【映画『キングダム』】山﨑賢人・吉沢亮・清野菜名・新木優子・大沢たかおらがレッドカーペットを闊歩!
新宿・歌舞伎町のド真ん中を超豪華キャストらが正装で全軍行進!
7月12日(金)から全国ロードショー公開予定で、シリーズ最終章となる映画『キングダム 大将軍の帰還』。その世界初となるワールドプレミア上映会の開催に先立ち、山﨑賢人さん・吉沢亮さん・大沢たかおさん・清野菜名さん・新木優子さん・岡山天音さん・三浦貴大さん・要潤さん・髙嶋政宏さん・山田裕貴さん・佐藤浩市さん・玉木宏さんら12名のキャストと、佐藤信介監督の13名が、新宿・歌舞伎町ゴジラロードに登場したレッドカーペットを“全軍行進”しました!
車から続々と降り立つ豪華キャストの顔ぶれに大興奮!
ゴジラロードいちめんに敷き詰められたレッドカーペットに続々と乗りつける『キングダム』スペシャルラッピングカー。その1台めから、ブラックタイでビシッと正装した山﨑賢人さん(信役)と吉沢 亮さん(嬴政役)が降り立つと、ひときわ大きな歓声が!
続いて、信が率いる飛信隊のメンバーを務めた清野菜名さん(羌瘣役/中央)・岡山天音さん(尾平役/左)・三浦貴大さん(尾到役/右)の3人が満面の笑顔で登場。大きく背中が開いた清野さんのブラックドレス姿に「きれい〜!」と歓声が飛びます。
大沢たかおさん(王騎役)にエスコートされて新木優子さん(摎役)が登場すると、さらに大きな歓声が! ディオール ジャパン アンバサダーを務める新木さん、まとっているチュールロングドレスも、手もとにきらめくファインジュエリーもすべてディオールのもの。観客からのため息はもちろん、報道陣がシャッターを切る音もなかなか止まないほどの美しさです。
髙嶋政宏さん(昌文君役/左)は長年にわたる王騎の戦友かつ秦国の左丞相として、要潤さん(騰役/右)は王騎が絶対の信頼を置く最強の副将として、それぞれ劇中で縦横無尽の活躍を見せてくれるのでお楽しみに!
首都・咸陽の王宮で、政とともに「馬陽の戦い」を見守る秦国の重鎮たちを演じる佐藤浩市さん(呂不韋役/左)、玉木 宏さん(昌平君役/右)の演技の見どころはズバリ“目線と表情”! ベテランならではの繊細な妙技に誰もが唸るはず。
8年がかりの超ビッグプロジェクトとして映画『キングダム』シリーズ全4作を見事にまとめあげた佐藤信介監督は、今回のイベントに唯一、趙国軍サイドのキャストとして参加した山田裕貴さん(万極役)とともに登場しました。
「『キングダム』チームは最強です!」
総勢13名がそろいぶみしたところで、レッドカーペット中央でのトーク&フォトセッションが行われ、シリーズ最終章となる今作への思いや見どころを熱く語りました。
セッション冒頭で、山﨑さんが、先日開催されたニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)において、すばらしい演技を披露した俳優に与えられる賞「The Best from the East Award」を受賞したことを告げられると、会場は一気にお祝いムードに。山﨑さんは「日本最高のチームで作り上げた『キングダム』が、世界の人々にたくさん観ていただけて、評価してもらえて、そしてまた1〜3のシリーズ作品を観たり、漫画を読んだりと好循環が生まれると思います」と喜び、続けて「『キングダム』チームは最強です!」と、集まったメンバーを見ながら祝福しました。
山﨑賢人さん
『キングダム』(2019年)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)、『キングダム 運命の炎』(2023年)、そして本作と、シリーズを通して主人公の信を演じ続けてきた山﨑さん。「新宿のド真ん中でこんな豪華なイベントをやることができ、かつ、たくさんの方に観に来ていただき、ありがとうございます! 7年前に製作がスタートした本作ですが、僕にとっては信と一緒に成長してきた7年間でもありました。スタッフもキャストも一丸となって、ともに熱い思いを持って始まった『キングダム』が、いろいろな人の思いを背負いながら最終章を迎えられて本当にうれしいです」。
