銀座に新しい形の”材木屋”が蘇りました

岐阜県の老舗木材会社の見事な手腕

meet tree GINZA 内装

創業100年以上の老舗木材会社から誕生した、人と木をつなぐサステナブル・ライフスタイルブランドを展開する株式会社meet treeが、スイーツ&コスメショップ「meet tree GINZA」を昨年末銀座にオープンしました。かつて材木職人が多く住んだと言われる銀座に、約400年の時を経て蘇る”材木屋”を、ちょこっとだけご紹介します。

栗菓子の名産地“岐阜中津川”で生まれた、木の恵みを味わう「山徳 材木屋スイーツ」を初お披露目

meet tree GINZA 栗きんとん
meet tree GINZA YAMAGUCHI(クリームマロングラッセ)

中津川はもともと山に囲まれた土地柄からたくさんの山栗がとれ、自然の恵みの一つとして地元の人々に愛されてきた土地。江戸時代になると、中津川には五街道のひとつである「中山道」が通り、江戸と京都・大阪を結ぶ重要な宿場町として栄え、その中で「栗きんとん」をはじめとする栗を使ったお菓子が次々と生み出されました。

meet tree GINZAでは、そんな中津川の名菓である栗きんとんや、中津川出身で京都祇園の完全紹介制イタリアン「やまぐち」を営む山口正シェフ監修の栗スイーツなど、銀座店限定の完全新作のスイーツを新スイーツブランド「山徳 材木屋スイーツ」から販売しています。

ヒノキなど国産木材の精油を使用した「サステナブルコスメ」を販売。店舗デザインにも木材を採用するこだわり

meet tree GINZA ボディソープ・シャンプー・コンディショナー
meet tree GINZA リップバーム

スイーツの他にも、ヒノキをはじめとする国産木材の精油を使用した木材会社ならではの「サステナブルコスメ」も販売しています。

国土の3分の2が森林を占める森林大国である日本。しかし昨今は、海外から安い輸入木材が入ることで日本の木は使われず、儲からない林業は衰退し、森は整備されないまま増え続けています。そこでmeet treeでは、「日本の木を使うことが、日本の森を守ることにつながる」という思いのもと、ヒノキやスギ、クロモジなど国産木材から抽出した精油を使用したコスメや雑貨を販売することに。また人と環境に優しいブランドを目指し、全ての商品において10の添加物(シリコーン、鉱物油、紫外線吸収剤、ラウレス、サルフェート、エデト酸、合成酸化防止剤、パラベン、合成香料、合成着色剤)の不使用を約束しています。さらに一部商品は「ST150(エスティ・ワンフィフティ)」というマークがついており、商品を1つ購入するごとに、150円分が一般社団法人 日本の森林のみらいに寄付され、植林などの森林保全活動に充てられるそうです。

「meet tree」のコスメについてはサイトもチェック!

また、店舗自体のデザインにももちろん木材を採用。成瀬・猪熊建築設計事務所が、「材木屋らしさ」をイメージして設計したという店内は、地元中津川産の桧を使用した木のアーチがランドマークになっています。meet tree GINZAという銀座に生まれた森で、森林浴をしているような安らぎを体験できます。

東銀座駅から徒歩すぐのお店へぜひ行ってみて!

meet tree GINZA

店舗名:meet tree GINZA(ミートトゥリー ギンザ)
アクセス:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目11番12号 日総第26ビル 1階
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
電話番号:03-6278-7790