【横浜】暮らすように泊まる贅沢体験！『オークウッドスイーツ横浜』滞在レポート

最近、“非日常”を感じられる場所で、心も体もリセットしたいな……と思うことが増えてきました。そんな時に訪れたのが『オークウッドスイーツ横浜』。みなとみらいエリアを一望できる高層階のホテルで、全室レジデンスタイプという贅沢な空間。ホテルでの時間をただ“過ごす”だけではなく、ゆったり“暮らす”ように楽しめるのが魅力です。

今回は、チェックインからチェックアウトまで、実際に体験してみて感じたことをレポートしていきます。

15時ちょうど、ホテルのロビーに到着。

「オークウッドスイーツ横浜」は、京浜東北線「桜木町」駅から徒歩8分ほど。商業施設「ザ・タワー横浜北仲」の高層階に位置していて、初めて訪れたときは“ホテル”というよりも“高級レジデンス”のような佇まいに、少しドキドキしました。

エントランスは、低層階の「オークウッドレジデンス」専用の入り口と共通。自動ドアを抜けて中へ入ると、そこには洗練された空間が広がっていました。ホテルのロビーは、46階。まずはエレベーターで一気に空の上へと上がります。

エレベーターを降りると、天井が高く、大きな窓から光が差し込むスタイリッシュなロビーが出迎えてくれました。家具や調度品は、海外の高級アパートメントのようなモダンテイストで統一されていて、どこを切り取っても絵になる空間。スタッフの方の対応も穏やかで、ゆったりとチェックインの手続きを行うことができました。

ガラス張りの大きな窓からは、横浜ベイエリアが一望！運河パークや赤レンガ倉庫、観覧車のあるよこはまコスモワールド、そしてその奥にはベイブリッジまで、どこまでも続く海と空。

空気が澄んでいる日には、遠く房総半島や富士山まで見渡せるそう。まるで展望台に来たかのような絶景が、ホテルのロビーという日常空間の中にあることに、しばらく立ち尽くしてしまいました。

お部屋の鍵を受け取ったら、いよいよ本日のお部屋へ。“住むように泊まる”と評判のホテル、どんな空間が待っているのか楽しみです！

案内された「スタジオ スーペリア」は、どんな利用シーンでも快適に過ごせる、機能性と心地よさを兼ね備えた空間。

室内は、シンプルながら落ち着きのあるインテリアでまとめられていて、グレーとホワイトのやわらかな色調が印象的。特徴的なのが、部屋の隅ににゆったりと置かれたL字型のソファと、ダイニングも兼ねられる大きなテーブル。このスペースがとにかく居心地抜群で、まるで自分のリビングルームのようにくつろげるんです。

ソファはしっかりとした座り心地で、奥行きも広め。ごろんと横になったり、読書したり、ノートパソコンを広げて作業したりと、過ごし方は自由自在。


大きめのテーブルは食事はもちろん、旅のプランを立てたり、手紙を書いたりするにもぴったりのサイズ感。コンパクトなワンルームでありながら、「食べる」「くつろぐ」「働く」がストレスなくできる、このスペース設計には思わず感心してしまいました。

ベッドはゆったりとしたダブルサイズ。厚みのあるマットレスはふんわりと体を包み込みつつ、適度な弾力でしっかり支えてくれます。寝転ぶとすぐに疲れがほぐれていくような心地よさで、旅の疲れを癒すのにぴったりです。

シーツや枕カバーは白を基調とした清潔感あふれるリネンで、肌触りが滑らか。触れるたびに心地よく、思わず深呼吸したくなるような優しい感触です。

ベッドサイドには照明があり、やわらかな灯りが就寝前のリラックスタイムを穏やかに彩ってくれます。

仕事や旅の準備にぴったりの作業スペースも設けられています。しっかりとした作業用チェアが置かれたカウンターデスクは、ノートパソコンを広げても余裕のある広さ。小さいランプもあり、集中したい時にうれしい環境です。

さらに、そのカウンターの正面には大きな鏡があり、ゆったりとメイクや身支度を整えるのにも便利。旅行での滞在はもちろん、仕事での利用にも配慮された設計で、"集中もできて、身だしなみもバッチリ整えられる空間"だと感じました。

