【東京】デートにおすすめのアートスポット6選。人気美術館のほか、おしゃれなランチも!
MORE編集部
カップルで美術館などを巡る、東京都内のアートなデートにおすすめのスポットは?『国立新美術館』など、人気美術館や注目のアート施設も。お散歩感覚で回れるアートスポットのほか、デートにおすすめのグルメスポットも紹介します。
- 1. 国立新美術館
- 2. 根津美術館
- 3. SCAI THE BATHHOUSE
- 4. 上野恩賜公園
- 5. 21_21 DESIGN SIGHT
- 6. WALLS TOKYO
- 都内アートデートにおすすめ!グルメスポット4選
- デートにおすすめのスポットをチェック!
1. 国立新美術館
黒川紀章設計の造形美の中でモードな世界を堪能したい!
日本を代表する建築家・黒川紀章が設計した、国内最大級の展示スペースを有する美術館。建物のいちばんの特徴は波のような有機的な曲線を描く巨大なガラスカーテンウォールで、この美しい造形を目当てに訪れる人も多い。独自のコレクションを持たず、年間を通して多様な企画展が開催され、いつ来ても新しい展示を観られるという強みも。12月11日までは話題の「イヴ・サンローラン展」が開催中。建築にもファッションにも興味津々な感度の高いふたりにぴったり。
“モードの帝王”イヴ・サンローランのクリエーションが一堂に!
2002年に引退するまで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、女性たちに刺激を与え続けてきた偉大なるデザイナー、イヴ・サンローランの大回顧展。110体のルックのほか、アクセサリーやドローイング、写真を含む約300点を展示。
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「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル Yves Saint Laurent, Across the Style」
会期:開催中〜12月11日(月)まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
HP/https://ysl2023.jp
観覧料/大人(当日券)¥2300
展示だけでなく建物自体も見どころ満載
展示室とガラスカーテンウォールの間は吹き抜けの空間に。そこには円錐を逆さにしたようなコンクリートの構造物がふたつそびえ立ち、上面にはカフェやレストランが併設されている
♦︎国立新美術館
住所/東京都港区六本木7の22の2
電話/050-5541-8600(ハローダイヤル)
営業時間/10:00〜18:00(企画展会期中の金・土曜は〜20:00)〈入場は閉館の30分前まで〉
休館日/火曜(祝日または振替休日の場合は翌平日)
HP/https://www.nact.jp
2. 根津美術館
至高の古美術と広大な庭園。深呼吸したくなる空間で日常をリセット
実業家で茶人でもあった根津嘉一郎が収集した、日本・東洋の古美術コレクションを保存・展示している。現在、所蔵品は国宝や重要文化財を含め、約7600点以上にものぼる。正門をくぐるとすぐに現れる、竹の外壁をあしらった直線のアプローチは和モダンなムードたっぷりで、歩くだけで非日常な空間に浸れると評判。2万㎡を超える敷地内には広大な日本庭園も。展示を鑑賞したあとは、都会の喧騒を忘れさせてくれる豊かな自然にも癒されてみて。
佇むだけで絵になる素敵な庭園に感激
みずみずしい緑に囲まれた庭園は中央の池に向かってすり鉢状のつくりになっている。かなり広さがあり、ゆったりと時間をかけて散策できる。園内の茶室や石像など、あれこれチェックしながら歩くのも楽しい
庭園を望めるカフェもデートにおすすめ
NEZUCAFÉ
光がさんさんと射し込む併設のカフェでは、ガラス越しに季節の景色を楽しむことができる。特に庭園に面したカウンター席は一番人気。
営業時間/10:00〜16:30(〜16:00〈LO〉)
●『根津美術館』入館者のみ利用可
♦︎根津美術館
住所/東京都港区南青山6の5の1
電話/03-3400-2536
営業時間/10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、年末年始、展示替え期間(祝日の場合は翌火曜)
HP/https://www.nezu-muse.or.jp/
入館料/特別展の場合大人¥1500、企画展の場合大人¥1300(いずれもオンラインにて日時指定予約制)
3. SCAI THE BATHHOUSE
昔にタイムスリップしたような懐かしさ漂うユニークなギャラリー
200年の歴史を持つ、由緒ある瓦屋根の銭湯をリノベーション。銭湯のレトロな風情をそのまま引き継いだ、現代美術がメインのアートギャラリーは、新進気鋭の日本人アーティストから海外の優れた作家の作品まで積極的に紹介しているのが特徴。観覧無料なので、気軽に何度でも立ち寄れるのもうれしい限り。
昔ながらのげた箱や元銭湯らしい番台がそのまま生かされた内装もユニークで、高い天井から光が射し込む展示スペースは開放感たっぷり。
SCAI THE BATHHOUSE
住所/東京都台東区谷中6の1の23・柏湯跡
電話/03-3821-1144
営業時間/12:00〜18:00
休廊日/日・月曜、祝日
HP/https://www.scaithebathhouse.com/ja/
観覧料/無料
4. 上野恩賜公園
上野恩賜公園の敷地内には、美術館や博物館など、アートな施設がいっぱい。公園内をのんびり散策しながら、今話題の展示をまるっとチェック!
