肌のくすみには“血行改善”が近道!どんより顔の対処法を美プロが伝授
夏の肌・髪・体のためのレスキュースキンケアQ&A
紫外線ダメージや汗・皮脂が気になる夏。全身のお手入れに関するリアルなお悩みに、専門家がベストアンサー!
夏のお疲れ肌レスキュー編
イベントが多く、外食や夜更かしも増えやすい夏は、体も肌も疲れがち。そんな肌に活を入れる、レスキュースキンケアをご紹介。
Q.朝起きてくすみがひどい時の対処法ってありますか?
A.炭酸洗顔でくすみを晴らすのがベター
「手軽に使える炭酸洗顔が◎。炭酸はすぐに肌に入り込んで毛細血管の働きを活発にしてくれるので、即効性が高いです。ホットタオルで血行を促すのも効果的」(小田さん)
Q.寝ている間にできる、くすみのリカバリー法はありますか?
A.就寝時の肌の修復力を助けてくれるナイトケアコスメを活用して
「22〜26時のいわゆる肌のゴールデンタイムは、成長ホルモンの分泌が最も高い時間帯。時間をかけて肌に届くナイトケアアイテムなら、ケアの効率がアップ」(小田さん)
●ナイトセラム
●ナイトクリーム
Q.オフィスでクーラーに当たり続けると、どんどん顔がくすむのはなぜですか?
A.乾燥や血行不良によりくすみが進行。外との寒暖差で肌の保湿機能が下がるのも原因
「冷房による乾燥、外気との寒暖差でバリア機能が低下し、角層が乱れ透明感を損ねているように見えてしまう可能性が。バリア機能を正常に保つために日中もこまめな保湿を心がけて」(小田さん)
Q.冷えからのくすみを解消するには?
A.ドリンクや炭酸風呂で体の中からめぐらせる
「滞った血流をいかに高めるかがカギ。血行を改善して皮膚温度を高めるドリンクや、重炭酸を含んだ入浴剤を取り入れて、くすみを払いましょう」(小田さん)
Q.日中や夕方に肌がどんよりしてきてしまう時の対処法は?
A.骨盤まわりを温めてみるのも◎
「夏はクーラーや冷たい飲み物の過剰摂取で体が冷えやすくなります。ナプキン型の温感パッドなどで骨盤まわりを温めると、体のしんから温まって肌の血色感もアップ」(水井さん)
教えてくれたのは(50音順)
オーガニックコスメ、マクロビオティック、フレグランス、薬膳など幅広い分野のPRコンサルティングに携わる
美容誌の編集を経てジャーナリストに。長年の体当たり取材で培った美容のアイデアは、どれも実用度高し!
『松倉クリニック代官山』院長。肌質を素早く見抜き、ひとりひとりに合った治療法を提案。テクニックにも定評あり
美容ライターとしての美容知見を生かしながら、毛髪診断士の資格も持つ敏腕ライター。数多くの媒体で活躍
数多くのファッション誌などで活躍。美容師経験もあるため、メイクから髪悩みまで幅広いテクニックに定評あり
トータルビューティサロン『リバイタライズサロンクリーム』チーフセラピストとして多くのファンを持つ
エステティシャンを経て培った肌データを分析し、個々に合ったケアを提案。肌とボディケアのプロフェッショナル
撮影/英里(モデル) 岩城裕哉(製品) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/鈴木友菜 スタイリスト/小林優奈 取材・原文/野﨑千衣子 ※MORE2023年9・10月合併号掲載