【大阪•関西万博2025】チケットの買い方・事前予約方法・見どころのまとめガイド

2025年10月13日（月・祝）までの184日間、大阪・夢洲（ゆめしま）にて絶賛開催中の大阪・関西万博2025（EXPO2025）。158の国・地域・国際機関が参加し、最新技術や独自の文化を発信しています。本記事では、MOREエディターによる現地徹底取材をもとに、大阪•関西万博2025の概要・主な見どころ・グルメ・チケット入手方法・パビリオンやイベントの事前予約方法・おすすめアクセスルート・公式グッズなど、万博を効率よく徹底的に楽しむための諸情報をまとめてナビゲート！ ぜひ遊びに行く時の参考にしてみてくださいね。（2025年4月20日更新）

大阪•関西万博2025は、大阪のベイエリアに新設された人工島・夢洲（ゆめしま）にて開催されています。日本最大級の国際展示場でさまざまなイベント会場として活用されているインテックス大阪がある咲洲（さきしま）の隣にできました。

会場の最寄駅は、2025年1月19日（日）に延伸・開通したばかりのOsaka Metro中央線の夢洲駅。海遊館などがある大阪港駅のひとつ先に新設された駅です。

※万博会場への詳しいおすすめアクセス方法は後述

大阪・関西万博2025の会場は、本万博のシンボル建築物のひとつである丸い巨大な大屋根リングによってゆるやかにゾーニングされています。基本的にリングの内側に海外＆シグネチャーパビリオン、外側に国内＆民間企業パビリオンがあると把握しておくとわかりやすいかも！

• 大屋根リングの内側：海外パビリオン・シグネチャーパビリオンが集結
• 大屋根リングの外側（東ゲートおよび西ゲート付近を含む）：国内・民間パビリオン、EXPO ホール・EXPO ナショナルデーホール・EXPO メッセ・EXPO アリーナ・各ポップアップステージ・フードコート・物販施設など

大阪・関西万博2025のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”。テーマにもとづき、158の国・地域・国際機関や企業が、最新技術を駆使したさまざまなコンテンツが体験できるパビリオンやショーケースを設けており、基本的には好きなパビリオンやショーケースをめぐって遊ぶスタイルとなります。

しかし、会場は約155ha（東京ドーム約33個分）と非常に広大なうえ、国内パビリオン27棟のほか、海外129の国と地域のパビリオンがあり、たった1回の訪問ではとても回りきれません！ さらに、公式サイトによる事前予約制をとっているパビリオンも多いので、限られたスケジュールのなかで遊びつくしたい場合はちょっとしたコツが必要です。本記事でぜひそのノウハウをつかんでみてください。

大阪・関西万博2025には158の国・地域・国際機関が参加していますが、うち30カ国以上が独自のパビリオンを運営中。また、A〜Fまであるコモンズ館には合同出展ブースが集結。いずれも各国の多様なライフスタイル・技術革新・伝統・未来に向けたさまざまな取り組みなどを体験できます。物販施設やカフェ・レストランを併設するパビリオンもあるので、各国のご当地ショッピングやグルメも含めて楽しみたいもの！ また、ナショナルデー（国・地域）やスペシャルデー（国際機関）に合わせ、国内外のセレブリティを招いて開催される式典や文化イベントも要チェックです。

【海外パビリオン一覧】
★は公式サイトにて事前予約がおすすめ、☆は事前予約なしでも入れますが行列必至（2025年4月末時点）

＜コネティングゾーン＞
☆ドイツ連邦共和国
☆モナコ公国
☆タイ王国
☆大韓民国
☆オーストラリア連邦
☆ルクセンブルク大公国
☆スペイン王国
☆ウズベキスタン共和国
☆トルコ共和国
☆サウジアラビア王国
☆アゼルバイジャン共和国
☆セルビア共和国
☆バングラデシュ人民共和国
☆セネガル共和国
☆エジプト•アラブ共和国
☆インド共和国（バラート）
☆インドネシア
☆ネパール
☆コモンズ-B（エチオピア・ガイアナ・コートジボワール・ザンビア・シエラレオネ・ジブチ・ジャマイカ・ジンバブエ・セントビンセントおよびグレナディーン諸島・ソマリア・タンザニア・中央アフリカ・ツバル・ドミニカ・ナウル・ハイチ・パラグアイ・東ティモール・フィジー・ベナン・ミクロネシア・モーリタニア•イスラム・レソト）
☆コモンズ-F（アルメニア・カザフスタン）

