• Q.現在同棲中の彼(以下、彼)との年齢差は何歳ですか? 同棲中の彼はプラスマイナス2歳までという人が半数を超え、年の近いカップルが多い印象。「今はお金に余裕がない、でも結婚はまだ早い」(25歳・事務)という考えもあってか、ひとり暮らしや“すぐに結婚”ではなく、まずはふたり暮らしに踏み切っているよう。
  • Q.彼とはどこで知りあいましたか? 社会人になってから知りあった彼と同棲をしている人が7割近くなのに対し、学生時代に知りあった彼と同棲している人は18%程度。社会に出て、将来を考えるタイミングで、一度、パートナーの見直しをする人が多いよう。また、アプリやSNSなどでの出会いが定着化しているのも印象的。
  • Q.交際期間はどれくらいですか? 半数以上のカップルは、つきあってから同棲するまでの期間が3年未満という結果に。3年以上つきあってからだと、逆に同棲に踏み切るきっかけがなくなってしまうのでは? どちらかの家の更新のタイミングなどで「まずは一緒に住んでみる」というのもアリかも。
  • Q.彼を除いて、これまでにつきあったのは何人ですか? ちなみに、今の彼が初めての同棲相手という人は7割以上、彼が2〜3人目の同棲相手という人は2割程度。なかには、これまで30人以上とつきあって現在の彼にたどり着いたというツワモノもいたものの、大半は結婚を意識する“真剣な相手”とのみ、同棲に踏み切るよう。
  • Q.同棲を最初に希望したのは自分と彼、どちらですか? 社会人同士のカップルとなると、忙しい毎日の合間をぬって会う時間を調整するのもひと苦労。かつ、20代同士なら、生活費も決してラクではないはず。いざ交際がスタートするとこうした現実的な問題にも直面するため、どちらともなく同棲を意識し始めるみたい。
  • Q.なぜ交際だけでなく、同棲することにしたのですか? 短い交際期間で同棲をスタートする人が多いのと比例して、50%近くが「もっと一緒にいたかったため」と回答。遠方から覚悟を決めて引っ越した人もいたものの、生活費の節約やお互いの家を行き来する手間などを考え、自然と「同棲したほうがいい」という流れになった人がほとんどだった。
  • Q.自分と彼の年収(額面)はいくらぐらいですか? 正社員として働く人は50%ほど。対して、男性は80%近くが正社員で、それ以外にも公務員や士業など、安定収入が見込める仕事についている人が多いよう。4割以上が「彼の年収は知らない」と答えているけれど、彼の職業が安定していればひとまず安心できる?
  • Q.今住んでいるのは、どちらかの家ですか?それとも新たに借りた家ですか? 6割近くがふたりで選んだ家に住んでいる。新たに借りるなら、1LDK(22%)や2LDK(22%)の間取りが必要と考えるカップルは多いみたい。20〜30代前半ということもあってか、持ち家率は低く、同棲中の家は賃貸マンション・アパートというカップルが88%。
  • Q.なぜすぐに結婚ではなく、同棲することにしたのですか? 同棲を結婚の“見極め期間”と考えている人が多かった中、彼または自分がまったく結婚に興味がないから、と答えた人も。そのほか、親が結婚に反対したため、ひとまず同棲して説得にあたっているというカップルもいれば、「彼が離婚したばかりだから」というフクザツな理由もちらほら。
  • Q.ふたりで食べる分の食費は、自炊(家で食べる)時と外食時、それぞれどちらがどれくらい払うことが多いですか? 自炊・外食問わずオール折半というカップルが4割以上を占めたが、デートなどで外食する際には彼が全額、または多めに支払うというケースも多い。ふたり共通のお財布や口座をつくっているカップルも約3割いて、家賃や光熱費だけでなく、食費や日用品代もそこから支払いをしているそう。
  • Q.住居費はどちらがどれくらい払っていますか? 彼が全額、もしくは多めに払っているというカップルも少なくないものの、結婚前ということもあってか、家賃は折半しているというケースが半数近くに。少数派の中には、彼の親が家賃を負担してくれているケースも。光熱費は彼担当というカップルが多かった。
  • Q.ふたりの間で決まっているルールはありますか? 「ケンカした時の態度」、「トイレの使い方」、「帰宅の連絡」という3点については、ルールを決めているカップル多数。特に、帰る家がひとつになったふたりにとって、ケンカをしても「家を出ていかない」、「一緒に眠る」というルールは最も重要になるみたい。
  • Q.家事の分担はどうしていますか? 「炊事」、「洗濯」、「掃除」という、生活をするうえで欠かせない家事は彼女がしているケースが多いみたい。そのせいか、「彼に直してほしいところ」としては、「家事をもっと手伝ってほしい」という声が多数聞こえてきた。分担を決めていても、彼女が気づいて先にやってしまうというカップルも多いようで、家事は“不満の種”になりがち。
  • Q.同棲を始めてから、どれくらいの頻度でデート(ふたりで日常的な食事以外のどこかへお出かけ)をしていますか? 同棲して一緒にいられる時間が増えたとはいえ、平日はそれぞれ仕事で忙しくしている分、休日はゆっくりふたりで過ごすというカップル多し。行先は買物、映画が多かった。定期的に“非日常”な場所に出かけることで、ふたりの関係性もメリハリが保てるよう。
  • Q.同棲を続けるうちに、セックスの頻度に変化はありましたか? 同棲を初めて2年未満というカップルが多いためか、同棲前後でセックスの頻度に大きな変化を感じている人は少ないよう。ただし、同棲期間が4年を過ぎたあたりから、セックスレスで悩む人が急増する現象も見られた。
  • Q.同棲して最もよかったと思う瞬間はどんな時ですか? 経済面よりも精神面の変化のほうが、同棲のメリットと感じている女性は多いよう。「彼に感謝していること」も、「先に謝ってくれる」、「わがままを聞いてくれる」といった意見が多数挙がっており、“甘えられる相手”と一緒にいられることが、最大の安心感に。
  • Q.職場では同棲していることを言っていますか? 程度の差はあれど、職場の人が知っている率は65%と高め。ちなみに、同棲前や同棲が決まった後にお互いの親に会った人は6割近く、お互いの友達に会った人は約7割におよんだ。「友達には『家が広くなっていいなー』と羨ましがられます」(26歳・販売)という声も。
  • Q.彼と何年以内に結婚する予定ですか? 結婚のはっきりした予定は見えていなくても、「同棲中の彼と結婚したい」と思っている人は約9割。「3年以内にプロポーズされなかったら、逆プロポーズするつもり」(26歳・営業)といった、年数や年齢などの具体的なリミットを想定している人が半数近くいた。
  • Q.これまでに同棲解消の危機はありましたか? 半数近くが解消の危機はまったくなかったと答えたものの、同棲を始めてケンカが増えたという人も40%近くに上っている。そのためか、ケンカのはずみで1〜2回の危機は体験した人も少なくないよう。でも、そこを乗り越えてこそ、関係が深まることもあるはず!
  • Q.“いい同棲”に必要なことはなんだと思いますか? 「お互いへの思いやり」と「お金のケジメ」を“いい同棲”の条件として挙げた人が多かった。束縛・干渉しすぎもダメだし、感謝の気持ちを忘れてもダメ。ふたりの将来のためにも、イヤな気持ちにならないためにも、親しい間こそ礼儀とお金の管理はしっかりと。