クリスマス&年末年始は“山梨県産ワイン”でレッツ家飲み!
現在、DAILY MOREではクリスマス&お正月シーズンをご機嫌に過ごせるアイテムをご紹介しておりまして、お酒大好きへべれけご機嫌エディター沖島の担当ジャンルは「家飲み」。ということで、今回は、リーズナブルで、食事と一緒に楽しめ、ワインに詳しくなくてもおいしく味わえ、ここ最近個人的に推しまくっている“山梨県産ワイン”について語らせていただきます!
“山梨県産ワイン”を全力で推す理由って!?
まず初めにエディター沖島が「山梨県に移住しよっかな......」と思いつめるまで山梨県推しな理由はズバリ、アクセスのよさ・良質な温泉・うまい酒です。特急「あずさ」または「かいじ」で新宿駅から甲府駅まで約1時間半、新宿バスタ発の高速バスも毎日30分に1本程度と頻繁に運行しており、約2時間と近い! また、街中にたくさんある銭湯のほとんどが良質な温泉で(しかも銭湯料金で入れる)、週末などちょこっと時間が空くと、パッとバスに飛び乗って甲府や石和温泉まで行き、温泉銭湯に浸かりながら地元のみなさまと景気の話をし、甲府駅ナカのお店で山梨県産ワインと焼鳥などのおつまみを仕入れ、ホテルの部屋に戻って地元のTV番組を見ながらゴロゴロする......という休日を送ることもしばしば。温泉とお酒が好きな人には天国だと思います。
とくにお酒については、山梨県は、1000年以上にわたるぶどう栽培の歴史を持つ“日本ワイン発祥の地”といわれており、日本で栽培・醸造される国産ワインの約3割のシェアを誇るそうな。大手から個人経営までさまざまな規模のワイナリーが県内に約90もあり、それぞれが土地の風土を生かした個性豊かなワインを作っているのです。
冷蔵庫のスタメンにしている山梨県産ワインTOP3
......というわけで、山梨県のご出身で、一般社団法人 日本ソムリエ協会の理事もつとめていらっしゃる、長谷部 賢さんにアドバイスをいただき、エディター沖島が冷蔵庫に常備している“山梨県産ワイン”と、ペアリングで相性のよいおつまみをご紹介します。いずれもネットで気軽に買え、リーズナブルで、食事と一緒に楽しめ、ワインビギナーさんにも飲みやすいワインです♡
丸藤葡萄酒工業「ルバイヤート 甲州シュール・リー 2018」(¥2035)
発酵終了後にあまりろ過(澱引き)しすぎず、酵母由来の旨みを引き出す醸造方法(=シュール・リー製法)で、はつらつとしたフレッシュな柑橘系の香りと深みのある味わいに仕上げた白ワインです。和食全般ととっても相性がよいのでお気に入りなのですが、ボンゴレやアラビアータなど、魚介類をたっぷり使ったあらゆるソースのパスタもめちゃくちゃおいしくなります。
マルサン葡萄酒「醸し甲州2020」(¥1980)
白ワインを作るぶどうの果実を皮ごとまるっと漬け込んで一緒に発酵させることで、白ワインよりも渋みや旨みを楽しめるオレンジワインが人気ですが、『マルサン葡萄酒』のこちらはとくに美味♡ 味わい・旨み・香りに優れた甲州ぶどうを果皮ごと噛みしめるような“醸し発酵”という醸造方法を駆使して作られています。味わいにコクがあり、出汁にも似た旨みが感じられるので、焼き餃子や揚げ出し豆腐、ぬか漬けなどに合わせるともれなく即優勝します。飲み終わったら花でも生けたくなるモダンなボトルデザインにも気分がアガるのだ。
東晨洋酒「甲州街道栗原宿産マスカットベーリーA 2020」(¥1760)
山梨市・甲州街道沿いで栽培されている赤ワイン用のぶどう「マスカットベーリーA」を、酸化防止剤無添加で仕込んだ赤ワイン。冷やすと“ワインのダイヤモンド”とよばれる酒石の結晶が発生しますが、これは果汁由来の有機酸の結晶で、ミネラル分が豊富なあかし♡ きゅんとしたベリーみが強く感じられるので、「赤ワインってちょっと飲みにくい」と思っている方に魅力を見直していただけるワインだと思います。タレをたっぷり使った焼鳥や焼肉、お好み焼き、焼うどんにぴったりです。
『セブン-イレブン』の冷凍食品でペアリングしてみた!
