今さら聞けない!イースターって何をする日?【ご当地グルメ探偵M】
ライター
堀越 美香子
誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!
今回は「イースターってそもそも何の日?」。イースターのイベントはよく見かけるようになりましたよね。卵やウサギがモチーフになっていることが多いけれど、実際何をする日なの……? 卵やウサギは何の関係があるの? 調査結果を報告します!
クリスマスよりも盛り上がるお祭り!
Q.イースターって何の日? 卵やウサギは関係あるの?
A.復活祭であり、春の訪れを祝うお祭りです。
イースターとは日本語で「復活祭」とも言われ、イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを記念する、キリスト教において最も大切なお祭りです。また、ゲルマン神話の春の女神Eoster(エオストレ)、あるいは春の月名Eostremonat(エオストレモナト)が語源の由来とされている「Easter(イースター)」は、春の訪れを祝うお祭りでもあります。そのためイースターは、春分の日の後、最初の満月の次の日曜日に行われます。2023年は4月9日(日)となります。キリストの降誕を記念するクリスマスと同様、約1ヶ月ほど街中がイースタームード一色となります。
卵が用いられる理由には諸説ありますが、新たな命が宿り、生命を象徴しているように見える姿がイエス・キリストを連想させるためと言われています。子供をたくさん産むうさぎは「生命力」や「繁栄」の象徴とされていて、卵やお菓子を運んできてくれるという言い伝えもあるそう。そのため、卵にカラフルなペイントをしたイースターエッグや可愛いうさぎを用意して、家や街をデコレーションしたり、子どもたちはお菓子の入った卵を探す「エッグハンティング」という定番ゲームで楽しむようです。
限定で登場するお菓子などもイースターの楽しみのひとつ♪ キュートなパッケージにも注目です!
イースター限定パッケージに、定番人気のフレーバー2種と、期間限定で復活する2種のフレーバーをそれぞれ1個 取り揃えたブラウニーの4個セット。フレーバーはファットウィッチベイビー、ストロベリーベイビー、ココナッツベイビー、トゥインクルベイビーの4種類。
教えてくれたのは……ファットウィッチベーカリー
1998年のオープン以来、NYを訪れる観光客の多くが “NYのお土産といえばこれが定番!“と呼び声高いブラウニー専門店。『ファットウィッチベーカリー』の始まりは、NY店オーナーで創業者のパトリシア・ヘルディングが金融街であるウォールストリートで忙しく働いている頃、息抜きで焼いていた母親直伝のブラウニー。これが同僚の間で評判となったことから、いつしか同僚が買い求めるほどになり、仕事を辞めチェルシーマーケットに『ファットウィッチベーカリー』をオープンしました。ネーミングの「Witch(魔女)」はあちこちを飛び回る忙しい女性達をイメージしており、より高い満足と達成感を求めて仕事に励む女性たちを応援する存在でありたいという願いを込めています。
■『ファットウィッチベーカリー』公式サイト
https://www.fatwitch.co.jp/
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