
【高知】「OMO7⾼知 by 星野リゾート」の絶対知っておくべき基本情報6選!写真いっぱい宿泊レポ
MORE編集部
MOREのライターが「OMO7⾼知(おも)by 星野リゾート」のリアルな宿泊レポをお届け
2025年、あなたはどこへ旅に出ますか? この記事では、MORE WEBライターNが「OMO7高知 by 星野リゾート」の体験レポをお届けします。2024年にリニューアルオープンした「OMO7高知 by 星野リゾート」に実際に泊まってみたら、想像の斜め上を行くおもてなしの数々にびっくり! 心がときめいた部分を詳しくレポートしていきます!!
※掲載されている情報は2025年1月時点のものです
※テキストには個人の感想が含まれます
- MOREのライターが「OMO7⾼知(おも)by 星野リゾート」のリアルな宿泊レポをお届け
- 1【アクセス】空港からバスで30分、最寄りのバス停から徒歩3分
- 2【ロビー(OMOベース)】シームレスな空間&使い勝手がよすぎる!
- 3【客室】まるで“おうち”にいる時のようにリラックス
- 4【大浴場】土佐犬の番台さんにほっこり、湯船で極楽♪
- 5【グルメ】高知県の特産物をふんだんに使った絶品料理!
- 6【期間限定イベント】現在「どっぷりゆず尽くし滞在」が2月28日まで開催中

- 「OMO7⾼知(おも)by 星野リゾート」
所在地 :〒781-0832 ⾼知県⾼知市九反⽥9-15
付帯施設 :客室、OMOベース(OMOカフェ&バル、ご近所マップ、フリースペース、 ロッカー、ショップ、OMOダイニング)⼤浴場
アクセス :空港連絡バス「菜園場駅」バス停から徒歩3分。⾼知空港から⾞で30分
駐車場:提携駐車場103台(先着順・予約不可/有料)
電話 :050-3134-8095(OMO予約センター)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/
空室検索:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/roomsearch/
1【アクセス】空港からバスで30分、最寄りのバス停から徒歩3分
「OMO7高知 by 星野リゾート」は、高知市の繁華街・はりまや橋エリアにほど近い場所にあります。ホテルへのアクセスもラクラク。高知龍馬空港から高知市内へ向かう空港連絡バスに乗れば約30分。「菜園場町」で下車し徒歩約3分でホテルに到着。荷物が多くても安心です♪ 空港からタクシーを利用する場合は、通常20~30分程度です。
2【ロビー(OMOベース)】シームレスな空間&使い勝手がよすぎる!

右側にいるのは木彫りの土佐犬。かっこよさもかわいさも抜群♡
ホテルに入ると、木でつくられた「OMO」のロゴと、このホテルのマスコット的存在の土佐犬が優しく迎えてくれます。その奥にはカラフルな大階段が見えます。このユニークなロビーは、「OMOベース」と呼ばれるパブリックスペース。大階段は夜、「よさこい楽宴LIVE」の舞台にもなるんです。この「OMOベース」は、お土産に最適なアイテムが販売されていたり、オリジナルの観光案内板があったり♪ ほかにもフロント、ラウンジ、ワークスペース、カフェなどが併設されており、ワ―ケーションをする人も多いそう。

毎晩「よさこい楽宴LIVE」を開催している大階段

ホテルスタッフが独自に調査した、周辺のお店情報満載の「ご近所MAP」。すべてのお店に行ってみたくなる!

フロントはロビーの左側にあります。タブレットでスマートチェックインも可能
チェックイン/アウト
15:00/11:00
広々としたワークスペースには、電源つきのBIGデスクも
「急に仕事が入っちゃった!」という方は、ロビー内に電源付のデスク(広くて大きい!)もあるので、館内のWi-Fiに接続すれば、PC作業もOK。ワーケーションスペースとしても使え、めっちゃ便利です。
「OMOカフェ&バル」で時間の有効活用もおすすめ
「ホテルに早く着いちゃった」「チェックアウトしたけど、飛行機の時間まで余裕があるんだよね」という場合は、移動時間までこちらで過ごすのもアリ。
※営業時間 宿泊者:10:00 AM〜10:00 PM、外来での利用:10:00 AM〜8:00 PM
3【客室】まるで“おうち”にいる時のようにリラックス
今回ライターNが宿泊したのは、こちらの「うたげツインルーム」というお部屋です。

