心を豊かにして、新しい感動をくれるアートイベントが多数開催予定! 観るべきポイントの解説も! 大混雑間違いなしと言われるホットな展示を紹介。どれも観る価値ありだから、逃さないよう早めに事前チケットを予約しておいて。

CONTENTS
  1. 【1】ゴッホと静物画—伝統から革新へ
  2. 【2】モネ 連作の情景
  3. 【3】イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル Yves Saint Laurent, Across the Style
  4. 【4】ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷 あなたのまわりは 旅のヒントにあふれている
  5. 【5】パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
  6. 【6】マリー・ローランサン ─時代をうつす眼
  7. 【7】印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
  8. 【8】マティス 自由なフォルム
  9. 【9】永遠の都ローマ展
  10. 【10】横尾忠則 寒山百得
  11. ほかにも全国各地でアート展が開催中!

【1】ゴッホと静物画—伝統から革新へ

開催日:2023年10月17日〜2024年1月21日
見どころ:国内外の貴重なゴッホ作品が25点も集結!
場所:SOMPO美術館

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》 1888年  SOMPO美術館

❶フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》 1888年  SOMPO美術館

17世紀から20世紀初頭までの静物画の流れを、ゴッホを軸にひもとく

画家が主観で描くことができる静物画。誰もが知るゴッホの、大胆な色彩と力強い筆致からなる独自のスタイルも、たくさんの静物画を描くことで生まれたそう! この展示では、ゴッホが先人たちから何を学び表現したか、次世代の画家にどんな影響を与えたかを69点の作品と共に解説。ゴッホを知りたいなら必ず観ておきたい!

フィンセント・ファン・ゴッホ《麦わら帽のある静物》 1881年  クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー

❷フィンセント・ファン・ゴッホ《麦わら帽のある静物》 1881年  クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー ©2023 Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands

フィンセント・ファン・ゴッホ《赤と白の花をいけた花瓶》 1886年 ボイマンス・ファン・ブーニンヘン美術館、ロッテルダム フィンセント・ファン・ゴッホ《アイリス》 1890年 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)アドルフ=ジョゼフ・モンティセリ《花瓶の花》 1875年頃 クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー

(右)❸フィンセント・ファン・ゴッホ《赤と白の花をいけた花瓶》 1886年 ボイマンス・ファン・ブーニンヘン美術館、ロッテルダム Collection Museum Boijmans Van Beuningen, Rotterdam (中)❹フィンセント・ファン・ゴッホ《アイリス》 1890年 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団) Van Gogh Museum, Amsterdam(Vincent van Gogh Foundation) (左)❺アドルフ=ジョゼフ・モンティセリ《花瓶の花》 1875年頃 クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー ©2023 Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands

CHECK!

花の静物画を数多く残したゴッホ。なかでも有名な『ひまわり』にも焦点を当て、ゴッホ以外の画家たちの“ひまわり”作品も展示。また『ひまわり』(❶)と並ぶ代表作『アイリス』(❹)も! 2点の構図や、色の対比にぜひ注目を。

SOMPO美術館
住所/東京都新宿区西新宿1の26の1
営業時間/10:00〜18:00(11月17日、12月8日は〜20:00)
休館日/月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始 
HP/https://gogh2023.exhn.jp/
観覧料/大人(前売券)¥1800、大人(当日券)¥2000

【2】モネ 連作の情景

開催日:2023年10月20日〜2024年1月28日
見どころ:モネの代表作60点以上が一堂に会する♡
場所:上野の森美術館

《ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ》1904年 〈積みわら、雪の効果〉1891年

(右)《ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ》1904年 油彩、カンヴァス 65.7×101.6cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー © National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon. 1983.1.27 (左)〈積みわら、雪の効果〉1891年 油彩、カンヴァス 65.0×92.0cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland. Bequest of Sir Alexander Maitland 1965

世界の貴重なコレクションが一挙集結。壮大なモネの芸術世界を堪能して!