@東京都美術館
「永遠の都ローマ展」
世界最古ともいわれるローマの『カピトリーノ美術館』の所蔵品を中心に彫刻・絵画などを展示。
会期:開催中〜12月10日(日)まで
住所/東京都台東区上野公園8の36
電話/050-5541-8600
営業時間/9:30〜17:30(金曜〜20:00)〈入室は閉室の30分前まで〉
休室日/月曜、10月10日(10月9日は開室)
HP/https://roma2023-24.jp
観覧料/大人(当日券)¥2200(土・日曜・祝日のみ日時指定予約制)
@国立西洋美術館
「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」
近現代美術の傑作が揃うパリで人気の複合文化施設『ポンピドゥーセンター』の所蔵品から、キュビスムの歴史を語るうえで欠くことのできない貴重な作品、約140点が一堂に会す。
会期:開催中〜2024年1月28日(日)まで
住所/東京都台東区上野公園7の7
電話/050-5541-8600
営業時間/9:30〜17:30(金・土曜〜20:00)〈入館は閉館の30分前まで〉
休館日/月曜(そのほか『国立西洋美術館』に準ずる)
HP/https://cubisme.exhn.jp
観覧料/大人¥2200
@東京国立博物館 表慶館
「横尾忠則 寒山百得」展
現代美術家・横尾忠則が、中国、唐の時代に生きた伝説的なふたりの詩僧・寒山拾得を独自の解釈で再構築。3年にわたる創作活動で生み出された「寒山拾得」シリーズの完全新作102点を一挙初公開。
会期:開催中〜12月3日(日)まで
住所/東京都台東区上野公園13の9
電話/050-5541-8600(ハローダイヤル)
営業時間/9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日/月曜(10月9日は開館)、10月10日
HP/https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kanzanhyakutoku
観覧料/大人(当日券)¥1600
5. 21_21 DESIGN SIGHT
ユニークなデザインに触れながら身の回りの“日常”を再発見
自然と人とのつながりをアートの視点から体感
東京ミッドタウン内に優雅に佇む展示施設は、三宅一生をはじめとした気鋭の3名のデザイナーがディレクターとなり2007年に始動。“日常”にあるものごとに目を向け、デザインを通じてさまざまな提案や発信を行うことを主としている。訪れた人がデザインの楽しさに触れて驚きに満ちた体験ができるように、展覧会やワークショップなど多角的なプログラムを展開中。日本を代表する建築家・安藤忠雄が設計した、一枚の鉄板を折り曲げたような屋根を持つ建築も見どころ。
地上1階、地下1階という低層建築。地上階にはひとつのギャラリーとショップ、地下階にはふたつのギャラリーと自然光が射し込むサンクンコートを配置したつくりに。
21_21 DESIGN SIGHT
住所/東京都港区赤坂9の7の6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
電話/03-3475-2121
営業時間/10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日/火曜、年末年始、展示替え期間
HP/https://www.2121designsight.jp/
入場料/一般ひとり¥1400
6. WALLS TOKYO
初心者にもアート好きにも優しい現代アートのセレクトショップ
運命のアート作品と出合うチャンス!
