【平手友梨奈さんインタビュー 後編】私生活のおちゃめなエピソードなど、素顔に迫る! photoGallery

彼女の“今”が知りたくて 
「欅坂46」を離れ新たなステージに立った平手友梨奈。自分の足で歩み始めてから約1年、彼女の中ではどんな変化が起きているのだろうか? 今、あらためて語る平手友梨奈のソトガワ(仕事)とウチガワ(素顔)、そこから見えてきた「変わらない」想いーー。今回は、2021年MORE2月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
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ひらて・ゆりな●2001年6月25日生まれ。8作連続で「欅坂46」のセンターを務め、2020年1月に脱退を発表。今作への出演をはじめパリコレクションのオープニング映像にモデルとして参加するなど、活躍の場を広げている。2021年には映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』に佐羽ヒナコ役として出演する
平手友梨奈のウチガワ

表舞台での活躍においては「今も昔もこれからもきっと表現することは変わらない」。そう語った平手友梨奈。しかし、ひとりの女の子としては? 新生活をスタートさせてから約1年、心の内側ではどんな変化があったのか、19歳の素顔を探る。

——まずは公開中の映画『さんかく窓の外側は夜』で演じたヒウラエリカについて聞きたいと思います。彼女の好きなところはどこですか?

「なんだろう、映画ではシリアスというか、あまり喜怒哀楽を見せない感じなんですけど。原作では普通に笑ったり、叫んだり……。特別な力を持ってはいるんですけど、中身は本当に普通の女子高生らしくて。まず、そこに惹かれました」(平手友梨奈さん、以下同)

——ヒウラエリカには共感する部分がたくさんあったとか。

「はい、わからなかったのは、自分が人を呪って殺せないところや、黒い涙を流せないところくらいでした」

——今作の登場人物たちはほかの人が持たない力を持っている。同時に、他者にはなかなか理解してもらえない孤独も抱えています。唯一無二の表現力で注目を集めステージに立ち続けてきた平手さんだからこそ、その〝孤独〟もまた理解できたのかなと勝手に想像してしまうのですが。

「そうですね……でも、私だけじゃないと思うんです。誰もがきっと、どこかで孤独を感じているんだと思う。だからこそ、同じ気持ちを感じている人や自分の気持ちを理解してくれる人に出会うとうれしいというか」

——平手さんもそんな経験をしたことはありますか?

あります、全然あります。音楽や映像が〝同じ気持ち〟の出会いを届けてくれることもありますし。この世界に入ってからずっとついてくれているマネージャーさんだったり、メイクさんだったり。私の気持ちを理解してくれてサポートもしてくれる、周りの人たちとの出会いには本当に感謝していますし。心許せる人と一緒に食事する時間は私にとって大切な楽しい時間でもあって……」

——最近、そんな心許せる人たちと何を食べましたか?

「こないだ、モツ鍋を……。(ここでマネージャーさんから「でも、平手はモツを食べられないんですよ。それを忘れてお店を予約してしまった」という衝撃の発言が)。ふふ、そうなんですよ。でも、お鍋だけじゃなくサイドメニューもあったので……大丈夫。うん、全然おいしかったです
——先ほど「ヒウラエリカの普通の女子高生らしい部分に惹かれた」と言っていましたが、そこもまた平手さん自身と重なる部分だったりするのですか?

「何が普通かはわからないけど、私自身は自分のことを〝普通の女の子〟だと思っています。普通に笑うし、ふざけたりもするし、イタズラするのも好きですし」

——この間も、マネージャーさんにイタズラを仕掛けたらしいですね。

「はい。女性マネージャーさんの家に泊まりにいった時、お風呂に入っている間にインターホンの音をコッソリ変えました。突然、知らない音が鳴り出したら面白いかなと思って(笑)」

——はははは‼ 平手さんのおちゃめな一面が垣間見れたところで次の質問です。新生活をスタートさせてから約1年。お仕事に関しては「変わらない」という言葉が何度も飛び出しましたが、プライベートはどうですか? 何か変化はありましたか?

「なんだろう、何か変わったかな。人を驚かせたり喜ばせるのが好きなのはずっと変わらないし。水辺と雨が好きなのも、大きな音と閉所と怖い大人が苦手なのも、夜はなかなか眠れないのも、変わらない」

——これまで平手さんは「自分に自信がない」、「自分のことを好きになれない」と公言してきましたよね。「自分のことを好き」と思える部分は見つかりましたか?

「いや、そこも変わらないです。今でも自信はないし、自分も好きにはなれない

——大事なのは〝過去〟でも〝未来〟でもなく常に〝今〟。目の前の一瞬一瞬に全力を注ぐ姿勢も変わらないですか?

「はい。同じです」

——2021年は20歳になります。社会的には〝大人〟として扱われる年齢になりますが、平手さんの中で何か変化は起きそうですか?

「いや、たぶん変わらないと思う。18歳になる時も、19歳になる時も、何も変わらなかったし。年齢は数字でしかないという感覚もずっと変わらない。いろいろと考えてみたけれど……うん、私自身はやっぱり何も変わらない。環境は変わったのかもしれないけど、私の中で特に大きな変化はなかったんだと思います」

——では、最後に平手さんの〝これから〟について教えてください。

「目の前にあるものがすべてなので、未来のことは考えることができない。それも変わらないこと。なので、明確なビジョンはなくて。なんか、変わらないことばかりで……ごめんなさい」

——いや、そのまっすぐでブレないところが“らしさ”だ思います。

「でも、なんか、せっかく変化について聞いてくださっているので。一個くらい欲しいですよね。私も〝変わりました!〟と何か言いたい……。(マネージャーさんに向かって)近くで見ていて〝変わったな〟と思うことある? え、焼き鳥屋さんでねぎまを頼むくせに、鶏肉だけ食べるのはやめたほうがいい? それ、変わったことじゃなく、変えてほしいことじゃん(笑)。ちなみに私、ねぎはいつもマネージャーさんに食べてもらっているんです。でも、やめません。風味が大事なんだから、あのねぎ風味がついた鶏肉がおいしいんだから!(笑)」
映画『さんかく窓の外側は夜』

霊が視える特異体質に悩まされていた三角(志尊淳)は突然現れた除霊師の冷川(岡田将生)に見出され、一緒に仕事をするように。連続殺人事件を調査する中、死者たちが口にする“ヒウラエリカ”という名前。彼女の正体、そして、事件の真相とは……。新感覚の除霊ミステリーエンターテインメント。●公開中
©2021 映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 ©Tomoko Yamashita/libre

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