以上、エディター沖島の“山梨県産ワイン”スタメン3選をご紹介しましたが、これにみんな大好き『セブン-イレブン』の、レンジでチンすれば即食べられる冷凍食品をおつまみをペアリングすると宅飲みが優勝するので、具体例をご紹介しておきます。たとえば:
白ワイン>「海鮮具材とペンネのアラビアータ」(¥300)
オレンジワイン>「国産の野菜たっぷり レンジで焼き餃子」(¥149)
赤ワイン>「炭火で焼いた牛カルビ焼」(¥321)
......といった感じ。長谷部さん曰く「ワインを調味料に見立て、似たような香りや味わいのおつまみと一緒に味わう」という視点で選ぶと大成功するそうな。上記のワインは山梨県が運営するワインのアンテナショップ「Cave de ワイン県やまなし」で購入できます。ぜひ試してみてくださいね。
2021年の新酒ワイン“山梨ヌーボー”にもチャレンジ!
そして、山梨県内で今年(2021年)収穫されたぶどう「甲州」と「マスカットベーリーA」を使って作られた新酒ワイン、“山梨ヌーボー”も、年末年始の家飲みでぜひ味わっていただきたいのでご紹介します! 今年は、梅雨時期の降雨量が少なく、8月上旬まで好天に恵まれたため、ぶどうの成熟が例年より早く、糖分と酸味のバランスがとってもよいぶどうが収穫できたそうです。
まるき葡萄酒「新酒 甲州 2021」(¥1683)
白ワイン用のぶどう「甲州」を早めに収穫することで、はっさくのようなさわやかな柑橘系の香りと、いかにもヌーボー(新酒)らしい生き生きとした酸味、みずみずしい口あたりが楽しめる白ワイン。どんな料理にも合いますが、レモンやすだちをキュッと絞って楽しむお料理ととくに相性がよいそうな。
シャトー酒折「新酒甲州にごり2021」(¥1650)
発酵終了直後のワインを、タンク内の上澄み部分だけ、ろ過せずにそのままボトルに詰めた“できたて生”のワイン。少しだけにごっていますが、とっても甘やかで優しいワインです♡ 高級洋梨のラ・フランスみたいな豊潤さが、お口の中をぱあっと華やかにします。甲府・一宮地区は、甘味が多く苦味の少ない、バランスの良いフルーティな味わいです。普段ワインを飲み慣れていない方にも楽しんでいただきやすいワインです。甲府・一宮地区、八幡・白根地区、穂坂・山梨地区と、収穫地ごとに異なる味わいをそろえた超人気商品で、公式オンラインストアでは完売していますが、ワイナリー直営店頭にはまだ在庫があるようなので、にごり酒大好きさんはぜひ現場へ!
白百合醸造「ロリアン ベーリーA」(¥1540)
山梨県内で栽培された「マスカット・ベーリーA」を使用。ラズベリーやストロベリーなどのベリー系フルーツを思わせる果実味がパーーーンと広がり、喉を通るまでフレッシュな味わいがリードする、いかにもヌーボーらしいライトボディの赤ワインです。いちごキャンディのような香りやスイートさもあり、赤ワインがちょっぴり苦手な方にもなかなかの好印象ではないかと。お肉料理全般によく合うそうな。
シャトー・メルシャン「日本の新酒 山梨県産 マスカット・ベーリーA 2021」(赤・白・ロゼ3本セットで¥6000)
基本は品のよいフレッシュな軽めの赤ワインなのですが、モカやココアのような香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。木製の樽の中で空気と少しだけ触れ合わせることで、穏やかな味わいに仕上げてあるそうな。これに、「日本の新酒 山梨県産甲州」(白)、「日本の新酒 山梨県産マスカット・ベーリーA ロゼ」を加えた、赤・白・ロゼの最強3本セットを数量限定で販売中です。
山梨県のアンテナショップならおすすめワインが丸わかり!
以上、おすすめの“山梨県産ワイン”事情をお届けしてまいりましたが、ワインと食材の素晴らしいマリアージュを手軽に味わいたいなら、
山梨県のアンテナショップ「Cave de(カーヴ ド) ワイン県やまなし」(東京・日本橋)へGO! 約200〜300種類もの“山梨県産ワイン”を取りそろえている大充実のワインショップに、ワインと地元の食材のペアリングを中心としたレストランを併設しています。本記事でご紹介したワインの一部も購入できるので、リアル・オンラインともにぜひぜひ訪れてみてくださいね。
取材・文/沖島麻美 ※掲載されている情報は12月6日時点でのもので、個人の見解や私物が含まれます。在庫や価格などの最新商品情報については、各メーカーや山梨県の公式サイト等でご確認ください。