【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾートが運営するディープなホテルにステイ

レトロな下町大塚で過ごす充実した時間

本日は、星野リゾートが運営するホテル「OMO5東京大塚(おもふぁいぶ) by 星野リゾート」を紹介致します。
素敵なホテル宿泊に加え、その街の魅力が詰まった旅を提供してくれる新しい都市ホテルです。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_1

他のホテルとは違う「OMOブランド」の魅力

【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_2
「OMO」は星野リゾートが展開するブランドで、街と連携して宿泊だけでなく、その街をまるごと楽しむディープな旅を提供するホテルです✨️ 全国に11施設あり、数字によってサービスの幅が表されています。

ホテルに共通しているのは、旅人が集うパブリックスペース「OMOベース」と、ご近所の情報が詰まった「ご近所マップ」そして“OMOレンジャー”が街を案内する「ローカルガイドアクティビティ」が楽しめるということです。

今回紹介する「OMO5東京大塚」は、これらに加えて、カフェや朝食を楽しむことができます。

大塚の街の魅力は、ホテルオリジナルサービス「Go-KINJO」とホテルで行われるさまざまなイベントで体感することができます。それぞれについて詳細に紹介していきます。

街を知ることができるホテルオリジナルサービス「Go-KINJO」

ホテルに入るとまず目に入るのが、壁一面に描かれた「ご近所マップ」
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_3
「Go-KINJO」は、ホテルから徒歩圏内で行ける街を深く知り、その街特有のエキサイティングなコトやファンタスティックなモノに触れ、街に溶け込むサポートをしてくれるサービスです。

具体的には、街をよく知る「OMOレンジャー」が、ガイド付きで街=ご近所を案内してくれ、おすすめスポットや地元の人々と触れ合うことで、ディープなローカル体験をすることができます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_4
また、ホテル内に設置されている電子パネルには、街の情報が分かりやすくタイムリーに掲示されている「デジタルご近所マップ」があり、マップから行きたいお店を見つけることができます。SNSと連動しているので、最新の口コミ情報やお店の方が発信する正確な情報を簡単に入手することができます。観光本には載っていないここだけの観光情報が手に入るのも、OMOブランドの魅力のひとつです✨
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_5
さらに、ホテルのスタッフの方が街のおすすめフードを買って、ホテルのお部屋まで出前をしてくれる「Go-KINJO出前レンジャー」というサービスもあります。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_6
いくつかあるメニューの中から好きなものを注文します。
メニューはすべて大塚の街で販売されているもので、ローカルフードをホテルにいながら楽しむことができます

私は、「エスニックダイニング じゃぽん」というお店の本格カレーを注文しました。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_7
料理はとても絶品で、今まで食べた中でいちばんおいしいカレーでした。
カレーもナンもあつあつの状態で届き、ふわふわのチーズ入りナンと甘口のカレーがマッチして、また食べに行きたいなと思う大満足な夕食でした。

ほかにも大塚でしか食べられないご当地グルメがたくさんありますので、ホテル宿泊の際にはレンジャーにおつかいをお願いしてみてはいかがでしょうか?
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_8
ホテルで行われるイベントについては、次の「OMO5東京大塚」の中で紹介します。

「OMO5東京大塚」でレトロな下町旅を楽しもう

ここからは「OMO5東京大塚」について紹介をしていきます。JR山手線大塚駅北口を出るとすぐ目に入る「OMO5東京大塚」は、都電荒川線が走るレトロな街並みと、活気のある商店街が魅力的な街にあります。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_9
大塚の街の様子をホテル内の「OMOベース」から感じることができました。
「OMOベース」は、ホテルと街が繋がる仕掛けが詰まったパブリックスペースで、簡単に言うと大塚の街の魅力がたくさん詰まったロビーやラウンジのことです。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_10
「OMOベース」には、大塚の街の象徴と言っても過言ではない都電をモチーフにした装飾や、大塚の音楽を楽しむ文化や下町のディープさが伝わるレコードや電飾があしらわれています。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_11
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_12
また大塚の街を体感できるイベントも行われており、実際に体験してきましたので紹介致します。
大塚の街を体感するイベント①「都電ビアベース」