優しい色合いとあたたかさを感じる光の表現で、移ろいゆく自然や情景の一瞬の表情をキャンバスにとじ込めた天才画家、クロード・モネ。この展示では、彼の探究心が感じられる「連作」にスポットを当て、“時と光”を見つめ対話し続けた画家の生涯を振り返る。国内外40館を超える美術館から厳選された貴重な作品を、ぜひその目でしっかり観て感じて。

《昼食》1868-69年

《昼食》1868-69年 油彩、カンヴァス 231.5×151.5cm シュテーデル美術館 © Städel Museum, Frankfurt am Main

CHECK!

〈積みわら〉、〈ウォータールー橋〉、〈睡蓮〉など有名連作を一気に観られるチャンス。さらに日本初公開となる人物画の大作『昼食』の展示も。東京展、大阪展で出品作品が異なるのでどちらも行きたい!

上野の森美術館
住所/東京都台東区上野公園1の2 
営業時間/9:00〜17:00(金〜日曜は〜19:00)〈入館は閉館の30分前まで〉
休館日/12月31日、2024年1月1日
巡回展:【大阪会場】@大阪中之島美術館 5階展示室
会期:2024年2月10日〜5月6日
住所/大阪府大阪市北区中之島4の3の1
営業時間/10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(2月12日、4月1日、15日、22日、29日、5月6日は開館)
--------------------------------------------------
HP/www.monet2023.jp

【3】イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル Yves Saint Laurent, Across the Style

開催日:2023年9月20日~12月11日
見どころ:“モードの帝王”イヴ・サンローランのクリエーションが一堂に!

場所:国立新美術館

カクテル・ドレス—ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション

カクテル・ドレス—ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション
© Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger

2002年に引退するまで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、女性たちに刺激を与え続けてきた偉大なるデザイナー、イヴ・サンローランの大回顧展。110体のルックのほか、アクセサリーやドローイング、写真を含む約300点を展示。

オフィスでのイヴ・サンローラン、パリのマルソー大通り5番地のスタジオにて

オフィスでのイヴ・サンローラン、パリのマルソー大通り5番地のスタジオにて、1986年 © Droits réservés

\グッズも魅力的!/

  • トートバッグ
    A4サイズも余裕で入る大容量トート!(¥8800) 上品なロゴデザインで、さまざまなコーデにもマッチ。肩にかけやすい長めのハンドルも◎。
  • ハードカバーノートブック
    高級感のあるハードカバーノートブック(¥2800) 中面もシンプルなデザインだから、どんな場面でも使えそう♡
  • ドキュメントケースつきのレターセット
    ドキュメントケースつきのレターセット(¥3700) 便箋3柄(12枚)、封筒(4枚)、シール入りの豪華ラインナップ!

国立新美術館 企画展示室1E
住所/東京都港区六本木7の22の2
営業時間/10:00〜18:00(金・土曜は〜20:00)(入場は閉館の30分前まで)
休館日/火曜

HP/https://ysl2023.jp
観覧料/大人(当日券)¥2300

【4】ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷 あなたのまわりは 旅のヒントにあふれている

開催日:2023年11月25日〜12月28日
見どころ:ノスタルジック&フォトジェニック!
場所:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)

ホテルベルヴェデーレ スイス、フルカ峠 スカイライン キュラソー島、ウィレムスタット

(右)ホテルベルヴェデーレ スイス、フルカ峠 Carlo Kuettel(@carlokuttel),Hotel Belvédère (左)スカイライン キュラソー島、ウィレムスタット Jeffrey Czum(@jeffreyczum), Skyline

人気映画監督の作品世界のような美しい風景写真を集めた新感覚の展示会

『グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬ヶ島』などの映画監督を務めたウェス・アンダーソン。彼のセンスあふれる世界観を切り取ったような写真を投稿するInstagramコミュニティ『Accidentally Wes Anderson(AWA)』発の展覧会。日本では2023年4月に初開催され、あまりの人気ぶりに渋谷にカムバック! 300点あまりの写真作品がずらりと並び、世界各地の秘密の場所を訪れる人々の旅を疑似体験できる。

マリーズ・チョコレート

マリーズ・チョコレート アメリカ、オハイオ州、クリーブランド @Accidentally Wes Anderson(@accidentallywesanderson), Malley’s Chocolates

CHECK!