＜セービングゾーン＞
★☆イタリア共和国
★オランダ王国
☆シンガポール共和国
☆ベルギー王国
☆ポーランド共和国
☆ハンガリー
☆英国（グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国）
☆オマーン国
☆バルト（ラトビア共和国・リトアニア共和国）
☆アルジェリア民主人民共和国
☆アンゴラ共和国
☆ブルガリア共和国
☆欧州連合（EU）
☆チリ共和国
☆チュニジア共和国
☆カンボジア共和国
☆ルーマニア共和国
☆コモンズ-C（イスラエル・ウルグアイ・ガボン・グアテマラ・クロアチア・サンマリノ・スロバキア・スロベニア・パナマ・モンテネグロ）
☆コモンズ-D（アンティグア•バーブーダ・カメルーン・ギニア・キューバ・コンゴ・サントメ•プリンシペ・スーダン・赤道ギニア・タジキスタン・トーゴ・ナイジェリア・パキスタン•イスラム・パレスチナ・ブータン・ブルキナファソ・ベリーズ・ホンジュラス・マーシャル諸島・マダガスカル・マリ・南スーダン・モルドバ・モンゴル・ラオス・リベリア）

＜エンパワーリングゾーン＞
★☆アメリカ合衆国
☆スイス連邦
☆北欧（アイスランド・スウェーデン共和国・デンマーク王国・ノルウェー王国・フィンランド共和国）
☆クウェート国
☆フランス共和国
☆中華人民共和国
☆ポルトガル共和国
☆国際赤十字•赤新月運動
☆オーストリア共和国
☆カナダ
☆チェコ共和国
☆カタール国
☆アイルランド
☆トルクメニスタン
☆バーレーン
☆フィリピン
☆マレーシア
☆国際連合
☆国際機関共同館
☆ブラジル
☆コロンビア
☆マルタ
☆ヨルダン
☆ペルー
☆モザンビーク
☆ベトナム
☆アラブ首長国連邦
☆コモンズ-A（イエメン・ウガンダ・エスワティニ・ガーナ・北マケドニア・ギニアビサウ・キルギス・ケニア・コソボ・コモロ連合・サモア・スリナム・スリランカ・セーシェル・セントクリストファー•ネービス・セントルシア・ソロモン諸島・トリニダード•ドバゴ・トンガ・バヌアツ・パプアニューギニア・パラオ・バルバドス・ブルンジ・ボリビア・マラウイ・モーリシャス・ルワンダ）

全パビリオンの中で最大級の敷地面積（3501.82㎡）を誇る大韓民国パビリオンの外観には、韓国を代表する企業のひとつ・LG社製の超巨大メディアファサード（高さ10m×幅27m）を設置。韓国の伝統文化が学べる映像コンテンツが外から観られるほか、全3館からなる内部では、最先端の音声や映像技術を駆使したさまざまな体験が楽しめます。グローバルで活躍する人気K-POPアーティストとコラボした企画も予定されているそうなので要チェック！

2025年に日蘭交流425周年をともに迎えるオランダ。海面から顔を出す太陽をモチーフとした球体は、1970年大阪万博のアイコン「太陽の塔」でいちばん大きな「黄金の顔」とほぼ同サイズで設計されたそう。しかも建設に用いられているすべての建築資材には、会期後も再使用・再利用可能な廃棄ゼロの循環型システムを採用。気候変動・エネルギーシフト・食糧の安全保障・グローバルヘルスといった、私たち全人類と地球が直面している諸難問について、国境を超えてともに考え取り組む“共創”をテーマに、さまざまな気づきへと導いてくれるおすすめパビリオンです。

大阪・関西万博2025最大の見せ場は、8つのシグネチャーパビリオンからなる「いのちの輝きプロジェクト」。各界の最前線で活躍する文化人8名がプロデューサーとして各パビリオンを主導し、各々が得意とするさまざまなアプローチで、来場者が“いのち”について考え、生命の概念をアップデートする機会へと導きます。