吉沢 亮さん
山﨑さんとともにシリーズ全作を駆け抜けてきた吉沢さんは「1が公開されたのが5年前。それから、こんなにたくさんの方に愛し続けていただいて、今回ようやくファイナルを迎えます。本当にあっという間だったと思うし、“最終章”と呼ぶにふさわしい素敵な作品になっていると思います」と胸を張りました。
大沢たかおさん
本作の大本命・王騎役の大沢さんは、準備段階からのプロセスを感慨深そうに振り返りながら、「この『キングダム』プロジェクトは、最後の4作目まで見届けていただくために、8年がかりで頑張ってきて、本日とうとうお披露目を迎えました。これまでの3作もヒットしましたが、『これまでとは次元の違う世界へ行こう!』と、ひとつひとつ魂を込めて撮影してきたので、ひとりでも多くの人に楽しんでいただければと思います」と熱く語りかけました。
清野菜名さん
「レッドカーペットを歩くのは人生で初めてなんです」と頬を紅潮させながら語る清野さん。『キングダム2 遥かなる大地へ』で描かれた蛇甘(だかん)平原の戦いで、広い平原を縦横無尽に駆けめぐり敵を屠る壮絶なアクションが記憶に新しいですが、本作ではそれを超える演技を見せてくれます。「(吉川晃司さんが演じる)超軍の総大将・龐煖(ほうけん)との戦闘シーンは、さらにレベルの高い仕上がりになっているので、ぜひじっくり観ていただきたいです!」。
新木優子さん
4作目にして初めて『キングダム』チームにジョインした新木さん。「1作目から映画館で『キングダム』を観てきたいちファンとして、摎(きょう)役として出演できたことをとても幸せに思います。劇中での私は過去のエピソードに登場する役なので、キャストのみなさんとひとりひとりとお会いすることがなく、ちょっと寂しかったのですが、今日こうして大沢さんをはじめとするみなさんとこうして対面できて、すごくうれしいです!」。
岡山天音さん
尾平&尾到兄弟を演じた岡山天音さんと三浦貴大さん。岡山さんは「僕は2からの参加ですが、『キングダム』という壮大な船がここまで漕ぎ着けることができて、本当にうれしく思います。試写で観てますます作品のファンになりました。回を重ねるごとにより強く濃い作品になっています。(三浦)貴大さんと一緒に演じている尾兄弟としても大切なシリーズですので、この夏をぜひ楽しんでほしい」と、兄弟の絆を映画の見どころとして語りました。
三浦貴大さん
信を命がけで守り抜く尾到役を全力で演り切った三浦さん。「もともと原作の漫画が好きで、出演が決まった時はすごくうれしかったんです。尾兄弟として強い思い入れがありますし、とても思い出深いです。想像を絶する規模の現場で、すべてにおいてスケールの壮大さを感じました。この作品に登場人物として関わることができて本当に幸せです」と感慨深げに語りました。
要 潤さん
本作を“レベチ(レベルが段違い)の最高傑作!”と自信たっぷりに評し、観客から大きな拍手を受けていた要さん。「始まった瞬間から、片時も目を離すことなく、最後まで『キングダム』ワールドが堪能できる作品になっていて、体験したことのないような興奮を約束できますよ」。
髙嶋政宏さん
髙嶋さんは、試写で本作を観た率直な感想を、興奮した面持ちで語ってくれました。「台本も読んでいるし、セリフもわかっているし、場面もわかっている自分でさえ、あまりのすごさに笑ってしまって、震えて泣くという、今まで観たことのない映画だと思います。僕もキャリアが長いので、こういう豪華な会見の場では“盛って”お話しすることもありますが、本作については本当に大袈裟じゃありません。ぜひ劇場で観てくださいね!」。
山田裕貴さん
