• 山口 弊社営業部に所属する27歳。これまでもたびたびMORE本誌の「男子ウケ」企画に参加してきた古参メンバー。良くも悪くも細かいところに目がいく性格で、女子の服装にも独自のこだわりあり。意志のあるおしゃれをしている子が好きらしい。
  •  MOREの宣伝を担当する27歳。「女子のデートコーデは、隣の男子も含めてのトータルコーディネートである」という考えを持つ、気配り上手。ちなみに、本人はいつも思わず突っ込みたくなるユニークなプリントTシャツを着用している。
  • 今井 弊社営業部所属の27歳。パリに留学していた経験があり、女子のコーディネートについてもフランスの風を感じるものに惹かれてしまうらしい……。ウワサによると、好きなタイプも外国人女性だとか!?
  • 福田 MOREの営業担当の23歳。イケメン社員としてMORE公式のインスタライブでも活躍中。最若手ながら真面目&クールな受け答えで、4人の中では一番の常識人。女子の服装も落ち着いたテイストが好み。
  • (写真1)MORE5月号掲載・撮影/森脇裕介  やっぱりワンピースが好き! 中でも好きなワンピは…… 編集A:では、今日は発売されているMOREを見ながら男子ウケしそうなコーデについて考えてみましょう。“おそらく大多数の男子が好き!”という最強の男子ウケコーデを教えてください! みかりん:皆さん個人の意見は一旦飲み込んでくださいね。じゃあ、山口くんからどうぞ! 山口:やっぱりいろいろ言っても男子はワンピースに弱いと思うんですよ。だからこの花柄ワンピ(写真1)だと思います! 今井:わかる! 僕もっすわー。 山口:だよね。ワンピースって特別感あるよね。フリフリしたのは、MORE世代になるとキツイ気がするけど小花柄は年齢に見合った可愛げが出ていい。 今井:一瞬、ワンピ単品でみると華やかすぎるかなっと思ったけど、靴とか含めて全体で見ると……これは実際かなり可愛いっすよ。 編集A:やっぱりワンピは強いんだね~。 福田:確かにワンピースは全員好きだと思うんですけどーー。 山口:お、福田のカットイン。いいね~。 みかりん:福田くん的には、ワンピはワンピでも何かもっと違う感じがいいんだ? 福田:そうですね。小さい柄がわーーって集まっているのも好き嫌いありそうだなって。 関:それは集合体恐怖症なの? 福田:いや(笑)、そういうことではないです。 関:僕もワンピースは嫌いじゃないけど、たまに着てもらうくらいがいいです。 山口:え、なんで。 関:たまにのほうが特別感出ません? 普段から気合い入れて着られたら、こっちはどうしようかなってなります。 今井:でも、学生時代とくらべて、20代女性でワンピ着てる人って少ない気がしません? 山口:たしかに。 今井:それもあってワンピに惹かれるのかも。
  • (写真2)MORE5月号掲載・撮影/アキタカオリ 編集A:最近よく見るワンピースの下にパンツをレイヤードするのは男子的にどうですか? 今井:うーん。正直重ねなくてもいいなーとは思います。なぜなら重ねなくても着られるから。 関:いやーそこはでもさ、重ねるっていう女心じゃん。そこも含めて見てほしいんだよ。 山口:わかる。そのひと手間加えた感だよね。 今井:あー。なるほど。福田はどうよ? 福田:僕は重ね着、いいと思いますよ。ワンピースってラクしてるようにも思われちゃう服だから、レイヤードしてると工夫を感じます。 みかりん:え! ラクしてるようにも思われちゃうなら、私、福田さんがいる会議でワンピ着づらいなあ。 福田:いや、僕は思わないですけど(汗)! ワンピならこのシャツワンピ(写真2)とかのほうが好きですね。シャツワンピ最強説ありますよ。ボタンを上まできっちり留めてるのもポイント高いです。 関:あー、たしかにこれいい。ほどよくラフさもあってね。 山口:この重ね着好きだわ。 今井:いいっすね。 編集A:おお! これは全員納得なんだ!  みかりん:あの、シャツワンピが男子に刺さる理由、もっと教えてください。 関:シャツであり、ワンピースであるところですね。 山口:まさに、それ。シャツのかっちり感とワンピの女子しか着られない感。 今井:ワンピースだけど張り切りすぎてないのもいいですよね。 福田:ちょっとオーバーサイズだから体型もうまく隠してくれるので、女子的にもそのあたりはうれしいのではないでしょうか? あと、こちらみたいに袖まくりするのもいいですよね。(写真3)
  • (写真3)MORE 5月号掲載・撮影/池満広大(TRON)  山口:すごい、福田がいきなりめっちゃしゃべりだした。 福田:はい、シャツワンピの時は饒舌になります。 関:福田くん、自分でもシャツワンピ持ってるでしょ? 今日も白のバンドカラーのシャツ着てるじゃん。それ、実は裾が長くてワンピースなんでしょ。 福田:いや、持ってるって言ったほうがおいしいとは思うんですけど持ってませんね。これもただのシャツです。(立ち上がって証明する) 編集A:(笑)。シャツワンピはモアでもよくプッシュしているアイテムなんですよね。清潔感があって好印象だし、シーンも選ばないし、これで男子にも人気だとすると本当に最強ですね。