【シグネチャーパビリオン プロデューサー・コンセプト・パビリオン名一覧】
★は公式サイトにて事前予約または当日予約がおすすめ、☆は事前なしでも見られる展示がありますが行列必至（2025年4月末時点）

★宮田裕章さん（慶應義塾大学教授）：「いのちを響き合わせる」Better Co-Being
★石黒 浩さん（大阪大学教授／ATR 石黒浩特別研究所客員所長）：「いのちを拡げる」いのちの未来
★☆中島さち子さん（音楽家／数学研究者／STEAM教育家）：「いのちを高める」いのちの遊び場 クラゲ館
★☆落合陽一さん（メディアアーティスト）：「いのちを磨く」null²（ヌルヌル）
★福岡伸一さん（生物学者／青山学院大学教授）：「いのちを知る」いのち動的平衡館
★☆河森正治さん（アニメーション監督／メカニックデザイナー／ビジョンクリエーター）：「いのちを育む」いのちめぐる冒険
★小山薫堂さん（放送作家／京都芸術大学副学長）：「いのちをつむぐ」EARTH MART
★☆河瀬直美さん（映画作家）：「いのちを守る」Dialogue Theater - いのちのあかし -

周囲を映し出す鏡の膜をあしらった3次元の構造体“ボクセル”がいくつも合体したファサードが独特の存在感を放っている、落合陽一さんの「いのちを磨く」null²（ヌルヌル）。パビリオン内の空間もいちめんがミラー仕様に！ 事前予約に成功したゲストは靴を脱いでクリアキューブの中に、それ以外のゲストはキューブの外から展示を観察します。メインは、訪れる人々の体をデジタルデータ化し、有機的に変形しながら自律的に動く“デジタルヒューマン”となってゲストと対話を始める体験型のシアターコンテンツ。強烈なメッセージを次々と発しながら未知の風景を生み出す最新鋭のデジタル彫刻建築を体感してください。

福岡伸一さんがプロデュースする「いのちを知る」いのち動的平衡館では、私たち生命体を形づくる細胞を徹底的にクローズアップ。ふわんと包み込むような流線ラインが目をひくパビリオンの外観は細胞をイメージ。中には、直径10m・全周30mの立体シアターシステム“クラスラ（Clathra）”を設置。センサーが来場者のシルエットをとらえ、32万個におよぶ繊細な光の粒子が変幻自在に細胞の変遷を描き出す最新鋭のインスタレーションが見られます。

開催国である日本からは、各地域や企業が独自のテーマで展開する4つの国内パビリオンを出展。日本そのもの、開催地である大阪をはじめ、大阪からアクセスしやすい9府県（滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・徳島・福井・三重）の文化や技術・産業について発信するそう。インバウンド需要の観点からも大きな注目を集めそうですし、私たち日本人にとっても日本の新たな魅力を発見できるよい機会になると思います。

【国内パビリオン一覧】
★は公式サイトにて事前予約または当日予約がおすすめ、☆は事前なしでも見られる展示がありますが行列必至（2025年4月末時点）

★日本館
★ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier
★☆大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn
☆関西パビリオン

大阪府・大阪市・大学や企業など産学官一体となって出展された大阪ヘルスケアパビリオンのテーマは“REBORN”。パーソナルヘルスレコード（PHR／個人の健康等に関する情報）をもとに2050年頃の来場者の姿を予測したり、生命や健康の観点から未来の食生活やヘルスケアを考える展示体験が楽しめます。コンテンツが盛りだくさんすぎて丹念に観て回ると1日があっという間に過ぎていきます！

日本を代表する13の民間企業や共同体が独自のパビリオンを出展！ それぞれが手がける事業や得意ジャンルを生かした多種多様な未来の展示体験が楽しめます。展示内容やイベント予定などの詳細は各企業からの発信をこまめにチェックして。

【民間パビリオン一覧】
★は公式サイトにて事前予約または当日予約がおすすめ、☆は事前なしでも見られる展示がありますが行列必至（2025年4月末時点）

★NTT Pavillion
★電力館 可能性のタマゴたち
★住友館
★パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
★三菱未来館
☆よしもと waraii myraii館
★PASONA NATUREVERSE
★BLUE OCEAN DOME
★GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
★TECH WORLD（台湾）
★ガスパビリオン おばけワンダーランド
★飯田グループ × 大阪公立大学共同出展館
★ORA外食パビリオン『宴 〜UTAGE〜 』