風景に隠された想い出や歴史を、写真だけでなくインスタレーションやサウンドで表現。きっと旅へのインスピレーションがかき立てられるはず。ちなみに、会場内は写真&動画撮影OK。想い出をたくさん残して。

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷 あなたのまわりは 旅のヒントにあふれている」のグッズ

goods

『AWA』のアイコンとなっている“ニット帽”をデザイン化した東京会場オリジナルグッズが登場! 韓国の展示で飛ぶように売れたグッズも直輸入販売されるそう

ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)
住所/東京都渋谷区渋谷2の21の1
営業時間/11:00〜19:00(入館は18:15まで)〈土曜は〜20:00(入館は19:15まで)〉
休館日/無休
HP/https://awa2023.jp/
観覧料/大人(前売券)¥2000、大人(当日券)¥2200(2023年10月〜販売)

【5】パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ

開催日:2023年10月3日〜2024年1月28日
場所:国立西洋美術館

ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年/ポンピドゥーセンター(1936年国家購入)

ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年/ポンピドゥーセンター(1936年国家購入) Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne - Centre de création industrielle ©Centre Pompidou, MNAM-CCI/Georges Meguerditchian/Dist. RMN-GP

近現代美術の傑作が揃うパリで人気の複合文化施設『ポンピドゥーセンター』の所蔵品から、キュビスムの歴史を語るうえで欠くことのできない貴重な作品、約140点が一堂に会す。

会期:開催中〜2024年1月28日(日)まで
住所/東京都台東区上野公園7の7
電話/050-5541-8600
営業時間/9:30〜17:30(金・土曜〜20:00)〈入館は閉館の30分前まで〉
休館日/月曜(そのほか『国立西洋美術館』に準ずる)
HP/https://cubisme.exhn.jp
観覧料/大人¥2200

【6】マリー・ローランサン ─時代をうつす眼

開催日:2023年12月9日〜2024年3月3日
見どころ:キュビスムを学んだ女性画家
場所:アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《プリンセス達》

マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館

1920年代のパリで成功を収め、有名になったマリー・ローランサンの軌跡をたどる

20世紀前半に活躍した画家マリー・ローランサンは、パリのアカデミーで学び、第一次・第二次世界大戦中も筆を折らず、1956年に72歳で亡くなるまで、精力的に作品を制作し続けた。彼女が生きた激動の時代のムードを色濃く残すその画業を、関連画家たちの作品と比較しつつ、隠れた魅力を掘り下げる。

マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館

マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館

CHECK!

ココ・シャネルと同じ年に生まれたマリー・ローランサン。彼女の描く絵画はパステル調の淡い色調と優美なフォルムだけでなく、ファッションセンスも◎。おしゃれ好きなあなたは、ぜひそこにも注目して!

アクリルキーホルダー/マリー・ローランサン 二人の少女

アクリルキーホルダー/マリー・ローランサン《二人の少女》¥550

goods

マリー・ローランサンの優美な絵画が描かれたグッズやポストカードがそろい踏み。アクリルキーホルダーやマグネットも。お買い逃しなく!

アーティゾン美術館
住所/東京都中央区京橋1の7の2
営業時間/10:00〜18:00(2月23日を除く金曜は〜20:00)〈入館は閉館の30分前まで〉
休館日/月曜(1月8日、2月12日は開館)、12月28日〜1月3日、1月9日、2月13日
HP/https://www.artizon.museum/exhibition/detail/561
観覧料/日時指定予約制。ウェブ予約チケット大人¥1800、窓口販売チケット大人¥2000

【7】印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

開催日:2024年1月27日〜4月7日
見どころ:印象派の国際的広がりを肌で感じて
場所:東京都美術館

チャイルド・ハッサム 《花摘み、フランス式庭園にて》クロード・モネ 《睡蓮》

(右)チャイルド・ハッサム 《花摘み、フランス式庭園にて》1888年、油彩、カンヴァス ウスター美術館 Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87 (左)クロード・モネ 《睡蓮》 1908年 油彩、カンヴァス ウスター美術館 Museum Purchase, 1910.26

All images courtesy of the Worcester Art Museum

日本初公開の作品がほとんど!! 大西洋を渡った印象派にスポットを当てて

印象派の国際的な広がりを紹介。アメリカ・ボストン近郊に位置する『ウスター美術館』のコレクションを中心に、印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派とアメリカをはじめとする国外の印象派の受容と展開をたどる。海を越えて咲いたアメリカ印象派の素晴らしさに心躍らせて。

CHECK!

