ようこそ、歌舞伎の世界へ!

こんにちは!しんしんです! 今回のブログテーマは歌舞伎! ついに!ついに…!歌舞伎の記事を書くことができる!!! と、いつもより若干テンションが上がって熱がこもっておりますが、あしからず笑 去年から歌舞伎座に足を運び出してそろそろ1年。 すっかり歌舞伎ファンになったわたしですが、実はまだ「幕見」に行ったことがない!ということで、今回は「幕見潜入レポート!」と題して、お送りしたいと思います☆ この「幕見」、歌舞伎ビギナーさんにこそオススメしたいんです! なので、「今まで観たことないよー」とか「歌舞伎って敷居たかそう…」って思っている方に、この記事を読んで「行ってみようかな?」と思ってもらえたら嬉しいな♪と思っています♡

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ちなみに今月は『八月納涼歌舞伎』。 三部構成で、わたしは二部と三部を幕見で観ました♡ (演目の内容に関するレビューは、長くなってしまうのでまた別の機会に…♡♡)

「幕見」って何?

さて、歌舞伎座です。 東京の歌舞伎座は日比谷線東銀座の駅から直結のとっても便利な立地! 銀座駅や築地駅からも10分くらいで歩いて行くことができます。

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歌舞伎座の座席は、4種類。 ・一階桟敷席…1階両脇。机と座布団つきの席でお弁当が食べられる。17000円くらい ・一等席…1階、15000円くらい ・二等席…2階、11000円くらい ・三階席…3階、3〜5000円くらい ここまでが前売りで買えるお席。 そして「幕見」席は…というと、 前売りはなく、当日だけ販売するお席 座席は4階で、値段は一幕1500円くらい。 (通しで買うと3000円くらい) 大抵は一部につき二幕くらいの演目があるので、せっかくなら通しで両方…!という場合が多いのですが、時間がない方やチケット代が気になる方は一幕だけの購入も可能です! こうしてみると、幕見の切符代は実に一等席の1/10! お手頃ですよね! 「歌舞伎って高いんでしょ…?」と思っていた方も、1500円なら映画と同じくらい。 そう聞くと、ちょっと行ってみようかな?ができそうだなって思いませんか?

切符を買ってみよう!

幕見席は、大抵開演時間の1時間前くらいに売り出されます。 歌舞伎座に向かって左端に看板が出ていて、現在の発売状況がわかるようになっています。

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わたしが行ったのは、日曜日の13時すぎ。 休日や人気の公演は、こーんなに並ぶことも!

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この日は第二部の『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』がお目当てだったので、14時15分の発売開始を1時間ほど待つことに。 ちなみに列が長くなると発売開始時刻が早まることもある(この日は15分繰り上げで14時発売に変更)ので、アナウンスをちゃんと聞いておくことがポイントです。

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入場までの待ち時間と幕見席のお食事事情

買えたチケットがこちら!

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チケットを受け取ったら、集合時間までご飯を調達したり、周辺を散策したりします。 歌舞伎座では、休憩中、客席内で飲食ができるのですが、普通の切符と違い、幕見席には売店がありません。 なので、お腹が空きそうだなーという方や通しで観る方は、軽めのサンドイッチやおにぎりを調達いくのがおすすめ! というのも、幕見席の場合は、だいたい60席くらいの座席が売り切れると、立ち見の販売に切り替わります。 立ち見だとお弁当よりは、片手で食べられるものが楽チンなんです♪

いざ、幕見へ!

集合時間になったら、幕見入口からエレベーターで4階に上がります。 普通の座席の入り口とは違うので注意! 正面玄関の向かって左側の看板が目印です。

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4階に上がると番号順に呼ばれるので、自分の番号が来たら列に並びます。 座席は自由なので、整理番号順に入場したら、あとは自分の好きなところに座る(立つ)だけ。
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第二部の二幕目『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』では「宙乗り」と言って、4階席の脇(写真左の黒い箱みたいなところ)から花道にかけてワイヤーで吊られる演出があると聞いていたので、宙乗りが近くで観られる下手側を選びました!

初の幕見観劇を終えて…

はてさて、初めての幕見席、感想はというと… 大満足!!!! でした! 4階席というと、だいぶ高いところから舞台を見下ろすのでちょっと遠めなのかなーと思っていたのですが、幕が開いてみると十分見える!むしろ全體が見えていいかも? 役者さんの細かい表情や舞台裝置などが気になる方は、オペラグラスや雙眼鏡を持參するといいかもしれません。 台詞だってちゃんと聞こえます。 やっぱり歌舞伎役者さんてすごい…! それと歌舞伎は言葉や表情だけでなく、所作も豊かな表現のひとつなので、体の動きを捉えるだけでも十分物語や登場人物の感情が伝わってくるんですね。 これも幕見で改めて発見したことのひとつでした。

そうはいっても3時間の立ち見は体力勝負…

実際のところ、立ち見はちょっと疲れます笑 わたしも手すりに体重をかけてみたり、膝立ちになってみたりと工夫を凝らして観ていましたが、周りを少し見てみると、他の方もそれぞれの対策方法があるようで。 幕見は、普通に指定席に座って観劇するゆとりあるスタイルと比べると少し条件が悪い部分もありますが、その中で自分が居心地のいい見方を探るのも、歌舞伎の楽しみ方としてまた一興かなと思います。

後日、第三部の幕見へ♡

すっかり味をしめてしまい、翌週のアフター5にふたたび幕見チャレンジ! 第三部の『野田版 桜の森の満開の下』へ! 17時に退社して、17時半に歌舞伎座到着。 ギリギリ間に合って、第三部の一幕目はわたしで札止め(完売)!とのことでした…! すべりこみセーフです笑

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休日よりは平日の方が、発売時間を過ぎていても買えるチャンスが残っている様子だったので、時間に都合がつく方は、平日にチャレンジしてみるといいかもしれませんね。 歌舞伎のススメ其の1、いかがだったでしょうか? みなさんが少しでも歌舞伎に足を運んでみようかなと思うきっかけになれたら嬉しいです♡ 長くなってしまったので、今回観た八月納涼歌舞伎の第二部、第三部の中身のお話はまた日を改めて、個別にブログを書くことにします。

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最後までお読みくださりありがとうございます。 *しんしん*