バンダイナムコホールディングスが運営する「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」では、1979年に放送された伝説級ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』の世界観をモチーフとした宇宙での未来生活体験が楽しめる超人気パビリオンのひとつ。ファサードには、2020年12月から2024年3月に神奈川県横浜市で開催された「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で展示された“動く実物大ガンダム”の資材を再活用し、RX-78F00/E ガンダムが新たに降臨します。

大阪•関西万博2025では、パビリオン以外にも見どころやイベントが目白押し！ さまざまなアプローチでゲストを楽しませてくれます。ぜひ自分らしい方法で満喫してみてくださいね。

大阪・関西万博2025の象徴ともいえる大屋根リングは、万博会場の周囲を木材で囲った世界最大級の木造建築物！ 全長約2km・建築面積約6万㎡・高さ12m（外側20m）・内径約615mという規模の大きさに圧倒されます。国産のスギやヒノキ・外国産のオウシュウアカマツを原材料に、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県浪江町で製材した集成木材を使用。釘を使わずに組み立てる伝統的な貫（ぬき）接合と現代の工法をミックスして建設し、耐久性や耐震性を高めたそうです。

しかも屋上エリアは1周約2kmのスカイウォークデッキになっていて、階段・エレベーター・エスカレーターで屋根に登ることができます。最も高いエリアは高さ約20mで、万博会場全体だけでなく、天気がよければ大阪の街並みや瀬戸内海の豊かな自然、夕陽が沈む風景などの絶景を一望できます。グリーンエリアには天然芝が植えられていて、完成したら寝っ転がって空を眺めたり、色とりどりの植栽を眺めながらお散歩できたりするなど、のんびりくつろげる空間になっています。

大阪・関西万博2025には、20〜30代の若手建築家らも多数参画。公募によるコンペで選出された20組に、トイレ・カフェなどの飲食施設・物販施設・ポップアップステージといった、小規模ながら万博運営に欠かせない重要施設の企画・建築を依頼したそう。

1991年生まれ・奈良県出身の竹村優里佳さんら3名の若手建築家が任されたのはトイレ！ 約400年前（江戸時代初期）、大阪城の石垣を再建する際に全国各地から切り出されたものの、諸事情で使われなかった巨大石材（せっかく苦労して運ぼうとしたのに現地まで到達できないまま現代まで残っているので、通称“残念石”）5個を用いて建てられています。過去の遺物である石たちを“いのち”に見立て、現代によみがえらせたユニークなアプローチです。

大阪・関西万博2025では、毎日さまざまな公式主催イベントが開催されています。ショー・パレード・コンサートやライブパフォーマンス・参加国の伝統芸能や舞踊・ゲスト参加型のものなど、多種多様なコンテンツが目白押し！ 詳しい情報やスケジュールは公式サイトで順次更新されているカレンダーをチェックしてみてください。

万博会場を“未来社会のショーケース”に見立て、先進的な技術やシステムを取り入れた未来の暮らしの一端を体験できるパビリオン・施設・展示会のほか、万博を徹底的に楽しむためのさまざまなサポートサービスが提供されていますので、こちらもぜひお見逃しなく！

【出展中のコンテンツ一覧】

• 来場者向けパーソナルエージェント（会場案内アプリ）
• 自動翻訳システム
• バーチャル万博（バーチャル会場）
• カーボンリサイクルファクトリー
• EVバス（会場内ルート走行）
• 水素船（万博会場への航路ルート）　etc.