うたげツインルーム
定員1~2名
部屋の広さ:26㎡
高知には、誰でもわけへだてなくおもてなしをするという独自の宴会文化・おきゃくがあるそうです。客室はすべて、その文化をお部屋で体感できるようにデザインされています。このツインルームは、リビングスペースが部屋の中心になっているのが印象的。中心に置かれているテーブルが部屋飲みに最適&座椅子クッションがめっちゃ快適! 室内には別にイスとテーブルもあったのですが、ライターNは、部屋飲みはもちろん、PC作業も、動画視聴も、スキンケアもメイクも、ほぼこのくつろぎスペースで行いました。まるで“こたつ”のような包容力のある万能スペースでした。室内は土足厳禁。スリッパに履き替えてお過ごしくださいませ。

『OMO7⾼知 by 星野リゾート』には大浴場がありますが、各客室にも独立したシャワールームが。夜更かししても寝坊をしても、サッとシャワーができます。洗面台には、コンタクトケースやスキンケアアイテムが置けるスペースも。コップはナンバー入りなので、一緒に泊まった人と歯ブラシを間違えることがなく、なにげに便利です。1階のフロント横に歯磨きセットなどのアメニティグッズや貸出用の滞在着が置いてあるので、お部屋に戻る前にピックアップしてくださいね。

各客室のナンバープレートは、“べく杯”という高知県のお座敷遊びで使用する盃をイメージしているそう
(写真左上から時計まわりに)天狗、コマ、おかめ、ひょっとこ
別タイプのお部屋も気になりますよね? 4人部屋の「うたげスイートルーム」と、3人部屋の「うたげセミスイートルーム」は、それぞれこんな感じです。広ーい! 窓から高知市を一望できるナイスビュー!! どのお部屋も、土佐犬たちがお祭りをしている鳥獣戯画のような壁面イラストがあり、楽しい~! 土佐犬は客室だけでなく館内のあちこちにデザインされているので、探して見比べてみるのも面白そう。また、高知県の郷土料理=皿鉢(さわち)料理の大皿をイメージした赤いテーブルも全部屋共通。「中華料理店みたいにテーブルが回るのかな?」と思ってトライしましたが、回りはしませんでした(笑)。

「うたげスイートルーム」のベッドの下は収納スペースに。大きめのスーツケースもラクラク収納!

「うたげセミスイートルーム」から見る夕暮れの景色、控えめに言っても最高じゃないですか?
4【大浴場】土佐犬の番台さんにほっこり、湯船で極楽♪
こちらのホテルのお楽しみで外せないのは、大浴場「トサノユ」です! エレベーターで5階を訪れ白いのれんをくぐると、タオル棚の一番上に、かわいい番台さんがいました♡ そう、ロビーにいるあの木彫りの土佐犬です。よく見ると、1階の土佐犬よりもちょっと小柄な感じ。スタッフさんにたずねると、土佐犬を制作した彫刻家・はしもとみお氏のひらめきで、幼少時代の姿になっているんだとか。もともとは勇ましい化粧まわしを付けた姿(土佐犬は闘犬で有名)でデザインされていたそうですが、素敵なひらめきのおかげで愛らしい姿になったそうです。頭に手拭いを乗せた湯上がりワンコと、幻の勇ましい姿のワンコとのギャップを想像しながら、ゆ~ったりと湯船につかってみました。

「OMO7高知 by 星野リゾート」大浴場トサノユの入り口

「OMO7高知 by 星野リゾート」5階大浴場「トサノユ」の番頭・土佐犬♡ 手拭いがキュート!

内湯のタイル壁画は、高知県の工芸品「フラフ」(端午の節句にこいのぼりとともに掲げられる大きな旗)の図柄だそう。ドット絵のようでポップです♪
内湯はもちろん、室内サウナもあり、旅の疲れをバッチリ癒せます。また、NHK連続ドラマ小説『らんまん』で注目された高知の自然豊かな「薬用植物」を眺めながらの露天風呂も! 時期によっては期間限定イベントもあるので要チェック。洗い場には備えつけのシャンプー、コンディショナー、ボディソープがあります。脱衣所にはタオル、ドライヤー、スキンケア用品、各種アメニティ、貴重品を預けるロッカーもあるので、手ぶらで来ても安心です♪

