるのは、大学1年でブログを始めた時のこと。

当時はまだ「ブログ」という言葉も、わかる人は一部。スマホなんてないガラケー全盛期。インターネットは、PCメールをやっと使いこなしている程度の私でしたが、書くことは好きだったので、「ネットで日記を書けるツールがある」と聞いて、「やってみたい」と思いました。

ところが、憧れの「ブログ」を始めるにもいったい何から手をつけてよいものか……。ひと口にブログといってもいろんな会社のサービスがあるみたいだけど、どこを使えばいいの? どうすれば人気ブロガーになれるの? 疑問が次から次へとわいてきます。

そこで、ブログを書いている先輩に「ブログを教えてください!!」とお願いしてみたのですが……。「やってみてわからないことがあったら連絡ください」ときっぱりと断られちゃいました。このセリフを今月の“お仕事名言”とさせてください。

「助けてくれて当たり前」は傲慢な考え

いつもは優しい先輩の、この突き放したようなひと言を聞いて、ハッと自分の甘さに気づきました。相手にとって、私にブログを教えるメリットは何もない。全部丸投げで「教えてください」なんて言うのは、相手の時間や経験に対して敬意のない振る舞いでした。自分に置き換えた場合、素人に最初から最後まで手取り足取り教えるかな……? 

と考えると、やっぱり、メリットのない相手に教えようとは思わないですよね。しかも、ブログをやりたいのはほかでもない自分なのに、なんで最初の調べるところから人任せにしてしまったんだろう。そんなふうに、本気が感じられない人に、先輩が貴重な時間を割いて教えるメリットはなおさらないはず。

自分がやりたいことなら、まずは自分で調べる

何かを始める時に、何もかも他人任せでは、結局何も身につきません。どんな勉強でもそうだけれど、まずは自分で調べて、どうしてもわからないことは経験者に聞く、というのが上達の最短ルートであり、マナー。何かを始める時に他人任せにしない、というのはこれ以降、私の絶対ルールになっています。

●はあちゅう
作家・コラムニスト。AV男優しみけんさんとの結婚生活をつづった『旦那観察日記』(インスタグラムに掲載中。@mofu_everyday)が話題


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