大阪・関西万博2025会場内での腹ごしらえはご心配なく！ 世界中のご当地グルメが楽しめるフードコート・レストラン・ファストフード・カフェなどの飲食店舗や、日本各地の物産品、コンビニエンスストアなどのさまざまな営業施設が運営中。公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」にグルメ情報がまとまっているので併せて活用すると便利です。

1000人規模で収容できるフードコートでは、たこ焼き・ネギ焼き・串カツ・ラーメンといった、地元の人にも愛される大阪名物グルメが一度に味わえます。有料テーブル席（＋￥550）を予約しておけば、さほど待たずに座って食べられたり、優先的にフードを提供してもらえたりするので、混雑状況や疲労度によって上手に活用して。

海外パビリオンによってはレストラン・カフェ・フードトラックを併設しているところもあり、ほとんどが予約なしでランチやお茶が楽しめます。日本の厳格な衛生基準でサーブされるご当地グルメなら安心して味わえるというメリットも。ぜひ、“食べたことのない味”に挑戦してみてくださいね。

会場内には万博のサステナブル基準をクリアしたフードトラックやキッチンカーが多数出店。散策しながら食べ歩きが楽しめるワンハンドメニューやドリンクを中心に提供されています。事前予約不要なのでぜひグルメ散歩を楽しんでみて。

大阪・関西万博2025では、公式キャラクター・ミャクミャクを中心に、会場でしか買えないさまざまな公式ライセンスグッズを販売中！ 人気キャラクター・有名ブランド・ご当地ゆるキャラなどとのコラボグッズも多数ラインナップ。お菓子もばらまき土産も雑貨もあらゆる商品が豊富なので、心ゆくまでお買い物を楽しんでみてくださいね。

なお、大阪市内のデパートや駅ビルなどの商業施設にはいたるところにサテライトショップがあるので、買い逃した公式グッズはぜひそちらでゲットして。

大阪・関西万博2025のチケットにはさまざまな種類があります。当日券が用意される日もありますが、料金面でおトクなのは圧倒的に事前予約！ 万博は後半期間になればなるほど混み合うのが通例だそうなので、下記の表のうち上部に掲載されている前売チケット（開幕券・前期券・早期購入割引の1日券のいずれか）を入手しておくのが吉◎。また、何度か通ってより多くのパビリオンやイベントを楽しめる通期パスや、人出の量が比較的落ち着く17時以降に入場できる夜間券もおすすめです。チケット予約に成功したら、続けてパビリオンやイベントの事前予約に申し込むのをお忘れなく。

公式チケットサイトで入場チケットを購入したら、来場前に必ず来場日時予約が必要です。

【チケット事前予約＆購入フロー】

1. 公式サイトにて万博IDを登録（氏名・メールアドレス・生年月日などの個人情報入力が必要）
2. 来場日時を選択・予約
3. 決済

入場チケットを予約したら、そのチケットにひもづけてパビリオンやイベントの観覧予約が可能になります。事前予約でしか観られない人気のパビリオンやイベントも多いので、公式アプリ「EXPO2025 Visitors」をダウンロードしてぜひ活用して！

予約には、2カ月前抽選・7日前抽選・空き枠抽選・当日予約の4種類の方法がありますが、アプリ「EXPO2025 Visitors」上での項目の表記と、実際に予約申し込み可能な日時の実態がまったく異なるのでご注意ください（「今回の万博は予約が複雑」といわれる原因はここにある気がします！）。

• 2カ月前抽選：来場日時予約をした日の3カ月前から2か月前の前日まで受付
• 7日前抽選：来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで受付
• 空き枠先着：来場日時予約をした日の3日前から前日9時まで受付
• 当日登録：会場に入場して10分後から受付

抽選申し込みの当落結果や、申し込み可能になるタイミングのお知らせなどはアラート通知が来るので、公式アプリ「EXPO2025 Visitors」の通知をオンにしておくと情報を逃さずキャッチできるのでおすすめです。

大阪・関西万博2025会場へは、原則として電車・バスなどの公共交通機関で行きましょう。最寄駅はOsaka Metro中央線・舞洲駅。また、新大阪・大阪（梅田）・尼崎などの主要駅から会場直通のシャトルバスが事前予約制で運行されています。詳しくは公式サイトをチェックして。

なお、万博会場には駐車場がありませんので、自家用車の場合は会場周辺（舞洲・尼崎・堺）に設けられる万博パークアイランド（万博P&R駐車場）からP＆Rシャトルバスで会場へ。駐車場は完全事前予約制なのでご注意を！