  • (写真4)MORE5月号掲載・撮影/新田君彦(えるマネージメント)  王道のあのアイテムは、ほどよいピタッと感がポイントでした☆ 関:シャツワンピ以外だと、これ(写真4)も最強じゃないですか? 一同:あ~。ニットね! 関:このピタッとしすぎてないピタッと感がちょうどいい。目のやり場に困らないけど、体のラインは見えるいい塩梅。 山口:まあね。ニットは間違いないね。 今井:これは、あ~ってなっちゃいますね。 関:もうトップスがこういうニットだったら、ほかのコーデはなんでもいいくらい。あと、この出し過ぎてない背中見せも健全でいい。 編集A:少しあざといくらいでもいいってこと? 関:そうですよ。あざとくてなにが悪いんですか? 山口:でも彼女がこんな格好してたら心配になっちゃうな。 関:彼女になったら別ですよ。その場合、この上からパーカー着てもらいます。でも世間一般の男子をおっ?と思わせるなら、このくらいしちゃってもいいと思います。 みかりん:男子が好きな服って話になると、やっぱりちょっとエロ目線は入ってくるんですね。 山口:うん、それはなるね。 関:肌見せ服を着てる子を見ると、心の中でそっと敬礼しています。なかなかそんな子とは付き合えないんですけどね……(涙)って僕ばっかりしゃべったな。福田くんはどうなんだよ、ニットは。 福田:ニット……は、無敵ですね。このくらい背中がチラッと見えたニットのほうが潔くて好感度高いです。むしろハイネックとかのほうがあざとい!って思うかも。 関:体のラインも肌見せも、出すなら出すって感じでね。 編集A:男子のニット論が深すぎて、これからニット、うかつに着られないね(笑)。 今井:あともう一つ人気あるかなって思ったのが、このTシャツにチェックスカートのコーデ(写真5)です。
  • (写真5)MORE5月号掲載・撮影/森脇裕介  山口:あーこれ可愛いよね。靴がとんがってるのはちょっと怖いけど。 関:うん、可愛い。靴は、蹴られたら痛そうだけど。 山口:いや、それは想像してなかったけど。 今井:このコーディネートのいいところは、色合い。あとTシャツっていう気負いがない感じと、ピアス! ピアスですよ! 関:ピアス、気づかなかった。 今井:揺れてる輪っかのピアスいいっす。 一同:あー! 関:輪っか!輪っか!ってなりますよね。 山口:でも最近女子の間では、イヤカフがはやってるよね。こういう大ぶりなイヤリングもまだ人気なの? 編集A:(笑)。山口くんは本当に女子のファッションのことよく知ってるよね。人気ですよ、大きめも。
  • (写真6)MORE5月号掲載・撮影/アキタカオリ 女子の思う”男子ウケコーデ”は意外とまちがってる!? 堀越:女子目線で男子ウケしそうなコーデっていうと、この(写真6)カーディガンにサテンのフレアスカートがモテそうって感じますよね。 山口:えー。僕はそんなにだなー。 みかりん:いや、山口さんに好かれたい訳じゃないんで(笑)。 山口:ごめんなさい。じゃ、いちばん常識人な福田の意見を。 福田:ちょっとこの……スカートの素材が落ち着きません。 山口:うん。ツルツルなとろみ素材っておしゃれだけど、実はそんなに男ウケしないんだよね。 みかりん・編集A:え!そうなの? 今井:僕もあんまりかも。 関:うーん、そうですね。 編集A:とろみ素材ってモテアイテムだと思っている女子は多いはず。そして意外と細かく素材まで見られてることにもびっくり……。実際に聞いてみないとわからないもんですね。 堀越:ほんとですよね。さて、そろそろ“最強男子ウケコーデ”の総括をしましょう。いろんな意見が出ましたけど、みんながいちばん食いついてたのは、シャツワンピースじゃないですか?  一同:うんうん。 山口:福田は、シャツワンピ最強って言ってたしな。 みかりん:個人的に男子ウケする服としてあんまり視野に入れてなかったからびっくりしました。どちらかというと、お仕事服としていいアイテムだと思ってたし。だから、これから着なきゃって思いましたよ(笑)。 編集A:たしかにシャツワンピースは、男子ウケアイテムとしてノーマークだった。この清潔感やカジュアルさが、男子にも響くのはうれしい! 逆に同じく高評価だったニットは、王道というか、予想通り男子ウケアイテムだった(笑)。 みかりん:シャツワンピとニット。女子の皆さん、今どき男子の心をつかむのはこの2つですよ~!  編集A:次回は、「男子目線で春夏のトレンドアイテムをジャッジ編」をお届します! お楽しみに!
  • (写真7)MORE5月号掲載・撮影/川㟢一貴(MOUSTACHE)

