【山形】国史跡「松ケ岡開墾場」が期間限定ライトアップ！サムライシルクナイトをご紹介
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「サムライシルクナイト」夜間初公開のライトアップイベント
山形県の海側の地域である庄内地方、中心地鶴岡市の松ケ岡という地域には、150年前から現存する「松ケ岡開墾場」という観光スポットがあります。その昔、旧庄内藩士のサムライ達が東京ドーム69個分の土地を開墾し、シルク産業の発展に繋げたとされるここ松ケ岡という地は、現在も国産シルクの名産地です。
日中の松ケ岡開墾場（5番蚕室）も風情があってとても素敵。
「シルク」や「養蚕」と聞くと、群馬県の「冨岡製糸場」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、ここ山形県にも現在5棟の蚕室が残存し、その美しい景観から、春夏秋冬問わず多くの観光客が訪れる人気観光スポットとして日々賑わっております。
通常は16時までの一般解放とのことなのですが、この秋「サムライシルクナイト」というイベントにより初夜間解放、そして蚕室をライトアップし様々なイベントが行われております。
自然豊かで、山形をこよなく愛する私も一番大好きなスポットな松ケ岡の夜の魅力をお伝え致します！
映えること間違い無し！蚕室のライトアップとシルクランタン！
このイベントでは、「松ケ岡開墾場」の5つの蚕室が全てLEDライトでライトアップされています。上州島村式という建築方法で作られており、3階建、色味や木の香りに150年の歴史が感じられます。照らされる暖かな光がより一層魅力を際立たせ、思わず何枚も写真を撮ってしまいます。
蚕室へ続く道には、地口行燈が。なんとこちらの行燈には、シルクが巻かれており、このシルクはワイン染めでできているのです。
ここ、松ケ岡には2020年にワイナリーがオープンし、地域を一緒に盛り上げております。
ワイナリーの記事はこちらから→【山形•庄内】まるでヨーロッパ！！絶景ワイナリー「ピノ•コッリーナ松ヶ岡」
なんとこちらのワイナリーで作ったワインは、今年のG7広島サミットでも採用されており、全国各地から連日お客様が訪れる人気ワイナリーです。
MORE JAPAN映えスポットアワード「絶景レストラン部門」にも選出された、ぶどう畑が見下ろせる絶景テラスで頂くランチはとても贅沢なひととき♡
同地域の新旧の魅力を掛け合わせてライトアップに「ワイン染めシルク」が採用されているのです。
松ケ岡開墾場からワイナリー「ピノ・コッリーナ」へ続く「シルク&ワインロード」には、このワイン染めシルクで作られたオリジナルランタンが道を優しく照らします。
よく見ると、松ケ岡のストーリーをモチーフとしたシルエットが・・・！ワインや、開墾場のシルエットなど、近くで見ても楽しむことができます。
初日の9月23日には、蚕室を舞台に歌舞伎や太鼓パフォーマンスのスペシャルナイトショーが行われました。歴史ある場所でのこのようなステージは初の試みで、鑑賞しながら、美味しいディナープレートとワインを楽しむことができる空間はなんとも贅沢！
9月23日から週末に3週連続で開催されている「サムライシルクナイト」ライトアップは今週末の10月９日まで開催されます。
秋のお出かけで山形に訪れた際にはぜひ遊びに行ってみてくださいね。
【information】
【松ケ岡開墾場】
公式サイト：MATSUGAOKA CRAFT PARK
ライトアップ：入場無料
駐車場：あり
住所：〒997-0158
⼭形県鶴岡市⽻⿊町松ヶ岡字松ヶ岡28
イベント情報：サムライシルクナイト
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