【女性オーナーの起業ストーリー】ワーホリ→高知でナッツバター専門店をオープン
MORE編集部
日本全国 素敵なお店と女性オーナー列伝!
高知県香美市ナッツバター専門店『DADA NUTS BUTTER』武智まりかさん
将来に迷って海外へ。やりたいことを見つけ、地元・高知で起業!
SHOP DATA
住所:高知県香美市土佐山田町西本町4の1の23 にしまちビル2F
営業時間:10:00〜18:00
休業日:火・水曜
Instagram:dadanutsbutter
公式サイト:https://dadanutsbutter.com/
起業DATA ~ ナッツバター専門店『DADA NUTS BUTTER』の場合
起業する前にしていた仕事:飲食店のアルバイトをかけ持ち
お店を始めようと思ったきっかけ:ワーホリで滞在していたオーストラリアでさまざまなナッツペーストを知り、日本でも広めたいと思った
オープンまでにかかった期間:約1年
オープンにかかった金額:900万円
起業ストーリー ~ ナッツバター専門店『DADA NUTS BUTTER』の場合
オーストラリアで出合ったナッツバターの魅力に開眼
「当時アルバイトをしていた飲食店で、経営者やフリーランスの方などと出会い、自分で仕事をつくることもできるんだ! と視野が広がって。まずは自分が何をしたいかを見極めるために、生まれ育った高知を出て世界を旅してみることに。フィリピンの語学学校に3カ月間通い、オーストラリアでワーキングホリデーを経験しました」
渡航先で出会った世界各国の人を通じて、新しい食文化に触れる楽しさに魅了された武智さん。オーストラリアのスーパーで見つけた、甘くないナッツバターにビジネスチャンスを見出したそう。
「ごまペーストの代わりに使ったらすごくおいしくて、料理の幅がぐんと広がったんです。日本では甘いピーナッツバターをパンにつけるくらいしか選択肢がなかったので、これを販売したらおもしろそうだな、とワクワクしました。そこからさまざまなナッツの産地に興味を持ち、パレスチナの農園を訪問。生産者との会話を通じて、商品イメージが固まりました」
愛着のある地元・高知県で起業するべく帰国。勉強のために飲食店4店舗でアルバイトをしながら、店舗探しや改装、商品開発を行った。
「起業を経て実感したのは、コミュニケーションの大切さ。ナッツをすり潰す方法を模索していた時も、知りあいのチョコレート屋さんのアドバイスを参考にしました。開店前にいろんな相談に乗っていただいた方からイベント出店に誘ってもらって、販路が拡大。たくさんの人の協力や紹介のおかげで生産者とのつながりも増え、国産くるみや伝統食材を使った調味料も誕生しました。今後は海外も視野に入れ、生産者のみなさんに貢献できる商品づくりを進めるつもりです」
お店のこだわりポイント
高知県香美市の武智さんおすすめSPOT
『ロイヤルニボシ コーヒースタンド』
Instagram:royalniboshicoffeestand