誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「うなぎパイはなぜ“夜のお菓子”と言われているの?」。夜のお菓子……なんだかちょっと色っぽい感じがしますよね。うなぎは精力アップ食材の代表格だし、と思って調査してみると、全く違う角度の結果がわかりました!(笑)

うなぎパイは家族団らんの象徴です

Q.「うなぎパイ」はなぜ“夜のお菓子”と言われているの?

A.家族団らんのひとときに召し上がってもらいたいからです
“夜のお菓子”とは、家族団らんのひとときに召し上がってもらいたい、という意味です。

命名者は当社二代目社長の山崎幸一氏です。うなぎパイが誕生した昭和36年は高度経済成長の真っ只中。その成長期において女性も社会に働きに出るようになり、子供たちも学校・塾など……皆が家にいる時間が少なくなりはじめていたようです。そんな中、夜の夕食だけは家族の集まる団らんのひとときとして大切にされていた時間でした。そんなひとときに「うなぎパイ」を囲んで楽しいひとときをすごしてもらいたい、と命名されたのが「夜のお菓子」です。ただ、実際には違う解釈もして買っていく方も多いようです。また「夜の調味料」と称して少量のガーリックが入っています。

教えてくれたのは……春華堂

素材や製法にこだわって丹精込めてつくられる定番の和洋菓子をはじめ、古くから行事やお茶席に用いられてきた美しい上生菓子や、フレッシュな果実を贅沢に使った季節の洋生菓子やデコレーションケーキなど各種取り揃えています。

「うなぎパイ」のおすすめおやつをチェック!

春華堂のうなぎパイ
うなぎパイ 12本入¥1058
昭和三十六年の発売より、ひとつひとつ丁寧に作り上げている「うなぎパイ」。バターと厳選された原料に、うなぎエキス、ガーリックなどの調味料をブレンドした銘菓です。東海エリアに来た「旅の思い出」と共に「記念の証」お土産として持ち帰ってほしい、土地の文化を伝えていきたい、という思いから、常設で販売をしている場所は浜松を起点に名古屋営業所、沼津営業所から自社便で納品できるエリアに限っています。

うなぎパイは商品の特性上、割れやすいため、公式にはネット販売を行っていません。
『春華堂』
公式サイト:https://www.shunkado.co.jp/
オンラインショップ:https://ec.shunkado.co.jp/
お客様係 ℡:0120-210481
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取材・文/堀越美香子 ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。