日常の延長のように過ごせる一室は、オンとオフの切り替えもスムーズで、旅の疲れを癒しながらしっかり働きたい人にとっても理想的な空間です。

バスルームに足を踏み入れると、まず目を引くのはゆったりとした広さの洗面台。大きな三面鏡が設置されており、身支度やメイクがとてもスムーズに行えます。鏡の角度を変えれば、細部までしっかりと確認できるのも嬉しいポイントです。

洗面台のカウンターは余裕のあるスペースが確保されており、化粧品やスキンケアアイテムを広げても窮屈さを感じません。照明は明るすぎず、肌の色が自然に映るやわらかな光が落ち着いた雰囲気を演出しています。

バスタブもゆったりとしたサイズ感で、旅の疲れをゆっくりと癒せる空間。高級感のある素材感とシンプルながら洗練されたデザインが、ホテルならではの非日常を感じさせてくれました。


細部にまで気配りが行き届いたバスルームは、日常から離れてリフレッシュするのにふさわしい、贅沢な空間です。

バスルームの目の前には、ドラム式の洗濯乾燥機が完備されていて、これが本当に便利！長期滞在はもちろん、たとえ1〜2泊でも、突然の雨や汗をかいた日にはありがたい存在です。

洗剤や柔軟剤も備え付けられているので、すぐに使えるのも嬉しいポイント。旅行中の「洗濯もの問題」を気にせず、身軽に過ごせるのは、レジデンスタイプの宿ならではの快適さだと実感しました。

バルコニーからは、みなとみらいの街並みが広がります。目の前にそびえるランドマークタワーや、観覧車「コスモクロック21」、そして赤レンガ倉庫など、横浜の象徴的な建物が視界に収まります。

昼間は、太陽の光が建物のガラスや海面に反射し、街全体が輝いて見えます。特に、みなとみらいの海沿いに広がる臨港パークの緑と、近代的な建築物とのコントラストが美しく、都会と自然が調和した風景が広がっています。

また、観覧車「コスモクロック21」は、昼でもその存在感を放ち、青空の下で白い車体が映えます。周辺のカフェやショップの賑わいも感じられ、活気ある横浜の雰囲気を楽しむことができます。

このような景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができ、日常の喧騒を忘れさせてくれるひとときとなります。

日が沈み、空が深い藍色に染まる頃、窓の外にはみなとみらいの夜景が広がります。

ランドマークタワーやコスモクロック21の観覧車がライトアップされ、幻想的な光を放ちます。 特にコスモクロック21は、毎時0分、15分、30分、45分に1分間だけレインボーカラーに点灯し、夜空を彩ります。

また、横浜ベイブリッジの主塔は青くライトアップされ、海面に映る光と相まって、幻想的な景色を演出します。ぼーっと眺めていたら、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。

まるで、みなとみらいの夜景を独り占めしているかのような贅沢なひとときです...！

夕食は外食も良いけれど、せっかくキッチン付きのお部屋に泊まっているなら、自分で作ってみるのも楽しいもの。オークウッドスイーツ横浜のキッチンは、IHコンロ、電子レンジ、トースター、炊飯器、電気ケトルなどの家電はもちろん、鍋やフライパン、包丁、まな板、ボウル、ザル、食器類まで一通り揃っていて、まさに“暮らすように泊まる”を体現できる空間です。

食材の調達には、ホテル直結の商業施設「北仲ブリック＆ホワイト」1階にあるスーパー「リンコス 横浜馬車道店」が便利です。新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚、ベーカリー、ワイン、チーズなど、豊富な品揃えで、見ているだけでも楽しくなります。ホテルからエレベーターで下に降りるだけなので、天候を気にせず買い物ができるのも嬉しいポイントです。

今回は、リンコスで新鮮な野菜と牛肉、海鮮を購入し、シンプルな牛肉とサラダを作ってみました。キッチンの使い勝手が良く、調理もスムーズ。出来上がった料理を、L字型のソファと大きなテーブルがあるリビングスペースで、みなとみらいの夜景を眺めながらいただく時間は、まさに至福のひとときでした。

自分で作った料理を、素晴らしい景色とともに楽しむ。そんな贅沢な時間を過ごせるのも、オークウッドスイーツ横浜ならではの魅力です。

レセプションと同じ46階にあるラウンジは、宿泊者専用の空間。カードキーをかざして入室すると、そこには落ち着いた照明とシンプルながら洗練されたインテリアが広がります。窓際の席に腰を下ろすと、みなとみらいの夜景が目の前に広がり、まるで宝石を散りばめたような光の海に心が奪われます。

