• 伊野尾慧と神宮寺勇太のメインビジュアル
    (右)伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) プロフィール
    いのおけい●1990年6月22日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『家政夫のミタゾノ』、『トーキョーエイリアンブラザーズ』などに出演。『めざましテレビ』の木曜パーソナリティを務める。8/25(水)にドラマの主題歌となるHey! Say! JUMPのニューシングル「群青ランナウェイ」をリリース。

    (左)神宮寺勇太(King & Prince) プロフィール
    じんぐうじゆうた●1997年10月30日生まれ、千葉県出身。ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』、映画『うちの執事が言うことには』などに出演。8/21(土)、22(日)に放送される『24時間テレビ44』のメインパーソナリティをKing & Princeが務める。

    伊野尾さんと神宮寺さんに5つの質問!

    Q1.このドラマのお話を聞いた時、どう思われましたか?
    デイリーモア:伊野尾さんは初の連続ドラマ単独主演、神宮寺さんは2年半ぶりのドラマ出演となりますよね。

    伊野尾さん「過去の主演作を思い返してみると、とっつー(戸塚祥太)と一緒だったんですよね。今回も神宮寺くんがいるので“単独”という言葉は大きくとらえてはいないのですが、非常にありがたいことだと思います。責任感をもっていい作品が作れるように頑張りたいと思いながら撮影しています」

    神宮寺さん「映像のお芝居が久しぶりだったので、いろいろなことを忘れているんじゃないかという不安がありました。でも、自分としてはお芝居の勉強をたくさんしたいと思っていたので、お話を頂いた時はうれしくて跳び上がりました。ありがとうございます」

    Q2.役の印象と、どのように演じるのかを教えていただけますか?
    伊野尾さん「原作のファンの方が大勢いるので、できるだけ原作に寄り添いたいなと思いつつ。でも小説なので、動きや、おのおのが想像で膨らませている部分が、“こういう解釈になったのか”というのも、楽しんでもらえたらいいなと思っています。意識しているのは二面性。高槻は大学での授業の時や初対面の人に接する時は大人びていて紳士的です。でも、自分が興味を持っている怪異だったり、怪異の経験者である尚哉や同じ研究室の親しい人には距離がぐっと近くなって。そういうところは映像で見た時に面白くなるように意識して演じています」

    神宮寺さん「台本と原作を読んで、すごく難しい役だなと思いました。尚哉は人の嘘を見抜くという特殊な能力により、孤独を抱えているんです。その孤独をどう表現したらいいのかを考えていくうちに、分かりやすく孤独な人にはしたくないなと。あくまでも見た目がちょっと地味な普通の大学生が、実はものすごい孤独を抱えていたというのが回を重ねるにつれて伝わったらいいなと思いました。それと同時に、高槻先生と出会ったことで明るくなっていく尚哉を表現できればいいなとも考えていて。果たして自分にそんなお芝居ができるのか不安でしたが、監督やおおくの方のサポートもあり、クランクインしてからすぐに不安はなくなりました。尚哉の気持ちが分かってくるようになりましたし、今はいろんなことを相談しながらのびのびと演じています」

    Q3.おふたりはドラマ初共演ですね。お互いの印象は?
    伊野尾さん「King & Princeの何人かはバラエティ番組のゲストで来てくれた子もいたんですけど、みんなちょっと天然だったり面白くて。だから神宮寺くんはどんな子なんだろう、会うのが楽しみだなって思っていました」

    神宮寺さん「これまで先輩と濃厚な時間を過ごすことってなかなかなかったんです。でも、ドラマの撮影期間は誰よりも伊野尾くんと会っているのでジャニーズの中で1番仲良くなってやろうと思いました!」

    伊野尾さん「仲良くなってると思うよ。だって毎日会ってるんだもん(笑)。神宮寺くんの印象はもう、可愛くてしょうがないですよ」

    神宮寺さん「ありがとうございます!」

    伊野尾さん「だって、俺が何気ないことを言うだけで「伊野尾くんは頭いいんですね」ってすごくほめてくれるんです。Hay! Say! JUMPにいたら特に誰もほめてくれない…。だから本当に気持ちがいいよね。これがずっと続けばいいのに(笑)」

    神宮寺さん「(笑)。僕は勝手なイメージなんですけど、伊野尾くんって人見知りなのかなって思っていて。でも、クランクインしてからめちゃくちゃ優しく話しかけてきて下さってすごく助かりました。それに伊野尾くんって本当に頭がいいんですよ。言葉の選び方が美しいから、伊野尾くんが発した漢字が僕の頭の中でキラキラキラ~って輝いて見えるんですよね。撮影期間で僕も頭がよくなるように、伊野尾くんから言葉選びのセンスを盗もうかなって思ってます」