ビールの醸造所がある大塚の街を走る路面電車、都電荒川線は街の象徴と言えるでしょう。そんな都電の中でビールを飲むような体験ができるのが、このイベントです。

2022年6月1日~8月31日までの期間、ホテル内のパブリックスペース「OMOベース」内に都電モチーフの装飾が施され、まるで都電に乗っているかのような気分でビールを楽しめます。具体的には、実際に使用されていた、吊り革や降車ボタン、そしてガラスには都電の窓や中づり広告を模した装飾が施されており、ここがホテルであることを忘れてしまいます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_13
ホテルでしか飲めないオリジナルビールは、運転手になりきったスタッフさんのアナウンスと共に、ミニチュア都電で席まで運ばれてきます。さらに、宿泊者はテラス席で大塚の街並みを眺めながらビールを満喫することができます
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_14
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_15
大塚の街を体感するイベント②「オーツカ下町DJナイト」

大塚の音楽を楽しむ文化を体現したイベント!
ホテルのスタッフの方がDJをし、1970〜90年代のナツメロを楽しむことができます。宿泊者はもちろん、宿泊者以外も無料で楽しむことができるのがうれしいです。かけてほしい曲があれば、リクエストも可能です。DJイベントが行われる際には、大塚のノスタルジックな下町を彷彿させるレトロな電飾がつき、まるで昭和に戻ったかのようなノスタルジックな気分に浸れます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_16
さて、ここまではホテルで大塚の街を知り、体験できるイベントを紹介してきました。
ここからはホテルの客室やカフェなどの施設を紹介していきます。

「OMO5東京大塚」のワクワクが止まらない客室

客室は、ワクワクする仕掛けと現代的な和のくつろぎが詰まった「やぐらルーム」
入った瞬間ワクワクする秘密基地のようなお部屋で、旅のテンションをお部屋でもそのままキープできます。思わずカメラを向けたくなるようなお部屋の秘密は、空間を活かしたデザイン性のある造りと居心地のよさです✨️
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_17
お部屋に入ると、まず目に入るのが「仕掛け壁」
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_18
可愛らしいピンク色の壁に木材が組み合わされたオシャレな収納壁。壁の色は緑や青などお部屋によって異なり、色によって印象もかなり変わるので、何度宿泊しても新鮮で楽しいホテルステイができます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_19
お部屋は「畳とくつろぐソファ」が魅力的✨️

床は和紙材の畳で、靴を脱いでくつろぐことができます。オシャレな部屋でも自然と心が安らぐのは、畳の効果かもしれません。大きくて柔らかいソファは、リビングスペースとして利用することができ、ゆったり足を伸ばしてテレビを観たり、家族や友人との語らいの場にもなります。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_20
ソファの上のスペースは「やぐら寝台」
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_21
まるで屋根裏部屋のような寝室。
リビングと寝室がしっかり分けられているのも快適。ホテルオリジナルのクッションもとても可愛らしいです。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_22
「畳とくつろぐソファ」と「やぐら寝台」を繋ぐのが、「箱階段」。
機能的な収納はインテリアとしても階段としても機能し、写真映えもします。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_23
こうした魅力が詰まった部屋をより引き立たせるのが、天井まで広がる大きな窓です。
大きな窓からは陽の光がたくさん入り、快適に過ごせるだけでなく、大塚の街並みを眺めることができます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_24
最後に、お部屋の中で大事なのがお風呂などの水回り!
お風呂、洗面台、トイレがそれぞれ別になっており、複数人で宿泊した際に導線が被らないのがうれしいです。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_25
お風呂の壁は、可愛らしい市松模様のデザイン。
桶や椅子が木なので、和を感じほっとします。
湯船は深さがあるので、足を伸ばしてゆったりと入ることができます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_26
洗面所は丸い鏡が可愛らしいデザインとなっています。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_27
また、部屋着はOMOオリジナルのTシャツ
サイズによって文字の色が違うので、友人や家族とあえて色を変えて着るのも楽しいです。
(レンタル料上下セット200円)
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_28
ほかにも、必要なアメニティを取ることができるアメニティバーもホテル内にありますよ。