ラウンジ内には、ネスプレッソマシンや各種ティーバッグが用意されています。テレビでは無音でBBC放送が流れており、静かな空間で読書や仕事、ただ夜景を眺めるだけの時間を過ごすのにも最適です。24時間利用可能なこのラウンジは、日中の賑わいから離れて、自分だけの時間を大切にしたい方にぴったりの場所です。

夜のレジデンスラウンジで過ごすひとときは、オークウッドスイーツ横浜ならではの贅沢な体験。みなとみらいの煌めく夜景を眺めながら、心静かに自分と向き合う時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

フィットネスジムには、ランニングマシンやエアロバイクなどの有酸素運動機器、ダンベルやベンチなどの筋力トレーニング機器が揃っており、日常の運動習慣を継続するのに最適な環境が整っています。

24時間利用可能なため、早朝や深夜など、自分のライフスタイルに合わせてトレーニングが可能です。また、清潔感のある空間で、快適に運動を楽しむことができます。

滞在中も健康を意識した生活を送りたい方にとって、オークウッドスイーツ横浜のフィットネスジムは心強い存在です。

翌朝は、ゆっくり起きて、ホテルのお部屋で朝ごはんを作ることにしました。朝の光がやわらかく差し込む大きな窓のそばで、キッチンに立つ時間は、なんだか特別で贅沢なひとときです。

トースターでカリッと焼いたパンの香ばしい香りが部屋にふわりと広がると、それだけで気持ちが明るくなります。サラダとフルーツを添えて、シンプルだけど、自分で作ったからこその満足感がある朝ごはん。淹れたての紅茶とコーヒーを用意して、テーブルに並べたら、まるで休日のブランチのよう。

キッチンには基本的な調理器具がひと通りそろっていて、少しの食材があれば十分。パンも卵も、近くのスーパー「リンコス」で手に入るので、気軽に“おうちごはん”が楽しめるのが本当に嬉しいポイントです。

ホテルの一室なのに、まるで自分の部屋のような居心地のよさ。みなとみらいの街を眺めながら、心まで満たされる朝ごはんの時間でした。

チェックアウトを終えた後、46階にある天空のカフェ「Le Cafe」へ足を運びました。ここは「天空のカフェ」とも呼ばれるほど、みなとみらいの街並みやベイブリッジが一望できる贅沢なロケーション。大きな窓から差し込む光と開放感あふれる景色に包まれながら過ごす時間は、まさに非日常そのものです。

そこでいただいたバスクチーズケーキは、期待以上の美味しさ！しっとり濃厚でクリーミーな舌触りに、ほどよい甘さとほろ苦い焦げ目の香ばしさが絶妙にマッチ。口の中でとろけるような食感が心地よく、コーヒーとの相性も抜群でした。


この”天空のカフェ”でのひとときは、ホテルステイの締めくくりにふさわしい贅沢な体験。美しい景色とともに味わう極上のチーズケーキは、訪れる誰もを満たしてくれる、特別な時間を演出してくれます。

初めて泊まった「オークウッドスイーツ横浜」は、“ホテル”というより、“もうひとつの自分の部屋”のような場所でした。窓から見える横浜の景色、ゆったりとくつろげるリビングスペース、気軽に料理ができるキッチン。そのすべてが、自分のペースで過ごす旅にぴったり寄り添ってくれました。

ラウンジで静かに夜景を楽しんだり、朝の光を感じながらパンを焼いたり——。ここでの時間は、観光地をめぐる旅とはまた違った、静かで心満たされる滞在でした。

旅行にも、ワーケーションにも、自分へのご褒美にも。オークウッドスイーツ横浜は、「また帰ってきたい」と思わせてくれる、そんな場所でした。みなさんも、横浜にお立ち寄りの際にはぜひ宿泊してみてくださいね。

*掲載内容は、宿泊時の3月中旬時点での情報です。現時点の情報は、公式HPでご確認ください。
*記事内で使用している写真は全て、宿泊した際個人的に撮影したものです。
*ホテル内での一眼レフを使っての撮影は、現地でホテルに許可を取って撮影しております。
*他のお客様の写り込みを避け、周囲のご迷惑にならないよう、スチールカメラ一台で小規模撮影をしています。