    伊野尾さん「ほら、こんな気持ちのいいこと言ってくれるんだよ? 最高だよ」

    神宮寺さん「アハハハ! 僕は高槻先生がワンちゃんみたいなつぶらな瞳で見つめてきて下さるので、だんだんトイプードルに見えてきました。ミステリーじゃなくてラブコメかな? って錯覚します(笑)」

    伊野尾さん「アハハ! そう、イチャイチャしちゃってるんですよねー(笑)」

    神宮寺さん「そこは僕的に好きなシーンなので楽しみです」

    Q4.ふたりのシーンが多いとのことですが、どんな風に演じていますか?
    デイリーモア:ふたりのシーンはいろいろ話し合ったりしているのでしょうか?

    伊野尾さん「話し合いっていうのはないですけど、お互いに考えてきたものを現場でぶつけ合いながらうまくやっているのかなと思います」

    神宮寺さん「伊野尾くんはすごくストイックな方なので……」

    伊野尾さん「(ちょっと食い気味に)初めてだよ、こんなこと言われたの! もっと言って! 大きな声で言ってくれ、もっと(笑)」

    神宮寺さん「黒板に文字を書きながら長ゼリフを言う時もずーっと現場にいて練習されていて。こういうところをでかい背中から学んでいこうかなと」

    伊野尾さん「そんなにでかくないから(笑)。本当にね、余裕がないのよ(笑)。言ってる言葉と同じ文字を書くならいいんですけど、全然違うことを書くのが非常に難しくて。あとは役について悩んだりすることもあるので、監督さんはもちろんですけど、いろんな方の話を聞いて取り入れられるように、できるだけ現場にいるようにしています」

    神宮寺さん「僕は最近申し訳ないなって思ってきているんです。高槻先生と一緒に行動しているのに、尚哉のセリフはあまり多くなくて……」

    伊野尾さん「アハハハ! プロデューサーさん! 神宮寺くんが怒ってますよ(笑)」

    神宮寺さん「違います! 伊野尾くんがいつもロングゼリフを言う間、僕は「どういうことですか?」って質問したり、表情のリアクションを求められるくらいなので申し訳ないなって……。伊野尾くんがセリフを決め終わったあとの芝居は絶対に失敗できないので、厳重に台本を読んで挑んでいます」

    伊野尾さん「逆に僕は僕で申し訳なくて。ひと回りも上の先輩の長ゼリフをマイクも着けずに立たされて、朝から晩まで聞かされるなんてつらくてしょうがないよね」

    神宮寺さん「そんなことないですよ!」

    伊野尾さん「でもリアクションをしっかりやってくれて。それに、僕が自分の役のことでいっぱいいっぱいになっちゃって、周りの方やスタッフさんとコミュニケーションをとれなかったりする時に神宮寺くんが現場を明るくしてくれたりするので非常に助かってます」

    Q5.視聴者の方にメッセージをお願いします
    神宮寺さん「僕と高槻先生コンビの凸凹さを楽しんでほしいです。ミステリーや怪異など、いろいろな要素が詰まっていて、ちょいちょいラブコメが入っている(笑)この作品を見て、楽しい気分で次の日を迎えてもらえたらうれしいです」

    伊野尾さん「高槻先生はひとつの物事に対していろいろな解釈ができる人。高槻先生のものの見方が、今、自分が置かれている状況が大変だったりつらい人にとって、少しでも気持ちが楽になったり、明日からもまた頑張ろうと思えるようなものになればいいなと。もちろん、ミステリーとして謎解きも楽しめる作品になってると思いますので、ぜひぜひ皆さんに観ていただけたらなと思います」
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』
Season1放送:8/7から東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 毎週土曜23時40分~0時35分
Season2放送:WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド 10/10(日)23時放送・配信
原作:澤村御影『准教授・高槻彰良の推察シリーズ』(角川文庫 刊)
脚本:藤井清美、伊藤崇
音楽:信澤宣明
監督:池澤辰也、守下敏行、室井岳人
チーフプロデューサー:市野直親(東海テレビ)青木泰憲(WOWOW)
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ) 遠山圭介(東海テレビ) 高江洲義貴(WOWOW) 黒沢淳(テレパック) 近見哲平(テレパック)
制作協力:テレパック
製作:東海テレビ/WOWOW

文/的埜里菜