「OMO7高知 by 星野リゾート」大浴場トサノユ・脱衣所アメニティ
大浴場を出てすぐの湯上がり処では、ここでも高知らしさを感じられる、柑橘類を使ったドリンクや水出し茶を飲むことができます。この日は「ジンジャーゆずドリンク」と「池川一番茶」がセットされてました。朝の6時に両方飲んだのですが、ジンジャーが濃い目だったのですっきりと目が覚め、ありがたかったです!
大浴場「トサノユ」 営業時間:15:00~25:00、05:00~10:00
5【グルメ】高知県の特産物をふんだんに使った絶品料理!
OMOダイニング:約50~60種類の料理が味わえるビュッフェに舌鼓
2階のOMOダイニングは、「TOSAインスパイア」がコンセプト。高知の郷土料理やその調理法を取り入れた食事を、ディナーもモーニングもビュッフェ形式で食べることができます。高知の宴会に欠かせない「皿鉢(さわち)料理」をヒントに、大きなお皿に好みのごちそうをいっぱい乗せて、自分だけの皿鉢料理を楽しむことができます! 毎日約50~60種類(調味料などを含む)の料理を用意しているそうなので、テンションがあがります!

わくわくが止まらない、「OMOダイニング」のエントランス
OMOダイニング ディナービュッフェで堪能した高知ならではの食材たち
ダイニングを訪れると、ずらりと並ぶごちそうの数々にテンションが上がりすぎるので要注意です(笑)。ライターNは今回が初めての高知訪問。高知県は食の宝庫という噂はかねがね聞いていましたが、色鮮やかに輝く野菜、心ときめくフルーツたち、存在感抜群の海の幸山の幸、初めての郷土料理、あふれんばかりの薬味(ココ重要)、魅惑のスイーツetc. …と、完全に心を奪われてしまい、テンションMAXどころか一瞬放心状態に。でも大丈夫、食べたいものをすべて皿鉢に盛り付けて食べればいいんですよね。ビュッフェ最高!!
50~60種類もあるご馳走をぜひ現地で食べていただければ幸いなのですが、新しいもの好きのライターNの印象に特に残った味を挙げていきますね。

(写真左上から時計回りに)「ゆの酢」を使った握り寿司、「ツガニそうめん」、柑橘や果物をふんだんに使ったドリンク4種、高知の万能ソース「ぬた」
上の写真でひときわ目を引くグリーンのソース。実は「ぬた」なんです。ぬたと言えば黄色いソースを思い浮かべる人が多いのではないかと思いますが、この緑のぬたは葉ニンニクに味噌や酢、砂糖などを混ぜて作る高知の伝統的な調味料。酸味とコク、葉ニンニクの風味があり、ごはんやお酒、お刺身、こんにゃくなど、さまざまなものと相性がいいんです。和風バーニャカウダとも呼ばれているそうで、蒸し野菜をディップして食べたらめちゃめちゃおいしかったです!
また、四万十川や仁淀川などの河川で獲れるモクズガニを使ったツガニ汁の「ツガニそうめん」。実はタクシーの運転手さんからたまたま「おいしいですよ」と聞いて期待していたのですが、モズクガニの滋味深い汁でいただくそうめん、新境地でした。これは確かに絶品~♡

(写真左上から時計回りに)バーニャカウダ、サバの棒寿司、ブリのカルパッチョ、ローストポーク

大人気の「カツオ藁焼き」。ダイナミックな炎と藁の焼ける香りに、食欲がそそられまくり!
OMOダイニング モーニングビュッフェでは「田舎寿司」と「鰹の漬け丼」に舌鼓

モーニングビュッフェの「田舎寿司」。ぷるるん!シャキッ!ジュッ!という歯ごたえがお好きな方は絶対食べてください
モーニングビュッフェでライターNが特に気に入ったのは「田舎寿司」。野菜をネタにしたお寿司で、みょうが、こんにゃく、四方竹といった山の幸が乗ってます。シャリには酢ではなくゆず果汁100%の絞り汁「ゆのす」を使っているのも特徴。とっても好みの味でした♡
もちろん、高知といえば鰹。鰹の漬け丼も絶品でしたよ~! とろっとろで濃厚なうまみの鰹の漬けを自分で酢飯の上に盛り付けるので、好みの量に調整できるのもうれしい。ライターNはもちろん漬け多めで♡

