コスメ県発のitアイテムが集結! 今、佐賀のご当地ビューティがアツい!!
MORE編集部
恵まれた自然環境、さまざまな取り組みや交流が奇跡的に交差! 日本国内でも類を見ないほどコスメが誕生している佐賀県。多数あるなかから注目のコスメと、コスメがアツい理由を佐賀県に直撃!
佐賀県産素材使用
佐賀県の豊かな環境に芽吹き、息づくこだわりの素材を使用したスキン&ボディケアアイテム。大地の恵みを存分に体感して!
01.『さが美人』
からつ茶ジェルシートマスク・酒粕ジェルシートマスク
唐津産のお茶から抽出した“からつ茶エキス”、『鳴滝酒造』の“酒粕エキス”をそれぞれ配合したシートマスク。『久光製薬』独自のジェルシートが肌に密着して、美容成分をしっかりと届ける。(各1セット) 各¥605/久光製薬
02.『boar boar』
さがジビエ保湿バーム(月桃×伊予柑)
高い保湿力、肌への優しさを兼ね備えたマルチユースな保湿バーム。ヒトの油分に近いイノシシ油から抽出したオイルを配合。顔、髪、手肌に使用でき、日々のお手入れに重宝。天然精油を使用した香りも◎。32g¥2970/鶴商興産
03.『イグニス』
サニーサワー クレンジング ジュレ
日本で初めて品種登録された佐賀産のグレープフルーツ“さがんルビー®”と、瀬戸田産レモンの成分を配合。みずみずしく軽やかな使用感のクレンジングジュレで、メイクはもちろん余分な皮脂や毛穴汚れもオフ。150g¥3300
04.『QUON』
ヴァーナライザー ボディオイルインローション
軽やかな使用感ながら、肌をしっとりと包み込む2層式のオイルインローション。キーとなるのは佐賀県産のホーリーバジルとカレンデュラを漬け込んだオイル。柔らかく、健やかな肌状態へ導く。120㎖¥2970/クレコス
05.『NEIKA』
ネイカツヤ美容液
佐賀県で10年以上営むエステサロンが監修。佐賀県産の柑橘“はまさき”、ブランドいちご“いちごさん”に、米麹の発酵技術を搭載し、肌のはりやツヤにアプローチする美容液。朝晩のケアや、メイク直し前の使用に。20㎖¥8800
佐賀県内企業発
1世紀以上の歴史を持つ企業から、新進気鋭の企業まで。個性豊かな発想や技術が凝縮された、自慢のコスメを披露。
01.『嬉野オンセンマスク』
Give Me MASK
美と健康を追求する美容ブランド『ボンジュール』は2022年創業。2023年には嬉野温泉に魅了され、温泉旅館内に営業所を設置。湯上がり肌のような潤いを感じられるシートマスクが人気。(5枚)¥4950/ボンジュール
02.『604』
moist lotion 604
「水とともに、人とともに。」をスローガンに佐賀県で100年以上進化し続ける『ミゾタ』。高純度に有効成分を抽出する“加圧熱水抽出技術”を採用した「604」の化粧水は、鹿角霊芝エキスや植物由来のプラセンタなどを配合。キメの整った潤い肌に。120㎖¥3740/ミゾタ
03.『ESSENCE』
スキンハプティクス デリケートオイルセラム
デリケートゾーンケアの大切さを提唱する『ESSENCE』。多数展開するフェムケアアイテムのなかでも注目なのが通称“おまたオイル®”。こだわりの成分を配合した美容オイルで労りながら保湿ケアが。30㎖¥8910/エッセンス
04.『IROIKU』
スキンチューンナップ セラム
美容成分メーカー『三省製薬』のオリジナルブランド『IROIKU』は、自社の佐賀工場にて製造。スキンケアとトーンアップを叶える6色展開の色づき美容液で、ワンストロークでクリーンな肌印象に。18㎖¥2200/三省製薬
05.『equals』
Balancing Face Soap アスタキサンチン+セラミド
製品開発者自身の、アトピー性皮膚炎の悩みを解決しようとしたのがスタート。20年を費やし完成したのが、着色料、香料、化学合成成分不使用、人の体に近い塩分濃度の石けん。肌にも環境にもやさしい設計でデイリーケアにぴったり。80g¥1980/ロイス
推したい理由はここにある!
佐賀コスメがアツい!SUMMIT!
県全体で化粧品産業をプッシュ。国内唯一の“コスメ県”佐賀!
村上さん(以下敬称略) 佐賀県は、自然環境や地域資源が豊富です。これらを生かして唐津市や玄海町を中心にコスメティック産業の集積地となることを目指す「コスメティック構想」を2013年から掲げています。
藤岡さん(以下敬称略) きっかけは化粧品大国フランスとの交流。佐賀県の化粧品原料になりうる自然環境などを高く評価していただき、産官学が連携して化粧品産業の集積を目指す『ジャパン・コスメティックセンター(JCC)』を設立。県内外、海外との交流が盛んだったこともあり、加速的に化粧品産業が拡大していきました。
村上 JCCとタッグを組み具体的な活動も進めています。化粧品のビジネス支援、耕作放棄地の再生利用、佐賀大学や県内の工業技術センターと連携した未利用資源活用の研究。さらに、2026年には佐賀大学に国内初のコスメテ ィックサイエンス学環開設を控えていて、県をあげた取り組みも化粧品産業の後押しに。
藤岡 化粧品をつくる際に必要な知識や技術を持った企業とのネットワークが強固にあるため、すぐ相談できる温かい環境があるのも大きいです!
実力、話題性、ビジョンetc. 佐賀コスメから目が離せない!
村上 今までの活動には多くの反響がありましたが、特に印象深いのがライフスタイルブランド 『THREE』とのプロジェクトです。
藤岡 『THREE』の化粧品原料栽培地に佐賀県を選んでいただき、同社HPでは産地のことも紹介されているんです。
村上 人気ブランドのアイテムに地元素材が使われるのはうれしいし、どんな環境で育った素材が使われているのかがわかると安心にもつながります。
藤岡 今年の10月には、唐津市呼子に『THREE』の蒸留所が開設されます。
村上 佐賀県ではコスメビジネスをもっと盛り上げたいとの思いから「Cosme Park SAGA」という定期的なイベントやオンラインでの交流を通して、参加者同士が学びあえるコミュニティを立ち上げました。
今後は、本コミュニティを通じてプロスポーツチームや観光業との異業種コラボ、コスメゆかりの地をめぐるツアーもできたらいいなと思っています。“コスメ県”としての佐賀をもっと知ってもらえるようにしたいですね。
Photo : Harumi Onda Text : Mariko Urayasu Plan & Produce : Mika Hanaoka