有名なモネの『睡蓮』もお目見え。アメリカ印象派をけん引したハッサムやカサットの作品も。カサットは女性が画家になることが難しかった時代に、道を切り開くべく奮闘した女性。彼女の絵からはパワーがもらえそう!

This exhibition was organized by the WORCESTER ART MUSEUM

東京都美術館
住所/東京都台東区上野公園8の36
営業時間/9:30〜17:30(金曜は〜20:00)〈入室は閉室の30分前まで〉
休館日/月曜(2月12日、3月11日、25日は開室)、2月13日
HP/https://worcester2024.jp
観覧料/未定

【8】マティス 自由なフォルム

開催日:2024年2月14日〜5月27日
見どころ:鮮やかな作品をたっぷりと!
場所:国立新美術館

アンリ・マティス《ブルー・ヌード IV》

アンリ・マティス《ブルー・ヌード IV》1952年 切り紙絵 103×74cm オルセー美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託) ©Succession H. Matisse Photo:François Fernandez

マティスの愛した手法「切り紙絵」を本格的に紹介するレアイベント

洗練されたフォルムで人々を魅了するマティスの作品。近年韓国雑貨から火がつき、若い世代を中心に再ブーム中! そのマティスが晩年たどり着いたのは、色を塗った紙をはさみで切り取り、紙に貼る「切り紙絵」。キャリアの絶頂期に編み出したその技法作を中心に、約150点を集めた、極めて貴重な展示。

アンリ・マティス《花と果実》

アンリ・マティス《花と果実》1952-1953年 切り紙絵 410×870cm ニース市マティス美術館蔵 © Succession H. Matisse Photo François Fernandez

アンリ・マティス《白色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)》

アンリ・マティス《白色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)》1950-1952年 切り紙絵 126.5×196.5cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo: François Fernandez

CHECK!

切り紙絵作品の中でも最も巨大な部類である『花と果実』を日本初公開。約4m×8mの大作に圧倒されて! マティスがデザインしたヴァンスの礼拝堂の再現も。旅行気分も味わえる。

国立新美術館
住所/東京都港区六本木7の22の2
営業時間/10:00〜18:00(金・土曜は〜20:00)(入場は閉館の30分前まで)
休館日/火曜(4月30日は開館)
HP/https://matisse2024.jp
観覧料/未定

【9】永遠の都ローマ展

開催日:2023年9月16日~12月10日
場所:東京都美術館

《カピトリーノのヴィーナス》

《カピトリーノのヴィーナス》 2世紀 カピトリーノ美術館蔵 ©Roma, Sovrintendenza Capitolina ai Beni Culturali / Archivio Fotografico dei Musei Capitolini

世界最古ともいわれるローマの『カピトリーノ美術館』の所蔵品を中心に彫刻・絵画などを展示。

東京都美術館
住所/東京都台東区上野公園8の36
電話/050-5541-8600
営業時間/9:30〜17:30(金曜〜20:00)〈入室は閉室の30分前まで〉
休室日/月曜、10月10日(10月9日は開室)
HP/https://roma2023-24.jp
観覧料/大人(当日券)¥2200(土・日曜・祝日のみ日時指定予約制)

【10】横尾忠則 寒山百得

開催日:2023年9月12日~12月3日
場所:東京国立博物館 表慶館

横尾忠則《2022-12-01》

横尾忠則《2022-12-01》2022年

現代美術家・横尾忠則が、中国、唐の時代に生きた伝説的なふたりの詩僧・寒山拾得を独自の解釈で再構築。3年にわたる創作活動で生み出された「寒山拾得」シリーズの完全新作102点を一挙初公開。

東京国立博物館 表慶館
住所/東京都台東区上野公園13の9
電話/050-5541-8600(ハローダイヤル)
営業時間/9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(10月9日は開館)、10月10日
HP/https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kanzanhyakutoku
観覧料/大人(当日券)¥1600

ほかにも全国各地でアート展が開催中!