(写真左上から時計回りに)鰹漬け丼のあたま、鰹漬け丼コーナー、焼き立てブリオッシュ、フレッシュフルーツドリンク
2階「OMOダイニング」
◆ディナービュッフェ(日帰り利用可)
18:00~20:30
(18:00~/18:30~/19:00~の3回予約制)
◆モーニングビュッフェ(宿泊者のみ利用可)
7:00~10:00(最終入店は9:30)
OMOカフェ&バルの「カツオドッグ」は知る人ぞ知る神メニュー!
手ごろなスナックから満足感のあるメニューまで取りそろえた「OMOカフェ&バル」。この場所で、ここでしか食べられない神なメニューに出合ってしまいました。それが、「カツオドッグ」。カツオパウダーを練り込んだBIGソーセージを乗せた「カツオドッグ」は、本当においしかったので、みんなにぜひ知ってほしい!!! お肉とカツオの旨味が手を取り合い、口の中でスイングしてるんです(真顔で書いてます)。このカツオドッグのパートナーとして、「みょうがネード」もぜひ一緒に頼んでほしいです。こちらもこのカフェの限定メニュー。ひとくち飲むやいなや、カツオドッグのスイングがフラメンコにスイッチ! 穏やかな空間にいながらも口の中は情熱的な幸せに包まれる、そんな体験でした。

(手前)カツオを混ぜ込んだソーセージがとんでもなくおいしい「カツオドック」。家の近所に出店してくれたら毎日食べたいほど……
(奥)高知特産のみょうがを使った「みょうがネード」

ペット同伴OKで、一番奥の席には、リードを掛けられるバーも有ります
OMOカフェ&バル
営業時間 10:00~22:00(最終入店21:45)
6【期間限定イベント】現在「どっぷりゆず尽くし滞在」が2月28日まで開催中

「OMOカフェ&バル」期間限定メニューのゆずのソルベを使った「ゆずパフェ」
2月28日まで、冬季限定のイベント「どっぷりゆず尽くし滞在」が実施中です。このイベントは、館内各所で高知が誇るゆずの魅力を堪能できるというもの。「OMOカフェ&バル」では期間限定メニュー「ゆずパフェ」を楽しめたり、客室にはゆずの産地として名高い馬路村の「ゆずこぶ茶」がセットされていたり♪ スタッフによる耳より情報を5分でレクチャーしてもらえる「ちっくとグルメナビ」で、ゆず情報を聞けるのも今だけ! 今回特に心躍った3つのゆずサービスを紹介します。
「ゆず香る露天風呂」
文字通り、広々とした露天風呂で、ゆずの香りを大満喫! 湯船に浮かぶのは、ゆずをかたどったカプセル。この中に果汁を絞った後のゆず皮を入れて、湯船に浮かべているんです。ゆらゆら、ぷかぷかと浮かぶゆずと一緒にのんびりリフレッシュ♪

「ゆのす」作りで使用したゆず皮がこの中に入ってるんです。なんてサステナブル! 立ち上る湯気から香るさわやかな香りに酔いしれましょう。
ディナービュッフェ「まるごとゆずの和牛しゃぶしゃぶ鍋」

OMOダイニングでディナーブッフェを利用した方限定のオプションメニュー(要予約)。まるごとゆずが入った鍋にコンソメベースのスープを注ぎ、湯気が出るまで煮るのですが、まるでゆずがお風呂に入っているかのよう(笑)。ゆずの風味がじんわりとお肉や野菜に広がっていき、お鍋に素敵な魔法をかけてくれます。お肉も立派な霜降り肉で、オプションとは思えないほどの豪華さ! お鍋のお風呂につかるゆずがあまりにも可愛いので、どんどん感情移入してしまったほど(笑)!! 大変おいしゅうございました♡

ゆずの存在感を楽しんで♪
モーニングビュッフェ「ゆず塩ラーメン」
高知の「塩杜氏 銀象の完全天日塩」を使った、あっさり&まろやかな旨味スープにゆずの酸味が効いたラーメンです。蒸し鶏やネギ、ゆず皮をトッピングしたら、お好みで「ゆの酢(ゆず果汁)」をかけて完成! “高知のフォー・ガー”のような感じでとってもおいしかったです。

以上、「OMO7高知 by 星野リゾート」の絶対絶対知っておくべき基本情報6選をお届けしました! 魅力満載おもてなし満載のホテルを、満喫しつくしてくださいね。

Kカルチャー・旅・お酒・漫画・音楽・スポーツ観戦好きのライター。ドハマりしたK沼が旅沼に直結し、年間十数回は海外へ。マイブームは「海外の大衆食堂をめぐること」。2023年は釜山&ソウル(韓国)、バンコク&ブリーラム(タイ)、ホーチミン&ハノイ&ダラット(ベトナム)、コロンボ(スリランカ)、リヤド&ジェッダ(サウジアラビア)で爆食。2024年はソウル、ソウル、台湾、ソウルへ。さらに東アジア最大のレインボーパレードである、台湾LGBTプライドパレード「臺灣同志遊行」にも参加。2025年の“海外旅はじめ”はソウル&プサン(韓国)。

