【島旅】与論島ですべき10のこと。ヨロン駅、コーラルウェイなどおすすめスポット<前編>
ライター矢野
矢野愛
国内で美しいビーチを堪能しようと思ったら、一番に浮かぶのは沖縄ですよね。沖縄の海ももちろんいいけれど、国内外を問わずビーチが大好きなライター矢野がずっとずっと行きたいと願っていたのは、鹿児島最南端の離島・与論島!
悲願の与論島に初上陸した私が、その魅力と、初めてのヨロンでするべき10のこと・前編をお届けします。
- 与論島ってどんな島? アクセス方法は?
- 1:上陸記念! 与論空港のモニュメントで記念撮影
- 2:『ヨロンシーサイドガーデン』で絶景ランチを堪能
- 3:与論島限定アイスを食べる
- 4:与論島ならではのフォトスポットをめぐる
- 5:ビーチでサンセットを眺める
与論島ってどんな島? アクセス方法は?
与論島は鹿児島県最南端に位置し、サンゴ礁が隆起してできた周囲約23kmの小さな離島。沖縄本島からは約23km北に位置し、琉球と奄美が混ざった独自の文化を持っています。“ヨロンブルー”と称えられる日本屈指の透明度を誇るビーチは、島内になんと60ヵ所以上! どのビーチに足を運んでも、ため息が出るほど美しい青が広がっています。
ちなみに「よろんとう」と「よろんじま」、どちらの読み方も正解。正式には「よろんじま」ですが、観光地としては「よろんとう」がよく使われているのだそう。
与論島へのアクセスは、飛行機かフェリーで。飛行機は鹿児島、奄美大島、沖縄から。フェリーは沖縄(那覇)と鹿児島から1便ずつ就航しています。矢野は今回奄美大島から飛行機で向かったのですが、所要時間は45分ほどであっという間でした。
島内の交通手段は、バス、タクシー、レンタカー、レンタルバイク、レンタサイクルがあります。奄美大島や喜界島などほかの奄美群島と同じく、自由に観光したい場合はレンタカーやレンタルバイクがおすすめ。車やバイクと比べ行動範囲は多少狭まりますが、レンタサイクルも気持ちがよいでしょう。
初めての与論島ですべき10のこと。1~5
1:上陸記念! 与論空港のモニュメントで記念撮影
与論島に到着したら、早速空港前のモニュメントで記念撮影! 与論島は風土が似ているギリシャのミコノス島と姉妹都市提携を結んでいます。そのため島の各地にはギリシャ風の真っ白なモニュメントがいくつか設置されているんですよ♪
2:『ヨロンシーサイドガーデン』で絶景ランチを堪能
島の東側に位置する『Yoron Seaside Garden(ヨロンシーサイドガーデン)』は、エメラルドグリーンの海を眺めながら軽食を楽しめるガーデン。晴れた日にしか営業しないのが、島らしくて素敵です。与論島の中心街である茶花からは車でおよそ10分ほど、港や空港からは20分ほどとちょっぴり離れています。
入場に500円必要ですが、その中にワンドリンクが含まれています。ガーデンで味わえるメニューはドリンクとハンバーガーのみ※です。
シングルとダブルから選べる「Ivan’s Burger(アイバンズ バーガー)」は、ガーデンオーナーのIvanさんが“これだ”と思える味を追求した特製品。ふかふかのバンズと肉厚のパティのお味もさることながら、絶景を眺めながらのランチはとにかく贅沢! おいしさ100倍ですよ。
※季節などにより変更の場合あり
3:与論島限定アイスを食べる
ランチの後に欠かせないスイーツは、島の中心地・茶花にある『オーシャンマーケット』で調達を♬ 『オーシャンマーケット』は、ここでしか購入できないオリジナル商品から、島の人にも大人気のお弁当やお酒、日用品など幅広い商品を取りそろえる小さなスーパー。なかでもヨロン塩を使った「ヨロンアイスクリーム」は、マストで食べるべきオリジナルのカップアイス。
フレーバーは定番の「島チョコちんすこう」や「塩マンゴー」から、期間限定の「苺チーズケーキ」まで約20種類。矢野は、ミルクアイスにあめ「ヨロンアメちゃん」を細かく砕いて混ぜ込んだ「ポッピングシャイン」(¥432)をチョイス。さっぱりしたバニラアイスと、あめのカリカリ食感がよくマッチしていましたよ。
4:与論島ならではのフォトスポットをめぐる
空港のモニュメントをはじめ、与論島には素敵なフォトスポットが盛りだくさん。特にピックアップしたいスポットは茶花~空港のそばにまとまっていて、徒歩でめぐることもできる距離感です。
ヨロン駅
「ヨロン駅」は、与論島が日本国有鉄道の周遊券指定地に含まれるようになって10周年を記念して設置されたモニュメント。与論島に鉄道が走っていた歴史はありませんが、鹿児島から奄美群島、そして沖縄本島までは海を越えてつながっている国道58号線があります。この国道を海上鉄道と考え、その途中拠点として「ヨロン駅」が誕生したんです。
正式には「天の川銀河鉄道本線 ヨロン駅」といい、夏は天の川がきれいに見える星空観察スポットでもあるんですよ♪
コーラルウェイ
「ヨロン駅」に近い「コーラルウェイ」は、与論空港のすぐ近くにあるサンゴでできた白い道。ホワイトロードとも呼ばれています。緑が広がる空間にまっすぐ通った一本道は、空の広さも相まって抜群の開放感! まるで何かの映画の中に入り込んでしまったかのような感覚を味わえます。
茶花海岸のモニュメント
島の中心街・茶花のすぐそば、穏やかな茶花海岸にある真っ白なモニュメントはまさに映え! 姉妹都市を結んでいるギリシャの風景をイメージして作られたそうです。全体を撮ってもよし、近づいて撮ってもよし、おしゃれな1枚が撮れちゃいますよ♡
王者の椅子
茶花海岸のモニュメントの近くに、ミコノス通りと呼ばれる道路があります。その道路にもギリシャの街並みが彫刻された壁や、「王者の椅子」と呼ばれるちょっとユニークなモニュメントが設置されています。「王者の椅子」は、島全体をコースとし、毎年1000人以上の人が参加するヨロンマラソンの優勝者だけが座ることを許されている椅子。マラソンの時期以外は誰でも座ってOKです。茶花海岸や『オーシャンマーケット』の近くなので、あわせてチェックしてみて。
5:ビーチでサンセットを眺める
島のどのビーチでもいいです、砂浜に腰を下ろしてサンセットを眺めましょう♪ 島にきたら、“何もしないをする時間”を作ってのんびりするのも◎。
島に降り立った瞬間から、異国情緒漂う鹿児島の離島・与論島。絶景カフェやフォトスポットを紹介した前編でした。後編では、条件が揃わないと出現しない幻のビーチ・百合ヶ浜を中心に、与論島のおすすめビーチやおみやげ情報をお届けします!
MORE WEBのアクティブ担当! 元・モア読者ブロガーのフォトライター。スタバの新作レポなどグルメを中心に、ホテルや旅行、テーマパーク情報などライフスタイル全般を執筆中。地元(横浜・湘南)が好きすぎて、過去にはみなとみらいエリアのフリーマガジンを作っていたハマっ子です♡ 夏と旅行と海が大好きで、スポーツが大得意。旅先には島や自然があふれる場所を選びがち。ファッションは行き先の空間に合わせてコーディネートを組むのが好きです:)