【奈良観光】 茶道体験や奈良限定おみやげも!!『鹿猿狐ビルヂング』って? おしゃれな最新アドレスをチェック
ライター
堀越 美香子
奈良旅におすすめのおしゃれスポットを紹介!
2024年9月に開業したホテル『ノボテル奈良』。関西旅行の拠点にしてほしい!と思えるような、女子旅におすすめのポイントを下記の記事で紹介しました。今回はそんな『ノボテル奈良』と一緒に楽しみたい、奈良の最新アドレス『鹿猿狐ビルヂング』をご紹介します。
注目のスポット、『鹿猿狐ビルヂング』とは
行き方
場所は近鉄奈良駅から徒歩約7分、猿沢池のすぐ近くにあります。都内でもよく目にする雑貨店『中川政七商店』の本店であり、創業の土地でもあるそう。よく思い出してみると、『中川政七商店』の看板には鹿が描かれていますよね……!
建物名の鹿、猿、狐には意味がある!
気になる『鹿猿狐ビルヂング』という名前についてですが、建物をぐるりと一周したらその由来がわかりました。
一方の入り口にはカフェ『猿田彦珈琲』が、また違う入り口はすき焼き割烹『㐂つね(きつね)』につながっています。つまり
鹿→中川政七商店
猿→猿田彦珈琲
狐→㐂つね
を表しているみたい。
共通点は動物に関係する名前やロゴだけど、どのお店も奈良の風情ある街並みにぴったりですよね。
ほかにも『中川政七商店』の300年にも及ぶものづくりに触れられる『布蔵』や『時蔵』、ワークスペースの『JIRIN』、奈良の情報をゲットできる『奈良風土案内所』などもありますよ。
『茶論』で極上のお抹茶体験を
今回は『中川政七商店』が展開する、茶道の新しい楽しみ方・学び方を提案する茶道ブランド『茶論(さろん)』で茶道を体験しました。
時代劇に登場しそうな歴史ある日本家屋の中へ案内され、その趣ある佇まいにうっとり。板張りの廊下からは、もみじの木が植えられた立派なお庭を眺めることができます。
茶道と聞くと、畳のお部屋で正座して、会話はせずにお椀をまわして……と難しいイメージがありませんか? たしかに茶道は独自のルールが多く、この『茶論』でもルールを学びながら本格的にお稽古することもできます。
しかし今回体験したのは「奈良を味わう茶道体験」のワークショップ(¥3300/60分)。
1人ずつにこのセットが配られ、講師の方の説明を聞きながら薄茶を点てていきます。
抹茶を茶杓ですくってお椀に入れ、お湯を注ぎ、茶筅(ちゃせん)で細かい泡を立てます。これが想像以上に難しい……! 先生によるとけっこう力強く、縦に一の字を書くように手首を使うのがコツだそう。
先生のようにはいかなかったものの、一緒に参加したみなさんと「上手ですね」「このお菓子おいしい!」などと会話しながら、楽しく茶道に触れることができました♬
『茶論』は茶道体験や茶杓を作るワークショップを開催していますが、カフェとしての利用ももちろん可能。お抹茶や濃茶ラテ、濃茶をバニラアイスにかける濃茶アフォガードなどなど、魅力的なメニューがたくさんありますよ!
おみやげは『中川政七商店 奈良本店』で限定品を探そう
お次は『中川政七商店 奈良本店』でお買物。ここでしか購入できない限定品もたくさんあるので、おみやげ探しにぴったりです。
おすすめおみやげ①オリジナル刺繍入りハンカチ
ハンカチと刺繍の絵柄を選んで、その場で刺繍してもらうこともできます。奈良本店限定の刺繍もあり、私が訪れた際は「鹿と紅葉」の柄でした。
おすすめおみやげ②珈琲・和紅茶・番茶
愛らしい缶に入った珈琲や和紅茶は、見た目にも華やか!
気軽に購入できるティーバッグ3包入りのお茶も発見! 生産量が少なく「幻の茶」とも言われるやまとみどりを使った番茶と、日本最古の柑橘である大和橘を使った番茶です。
おすすめおみやげ③鹿の箸置き
穏やかな表情に癒される箸置きは、やっぱり鹿がモチーフ。
カフェでのひと息もおみやげ探しも『鹿猿狐ビルヂング』がおすすめ!
奈良観光の注目スポット『鹿猿狐ビルヂング』をご紹介しました。見どころの多い三条通りのすぐそばにあり、たくさんの鹿と触れ合える奈良公園へも徒歩5分ほどでアクセスできます。関西を旅するなら、ぜひ奈良の『鹿猿狐ビルヂング』も楽しんでみてください♡
鹿猿狐ビルヂング
◆奈良県奈良市元林院町22番
中川政七商店/10:00~19:00
茶論/10:00~19:00(LO 18:30)
奈良風土案内所/10:00~19:00
時蔵/10:00~18:00
猿田彦珈琲/9:00~19:00(LO 18:30)
㐂つね/11:00~15:00(LO 14:00)
17:00~21:00(単品ご注文の場合 LO 20:00/コースご注文の場合 19:00)
水曜定休(水曜が祝日の場合は営業)
JIRIN/【平日】10:00~21:00(ドロップインは19:00最終受付)
【土日祝】10:00-19:00 (ドロップインは17:00最終受付)
MORE WEB立ち上げからライターとして活動。主にファッション記事を担当。プチプラファッションと100円ショップと靴下をこよなく愛する。身長170cmでもつんつるてんにならないブランドや着こなしを日々模索中。