シーンを問わずカジュアルに使える「OMOカフェ」

宿泊者以外も利用可能なカフェ。「食」と「街」が融合するコミュニケーションゾーンであり、ワーケーションなどのお仕事や観光の合間でひと息つく場所としても利用できます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_29
土日は席が埋まるほどの人気ぶりで、朝の7時から夜の11時まで営業しています。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_30
朝は、7種類の中から選べる、彩り豊かな「OMOrningリゾット」と、5種類のパンが楽しめる「アメリカンブレックファースト」があり、しっかりとお腹を満たすことができる朝食メニューをいただけます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_31
私がいただいたのは、東京名物の深川めしをイメージした「深川あさり」のリゾットです。
このリゾットは、「OMO5東京大塚」でだけ食べることのできるメニューで、貝出汁にあおさのりを加えた和リゾット。優しい味が朝の空っぽの胃に染みました
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_32
夜にお酒を飲んだり、脂っこい食事をしたりして、朝食が進まないという方にもおすすめできるメニューです。
ほかにも生ハムとジェノベーゼのリゾットや、トマトとエビなど洋風なリゾットや、サケやイクラを使ったリゾットなど、そのときどきの気分や好みに合わせてチョイスできる豊富なメニューが揃っています。

リゾットにはサラダとフリードリンクがついていて、健康を気にする方にもおすすめできる、バランスのいいメニューです。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_33
フリードリンクのクオリティの高さも魅力的です。
昼はカフェタイム。夜のバータイムには、アルコールとスナックメニューがあり、「オーツカ下町DJナイト」を楽しみながらお酒を楽しむ方や、カフェ読書をしながらひとりの時間を満喫する方などの姿を見ることができました。

「OMOレンジャー」が案内するディープな大塚の街

ここからは、OMOのローカルガイドアクティビティを紹介します。
「OMO5東京大塚」では、都電が残るノスタルジックな雰囲気の街を巡りながら都電を見つけるガイドツアーが開催されており、無料で参加することができます。

大塚の街の中を走る都電荒川線は、東京都内では珍しい路面電車であり、100年以上長く街の人々に愛されてきました。街を知り尽くしたホテルスタッフが、都電荒川線や大塚の街のおすすめスポットなどを説明しながら、ディープな大塚の街を案内してくれます。

私も実際にツアーに参加したので、案内していただいた大塚の街を紹介していきます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_34
〜街を走る都電荒川線〜

大塚の街の魅力のひとつ、都電荒川線。
東京では珍しいレトロな路面電車は別名「東京さくらトラム」という愛称で親しまれており、多くの人に利用されています。

電車は種類がいくつかあり、よく見ると形や色が違うことがわかります。
都電荒川線の駅には、お金を支払わなくても入場できるので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_35
〜JR山手線と東京スカイツリーを臨む穴場ビュースポット〜

大塚の街を走っているのは都電荒川線だけではありません。
JR山手線も走っており、手を振ると車掌さんがクラクションを鳴らし手を振り返してくれる穴場スポットに案内していただきました。私は東京でこのような体験ができる場所をほかに知りません。
また穴場スポットからは東京スカイツリーも見ることができ、山手線とのツーショットに、ついカメラを向けたくなります。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_36
〜昭和十二年創業のもなか〜

昔ながらのレトロなのれんが目をひくお店
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_37
昔ながらの手作りの味にこだわった「もなか」の専門店です。
ほかにもどら焼きや冷しるこ、水ようかんなど数種類の和菓子が販売されており、
中でもひょうたんの形をした「もなか」が人気で、ホテルでも販売されています。
私もおみやげに購入しました。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_38
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_39
店主さんもとても親切で優しい方なので、忘れかけていた人の温かさを感じることができました。
下町のよさは、こんなところにあるのかもしれませんね。
〜ななキッチン〜

