八木莉可子とめぐる、小田原深呼吸旅

東京駅から約1時間半。城下町のムードと海沿いの開放感が漂う小田原へ。癒されながら刺激をもらえるスポットに、八木さんと“こでかけ”してみました。

八木莉可子

やぎ・りかこ●2001年7月7日生まれ、滋賀県出身。2015年にデビュー。Netflixドラマ『First Love 初恋』や、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』など、話題作に多数出演

小田原文学館の洋館でほっとひと息

小田原文学館の外観

ジャケット¥335500・ベスト¥100100・ワンピース¥257400・靴¥239800・バッグ¥283800・ネックレス¥209000・リング¥63800/マルジェラ ジャパン クライアントサービス(Maison Margiela)

モダニズム建築の洋館で、近代文学の世界にじっくりと浸る

国の登録有形文化財に登録されている小田原文学館は、明治期に活躍した政治家が別邸として建てたもの。エメラルド色のスペイン瓦や、黒大理石を用いた階段の手すりなど、レトロモダンな細部にも惚れ惚れ。常設展示では北村透谷や坂口安吾など、小田原出身・ゆかりのある作家の作品や生涯をたどる資料を展示。鑑賞後はサンルームで庭園を眺めながら落ち着いた時間を過ごして。ちなみに、3階から2階に下りる階段の途中にある窓からは、小田原城の天守閣も望める。

小田原文学館のサンルーム

光が美しいサンルームや相模湾を望める3階への階段もレトロなムード

小田原文学館にいる八木莉可子

やぎちゃんのひとこと。

趣のある洋館はもちろんお庭も素敵で、おとぎ話の世界にいるような気分に。北村透谷と親交のあった作家・島崎藤村についての展示なども、知的好奇心をくすぐられました。

小田原文学館の階段を登る女性

■小田原文学館
住所/神奈川県小田原市南町2の3の4
電話/0465-22-9881

営業時間/3〜10月/10:00〜17:00、11〜2月/10:00〜16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(祝日または振替休日の場合は翌平日)、12月28日〜1月3日
HP/https://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/literature-museum/bungakukan.html
入館料/大人¥250

撮影/嶌村吉祥丸 ヘア&メイク/池田奈穂 モデル/八木莉可子 スタイリスト/石田 綾 取材・原文/海渡理恵 ※MORE2023年11月号掲載