「アートをもっと身近なものにしたい」という思いから誕生したギャラリー。世界中からセレクトされたペイントや写真など、数々の現代アートが並び、初めてアートに興味を持った人も手が届きやすい価格の作品も提供している。ホームページ上にWEBギャラリーを設けているため、気になる作品を事前にチェックしてから実店舗を訪れてみるのも◎。
WALLS TOKYO
住所/東京都台東区谷中6の2の41
電話/03-6455-3559
営業時間/12:00〜19:00
休業日/日〜火曜
HP/https://www.walls-tokyo.com/
都内アートデートにおすすめ!グルメスポット4選
東京都内のデートにおすすめのランチやカフェ、食べ歩きグルメをピックアップ! モアモデル・井桁弘恵とメンズノンノモデル・岩上隼也が巡ります。
1.『銀座ウエスト 青山ガーデン』で海外みたいなテラスランチ
さわやかな風に吹かれて王道のホットケーキを頬張る幸せ♡
76年の歴史を持つ老舗洋菓子店のフラッグシップカフェ。緑に囲まれた心地よいテラス席で楽しみたいのが、SNSでも話題の直径約18cmの「ホットケーキ」(飲み物つき¥1760)。低温でじっくり焼かれたきれいなきつね色のケーキは、食感も映えも最高級。ほかにも青山店限定のオムレツ(パンつき¥1760)など、お腹も心も満たしてくれるメニューが盛りだくさん!
銀座ウエスト 青山ガーデン
住所/東京都港区南青山1の22の10青山ガーデン1F
電話/03-3403-1818
営業時間/11:00〜20:00
休業日/無休
HP/https://www.ginza-west.co.jp/
2.『喫茶ニカイ』で青いクリームソーダを楽しむ
ブルーに囲まれた空間で昭和レトロなティータイムを
築50年以上の古民家の“2階”にある喫茶店。1階の器ショップの階段を上がると、すりガラスを取り入れた昭和ムード満点のレトロでポップなインテリアが。お店の壁のほか、ヨーグルトアイスを使った看板メニューの「ニカイのクリームソーダ」(¥715)もテーマカラーのブルー。幻想的なのに、どこかホッとする不思議な空間を満喫してみて。
喫茶ニカイ
住所/東京都台東区谷中6の3の8・2F
電話/03-5834-2922
営業時間/11:00〜18:00
休業日/水曜
HP/https://kissanikai.com/
3.『たいやき とと』の絶品たい焼きを食べ歩き
すっきりとした甘さの自家製たい焼きに大満足!
専門の鋳型で一匹ずつ丁寧に焼かれた、生地からあんまで自家製という、こだわりのたい焼きが評判。小豆が苦手な人でも食べやすいように、毎朝、お店で豆から炊いた甘さ控えめの“つぶしあん”を使用している。サクサク、もっちりの焼きたてを手に入れたら、軒先の小さなベンチに腰かけて、下町らしいムードごと味わうのもよし。
たいやき とと
住所/東京都台東区上野桜木2の10の5
電話/03-5842-1088
営業時間/11:00〜17:00(あんこがなくなり次第終了)
休業日/月曜(祝日の場合は営業)
HP/https://taiyakitoto.wixsite.com/1010
4.『ROUTE BOOKS』で本と植物からふたりを深める
“モノの再生”に目を向けた居心地のいい複合型ブックカフェ
リノベーションを専門とした工務店が10年間あき家だった元工場を、暮らしを楽しむための本や植物、リメイクした家具などを販売するお店に。捨てられてしまうようなモノを再利用するスタイルを掲げ、店内には廃材から作られた棚も。4000冊以上あるという本は独自の視点でセレクトされた個性的なラインナップ。書店スペースの横にはテイクアウトOKのカフェが併設されているので、選んだ本を読みながらひと休みしてみては?
ROUTE BOOKS
住所/東京都台東区東上野4の14の3・Route Common・1F
電話/03-5830-2666
営業時間/12:00〜19:00
休業日/不定休
HP/https://route-books.com/
デートにおすすめのスポットをチェック!
撮影/小嶋洋平 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/井桁弘恵(モア専属) 岩上隼也(メンズノンノモデル) スタイリスト/高野麻子 取材・原文/野崎久実子 ※MORE2023年11月号掲載