サイクリングでアートめぐり in 直島

フェリーの発着本数が多めの直島を最終日にすれば、気分で帰りの時間を調整できるのが◎。宮浦港のフェリー乗り場の付近、自転車で回りやすい直島のオススメスポットをご紹介!

直島のフェリー

「直島パヴィリオン」

直島パヴィリオン

直島パヴィリオン 所有者/直島町 設計/藤本壮介建築設計事務所

“27の島で構成される直島町の、「28番目の島」”というコンセプトで作られた作品。三角形のステンレス製メッシュを約250枚も使用し形づくられている。中に入り空抜けで撮影をすると、不思議な遠近感の面白い写真が撮影できるのも◎。

直島パヴィリオンにいる女性

「直島パヴィリオン」
住所/香川県香川郡直島町2249の62
営業時間/24時間
休業日/無休
料金/無料

『直島銭湯「I♥湯」』

直島銭湯「I♥湯」の外観

大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」(2009) 写真/渡邉 修

アート作品でありながら、島民の方々や旅行者が実際にお風呂につかり利用できる銭湯。人気アーティスト・大竹伸朗が外観、内装以外にも浴槽や風呂絵などを手がけているため、全身で大竹ワールドを堪能できる。旅の疲れを洗い流しに寄ってみては?

直島銭湯「I♥湯」の外観 ライトアップ

夜になるとライトアップも!

直島銭湯「I♥湯」の内観

『直島銭湯「I♥湯」』
住所/香川県香川郡直島町2252の2
電話/087-892-2626
営業時間/13:00〜21:00(最終受付20:30)
休業日/月曜(祝日の場合は翌日)
料金/大人¥660

「赤かぼちゃ」

直島「赤かぼちゃ」のモニュメント

草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 ©YAYOI KUSAMA

“直島といえば!”なアイコニックな姿は、世界的現代アーティスト・草間彌生の作品。高さ4m、幅7mもある大きなかぼちゃ形のオブジェは、表面の水玉から中に入れる構造。外から写真を撮るのもあり、中から海を眺めるのもありな絶対に訪れたい名所。

「赤かぼちゃ」
住所/香川県香川郡直島町2249の49
電話/087-892-2222
営業時間/24時間
休業日/無休
料金/無料

『ミカヅキショウテン』

『ミカヅキショウテン』の外観

小さな物置小屋をリノベーションした趣あるコーヒースタンド。こわだりの「エスプレッソ」(¥400)を中心に、「カフェラテ」(¥600〜)や「エスプレッソトニック」(¥650)などの変わり種も楽しめる。オリジナルTシャツやグッズも販売しているので、おみやげもGETできちゃう!

『ミカヅキショウテン』のドリンク

『ミカヅキショウテン』
住所/香川県香川郡直島町2291の5

電話/087-813-1322
営業時間/8:30〜17:00
休業日/木曜
HP/https://mikazukishoten.jp/

旅の拠点にオススメの宿

アートと泊まれる、アートを買える『直島旅館 ろ霞』

『直島旅館 ろ霞』の外観

全室スイートの露天風呂付き客室が話題の本格旅館。開放的な露天風呂からは、直島の里山の風景を眺めることができる。和モダンの洗練された室内には、全室に同じ作家のさまざまな作品が半年周期で展示されており、作品が気に入れば客室のタブレットから購入の抽選に応募できるという画期的なシステムも。ディナーでは瀬戸内の魚を中心とした会席料理や、1日9食限定の寿司会席が楽しめる。まさに五感で満喫できる、アート好きにイチ押しの注目宿!

『直島旅館 ろ霞』の露天風呂
『直島旅館 ろ霞』の客室

寝室スペースにもアート作品が

『直島旅館 ろ霞』囲炉裏

囲炉裏を囲みながらお酒を楽しめる

『直島旅館 ろ霞』
住所/香川県香川郡直島町1234
電話/087-899-2356
HP/https://roka.voyage
料金/1泊1室2名利用時、1名あたり(2食つき)¥42000〜

撮影/高村瑞穂 ※MORE2023年11月号掲載