【石原さとみ】スペシャルインタビュー3 "本当の幸せとは?" 30代の彼女が今、想うこと photoGallery

彼女が届けたいメッセージ
石原さとみ  言葉のミチシルベ

正直に語られる等身大な“言葉”の数々。それはいつも前向きな力を届け、道標のように私たちを導いてくれた。石原さんの“過去”からつながる“今”の言葉。モア読者への心に響くメッセージ。MORE5月号に掲載中のインタビューを3回にわけてお届け
ピンクの服を着た石原さとみ

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悩み迷いながら歩いた10代と20代。30代になった彼女が今思うことモア読者に今届けたいメッセージ。

もともとの私は、人一倍、臆病ないわゆる“優等生”
(2015年3月号)

 過去にはデビュー当時を振り返り「自分の意志より、親やマネージャーさんにほめられるために頑張るいい子ちゃん。“他人の目”で自分ができていた」と語ったことも。人一倍臆病な優等生だった10代の頃。そこから大きくしなやかに変化した石原さんの軌跡が今までのインタビューに刻まれている。

「ガムシャラだったし、無我夢中だったし、目の前のことで精いっぱい。10代は自信も余裕もなく『どうしたらうまくいくんだろう』ともがいてばかりの時期でした。周りから『振り返ればどんな経験も小さな点。いつかその点と点が結びつく』と言われてもまったく腑に落ちず。今ならその意味がよ〜くわかるんですけどね(笑)。

 自分の足で歩き始めた20代は毎日が色鮮やかで目まぐるしかった。いっぱい悩みもしたけれど、あくまで前に進むための悩み。自分で選択した好きなこと、好きな仕事をしている、そう自覚しながら歩ける毎日はとても楽しくて。それはちゃんと今の自分の血肉になっているのを感じています。

 そして、30代。34歳になった私は今“本当の幸せとは何か?”を考えています。以前の私は仕事をすることが幸せだと思っていたし、仕事のために生きているような気がしていました。今も仕事はたくさんの幸せを届けてくれるけれど、それだけがすべてではないと感じるようになったというか。世の中が大きく変わった影響もあるのかな。“生きる”とはどういうことなのか考えるようになりました。今の私が思う“生きる”とは“生活をする”ということ。それをもっと豊かにしていきたい、今は自分の心がそこにフォーカスしているのを感じています。それは私に穏やかな喜びも届けてくれているんです」

 会うたびに必ず変化している。石原さとみはやっぱり進化し続ける人だ。また一歩先へと新たなステージを歩き始めた彼女に、今、モア読者に向けたメッセージを尋ねるとこんな言葉を届けてくれた。

「モア世代は悩み多き時期でもあると思います。さらに今は思うようにものごとが進まない難しい状況。焦ったり、不安になったり、苦しいと感じることもきっと多いですよね。でも、その経験はいずれ誰かを励まし、誰かの道標となる日がきっとくる。これからの私もきっといろんな出来事を経験するはず。でも、臆することなく前を向いて歩いていきたい。喜びも苦しみもすべてをちゃんと心に刻みながら」


“こうじゃなきゃいけない”というルールはつくらないかな。だって、そんな決まりをつくってしまったらつまらなくないですか?
(2020年5月号)

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