【大阪府】テート美術館展 光 ─ ターナー、印象派から現代へ

開催日:2023年10月26日〜2024年1月14日
見どころ:「光」をテーマに作品を厳選
場所:大阪中之島美術館(5階展示室)

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《湖に沈む夕日》

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《湖に沈む夕日》1840年頃 Photo: Tate

時代・地域・ジャンルの縛りなく、展示構成のセンスも抜群!

中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランドで話題となってきた世界巡回展のラストは大阪! 英国の『テート美術館』から、異なる時代や地域で制作された約120点の作品が集結。絵画、彫刻、インスタレーション、映像などの多様な作品から、さまざまなアーティストたちがどのように「光」の特性とその輝きに魅了されたのかを検証する。

ジョン・ブレッド《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》

ジョン・ブレッド《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》1871年 Photo: Tate

CHECK!

約120点中、およそ100点が日本初出品! 『光と色彩(ゲーテの理論)──大洪水の翌朝──創世記を書くモーセ』も来日。光を用いた大型空間芸術作品も。芸術に思いきり浸れるはず♪

テート美術館展 グッズ

❶ぬいぐるみ 透明な球における反射クッション¥4620 ❷ぬいぐるみ 水で半分満たされた透明な球における反射と屈折KCポーチ¥1430 ❸ぬいぐるみ 愛と巡礼者 羽ポーチ¥1760

goods

図録だけでなく、展示絵画をモチーフにしたキュートなグッズが続々。

大阪中之島美術館 5階展示室
住所/大阪府大阪市北区中之島4の3の1
営業時間/10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(1月8日は開館)、12月31日、1月1日
HP/https://tate2023.exhn.jp/
観覧料/大人¥2100 

【滋賀県】ガウディとサグラダ・ファミリア展

開催日:2023年9月30日〜12月3日
見どころ:ガウディの建築思想と造形原理を読み解く!
場所:佐川美術館

サグラダ・ファミリア聖堂(降誕の正面側)

サグラダ・ファミリア聖堂(降誕の正面側)、2023年1月撮影 ©Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

一度観たら忘れられないユニークな建築の神髄に迫る!

“未完の聖堂”と言われていたガウディの『サグラダ・ファミリア聖堂』の建設がいよいよ最終段階に! 100点以上の図面や模型、写真や資料を用いて、プロジェクトが持つ社会的意義や時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力を解剖!

サグラダ・ファミリア聖堂内観

サグラダ・ファミリア聖堂内観、2020年5月撮影 ©Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

CHECK!

聖堂の現在の姿を、最新映像を通して鑑賞可能。ドローン撮影で肉眼ではとらえられない景色が観られるのも◎。ステンドグラス越しの光が聖堂内を彩るムービーは圧巻!

(右)ブックカバー・(中)ペンケース(ペンは別売)各¥1650・(左)アクセサリー

(右)ブックカバー・(中)ペンケース(ペンは別売)各¥1650・(左)アクセサリー¥6490〜

goods

イラスト入りグッズやステンドグラスをイメージしたアクセも。

佐川美術館(WEB事前予約制)
住所/滋賀県守山市水保町北川2891
営業時間/9:30〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(祝日の場合は翌平日)、11月28日

巡回展:【愛知会場】@名古屋市美術館
会期:12月19日〜2024年3月10日
住所/愛知県名古屋市中区栄2の17の25[芸術と科学の杜・白川公園内]
営業時間/9:30〜17:00(2月23日を除く金曜は〜20:00)
休館日/月曜(1月8日、2月12日は開館)、12月29日〜1月3日、1月9日、2月13日
--------------------------------------------------
HP/https://gaudi2023-24.jp/
観覧料/大人¥1300(滋賀会場) ●愛知会場は未定

【全国】今注目のアートスポットをチェック
【全国】おすすめの美術館をチェック