体に優しい手作りパンが食べられるお店です。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_40
店主さんの周囲の方に、卵・牛乳アレルギーの方がいたことから、卵や牛乳不使用のパンを作り、販売を始めたそうです。ほかにもグルテンフリーの焼き菓子やオーガニックコーヒーなど体に優しい商品がたくさん。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_41
店主さんがひとつひとつ愛情を込めて作ったパン、ぜひご賞味あれ‼︎
〜地元の方々が多く足を運ぶ「天祖神社」〜

天照大御神が祭られている神社です。
大きな夫婦のイチョウの木と狛犬が長い間地元の方々と大塚の街を見守ってきました。

都電がデザインされた御朱印帳は、とても人気です。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_42
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_43
ほかにも、わんちゃん同伴OKなカフェや卓球ができる遊び場など魅力的なお店がたくさんあります。また、レトロな居酒屋さんやインド・ネパール・タイなどの多国籍料理など、さまざまな食事処があります。
ホテル宿泊時は、OMOレンジャーと大塚の街歩きに出かけてみてはいかがでしょうか?

「OMO5東京大塚」で手に入るおみやげ

続いて、ホテルで手に入るグッズやおみやげを紹介します。
ホテルでは、星野リゾートの関連グッズや大塚の街で実際に販売されているお菓子や飲み物を買うことができます。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_44
実際に販売されている商品の一部を紹介致します。

・緑茶 de アールグレイ
 大塚の街にある「矢島園」というお店で販売されているお茶です。緑茶にアールグレイの香り付けがされており、スッキリした味わいのお茶です。

・煎餅  チョレギ
 「笠原製菓」の煎餅ブランド「センベイブラザーズ」。パッケージがシンプルでつい手に取りたくなる商品です。

・千成五色もなか
 街歩きの中でも紹介した、昭和から続く和菓子店で作られたもなかです。
 ひょうたんの形をしたカラフルなもなかは、見た目にも可愛く味もさまざまで、あっという間に完食してしまいます。

・OMOのメモ帳
 OMOと都営交通が共同開発した、都電がデザインされたメモ帳です。大塚のおみやげにぴったりですね。
【ノスタルジックな東京 大塚】星野リゾーの画像_45
ほかにも大塚はお酒も有名で、ホテルにはさまざまな銘柄のカップ酒が販売されているので、自分だけのお気に入りのお酒も探してみてください。

ホテルの新型コロナウイルス感染対策について

最後に、「OMO5東京大塚」で行っているコロナ対策についてもお伝えさせていただきます。

まずは三密回避の取り組みを紹介します。
フロントなど人が密集する場所では入列規制がされています。さらに、ロビーやラウンジなどのパブリックスペースには、CO2濃度測定器が配置されています。

次に公衆衛生を考慮した取り組みを紹介します。
コロナ対策の一環として、館内各所、全客室にアルコール消毒を、フロントにパネルやビニールシートなどのパーテーションが設置されています。また、カトラリーの高温洗浄やスタッフのマスク着用など感染症対策がされているので、安心して宿泊することができます。

おわりに

いかがでしたか?
かなり長いブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

ホテルでの宿泊はとても有意義でした。キレイでオシャレなロビーは、人が集う街の憩いの場になっており、大塚の街を表現した装飾に多くの方がカメラを向けていました。
またホテルでの「都電ビアベース」や「オーツカ下町DJナイト」などのイベントをはじめ、「OMOレンジャー」が案内する大塚の街歩きなどを通して、大塚の魅力に触れ、体験することで街のことをとてもよく知ることができる楽しくディープな旅になりました。


スタッフや地元の方々もとても親切で、人との関わりが希薄になる現代で、人と人とのつながりの大切さを思い出すきっかけになりました。

みなさんもぜひ「OMO5東京大塚」に足を運んでみてください。