Osaka Metro中央線・夢洲駅の改札を出て広大なコンコースのエスカレーターを上がったらすぐ左手に、東ゲートのエントランスゾーンが広がっています。混雑状況によって待機時間は大きく異なりますが、混み合う土•日•祝日は予約時間前後で約1時間〜1時間半の待機時間が発生しがち。パビリオン観覧の事前予約時間が決まっているなら、スケジュールに余裕を持って出かけましょう。

4月末現在、シャトルバスやタクシーで夢洲第1交通ターミナルにつけ、西ゲート経由で入場するほうが比較的短時間で入場できるもよう！ JRゆめ咲線 桜島駅に発着している往復シャトルバスなら事前予約不要で乗れるので、ぜひ活用して。

大阪•関西万博2025の会場内は全面的にキャッシュレス決済を導入しており、お買い物・飲食・宅配などの有料サービスを利用する場合、現金が使用できません！ クレジットカード・電子マネー・スマートフォンを用いるコード決済が使えるように絶対に準備していって。複数の決済方法が使えるようにしておくとベストです。

ここまでお読みいただいてお気づきのとおり、入場・パビリオンやイベントの事前予約＆入場・お買い物や飲食・会場マップの確認など、万博会場内での活動すべてにスマートフォンが必要です！ バッテリーが切れるとアウトなのでモバイルバッテリーと併せて必ず用意して。

晴天だと暑く（要熱中症対策）、雨天だと寒く（防寒対策）、パビリオン・飲食施設・物販施設のいずれも終始混雑が予想される万博会場。快適に楽しむために準備は万全に！

• スマートフォン
• モバイルバッテリー＆充電ケーブル
• 入場チケットや予約パビリオンのQRコードのプリントアウト（通信環境ダウン時のための予備）
• 晴雨兼用折りたたみ傘（日よけ・雨よけ対策）
• レインウェア（雨で強風の場合、傘は役に立ちません。またウォータープラザで噴水ショーを観覧する場合、天候や風向きによって海水をかぶるかも）
• 日焼け止めやサングラス（晴天の場合、照り返しがエグいです）
• ウエットティッシュや除菌シート（トイレに困ることはありませんが、ハンドソープや消毒液の設置がないところがあります）
• マイボトルやタンブラー（給水機が設置されています）
• 軽食（混雑時の飲食施設にはどこも長蛇の列のため、自力で小腹を満たす手段を持っていると安心して遊べます）
• はおりもの（日没後は気温がグンと下がります）
• スニーカー（端から端まで徒歩30分かかります）

会場内には無料給水所が設置されているので、マイボトルを持っていれば飲料水には困りません。水に溶ける粉末タイプのお茶などを持っていると味変できて便利です。ちなみにペットボトル飲料の自動販売機もあり、お値段は市中と同様です（水や緑茶で￥170〜）。

会場へは、キャリーケース（※）・ビンや缶・酒類・三脚や自撮り棒など意外なものが持ち込み禁止。入場時のセキュリティチェックで没収されます。会場付近にはコインロッカーも希少なので、ホテルなどの滞在先や、起点となる主要駅のコインロッカーに預けるなどして、身軽にしてから行きましょう。

※幅60cm×奥行90cm×高さ40cmを超える大型荷物の持ち込み不可

万博（万国国際博覧会）は、世界中から多くの人・モノ・最先端技術などが大集結する“世界規模の一大フェスティバル”といえます。地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる求心力と発信力を持つ唯一のお祭りです。経済活性化・人材交流促進・投資拡大などにも貢献します。
アジアそして日本初の開催となった1970年大阪万博（EXPO’70）は、日本の高度経済成長の成果を世界にアピールする一大イベントとなり、現在に至るまでの国際社会における日本の地位を確立しました。 

【過去の万博で初披露され、以降の生活に根づいた画期的技術や商品の一例】

• エレベーター（1853年ニューヨーク万博）
• 電話（1876年フィラデルフィア万博）
• ファミリーレストラン・ワイヤレステレフォン・電気自動車・動く歩道（1970年大阪万博)）
• ICチップ入り入場券・AED・ドライミスト（2005年愛知万博）　etc.

• 期間／2025年4月13日（日）〜10月13日（月・祝）
• 会場／夢洲（大阪府大阪市）
• 開場時間／午前9時〜午後10時
• 主催／2025年日本国際博覧会協会