    山口的ベストコーデ

    「本人がその服を着たくて着ているか、というのが僕的に大事。このコーデからは、その人自身のおしゃれに対する意志がすごく伝わってきます。ダブルのジャケットのセットアップって、軽いノリで着ないじゃないですか。スニーカーもジャーマントレーナー選んじゃうあたりにこだわりを感じるし。個人的にワイドパンツも好き。あと、このメガネ、『アヤメ』ですよね。僕も『アヤメ』のメガネ持ってるのでさりげなくペアルックできるのもポイントですね」
  • (写真8)MORE5月号掲載・撮影/アキタカオリ

    関的ベストコーデ

    「部屋にいても違和感がないくらいの、ラフさが好きです。この子には自分との中央線沿いの暮らしを思い描きました。一緒に近所の商店街に買い物に行く絵が想像できましたね」
  • (写真9)MORE5月号掲載・撮影/新田君彦(えるマネージメント) 

    今井的ベストコーデ

    「きらびやかな女性!って感じの雰囲気が好きです。個人的に、合コンの代名詞だと思ってる黒のVネックカットソーにも惹かれました。体のラインがほんのりわかる感じがいいですよね。あと、耳が見えてる女子がツボなんです」
  • MORE5月号掲載・撮影/アキタカオリ

    福田的ベストコーデ
    「上で挙げたのと同じコーデですが、やっぱりこれが一位ですね。シャツワンピがとにかく好きなんです……。欲を言えば袖をまくってくれたらもっと良かったです! これ、袖まくってくれないかな……」