趙軍副長の万極(まんごく)役を演じた山田さんは「今日ここにいらっしゃるのは秦国のみなさん。僕だけが敵国メンバーなのでちょっと心細いのですが」と笑みを浮かべつつ、「でもそんなみなさんと力を合わせて作った作品です。僕も原作が大好きなので、自分が『キングダム』の世界の中にいる幸せを噛み締めながらここにいさせてもらっています」と語りました。
佐藤浩市さん
佐藤さんが演じた呂不韋は、表から裏からさまざまな謀略で秦国を操る、政や誠にとって非常に厄介な相手。映画『キングダム』では、出ずっぱりでこそないものの、終始ビリビリとした緊張感とともに恐るべき存在感を放っているのは佐藤さんのなせる技。「本作でついに最終章。まさか歌舞伎町でこんな盛大なイベントをやるとは予想だにしていませんでしたが、これだけの規模(のイベント)をやっても、決して恥じることのない作品です」と語りました。
玉木 宏さん
「1の公開時は、初日劇場に足を運んだくらい、『キングダム』の映画も原作も大好き」だという玉木さん。「近年なかなかないスケールの作品。こうして豪華なイベントに出られたのも本当にうれしいです。しかも昌平君という重要な役をいただけて、好きな作品の中に飛び込んで演じられた幸せを噛み締めています。ぜひ劇場で観ていただきたいです」と喜びいっぱいなようすで語りました。
佐藤信介監督
そして、全4作にわたってメガホンをとり続けた佐藤信介監督がマイクを握ると、レッドカーペットは盛大で温かな賞賛の拍手で包まれました。「準備期間を含め、8年という、本当に長い間をかけて作ってきた作品です。これだけの規模の物語を、素敵なキャストのみなさんと一緒に、シリーズとして作ることはなかなかない機会です。何万カットと撮影を重ね、気が遠くなるような作業を、汗水をたらしながら必死で作ってきました。現代はさまざまな種類のモニターがありますが、その中でも最大のモニターである劇場こそ最も楽しんでいただけるよう、全力を注いで作りましたので、この夏はぜひ最高の映像体験に没入していただければと思います」。
上映前舞台挨拶では“レベチ”発言が続出!
レッドカーペットイベントの後、13名はTOHOシネマズ新宿へ場を移し、ワールドプレミア上映前の舞台挨拶を実施。前作1〜3を振り返りながら、さらに次元が異なる仕上がりになっている本作を“レベチ(=レベルが違う)”と評価するメンバーが続出し、世界初の上映を待つ観客たちの期待をおおいに高めました。
秦国の首都・咸陽の王宮で、王騎将軍や信の凄絶な戦いを見守る政役の吉沢さん。「戦場はとんでもなく熱いことになっていますが、僕はそのとてつもない熱量を王座で受け止めるお芝居をしなければならず、本当に大変でした。凄まじいんですよ! 王宮のシーンって、(佐藤さんや髙嶋さんら)大先輩しかいなくて、ひとりだけぽつんと王座から見下ろさなきゃいけなかった。個人的には緊張感しかなくて“レベチ”でした。でも、試写で観た王騎や信の“レベチ”なパワーが本当にすごすぎて、格好よすぎて、痺れてきて泣けました。ポロッて」。
主役の信として、シリーズ全体を通し映画『キングダム』ワールドを牽引してきた山﨑さんは「信は、とにかくまっすぐで、夢に向かってとにかくエネルギーを傾けて進んできました。そんな彼のまっすぐさに、僕自身も影響を受け、パワーをもらって、8年間、信とともに成長してきました。『キングダム』はみんなの思いを背負い、観てくださるみなさんも一緒に熱くなって、どんどんでかくなっていく作品なので、これからもどんどん盛り上げていただけるとうれしいです」と語りました。
それに応えるように、「準備段階を含めて8年間やってきて、その集大成が本作。山﨑くんも7年間努力し続けてきて、僕らもそれに引っ張ってもらって、今日という日をみんなで夢見てずっと頑張ってきました。途中でコロナ禍などもあって本当に大変でしたが、『とにかくお客さんにいいものを見せるんだ!』という強い思いでやってきたんです。『キングダム』の仲間はもはや家族みたいなもの。自分にとっては宝物だし、自分の人生の誇り。いや、家族以上の存在ですね」と大沢さん。
この夏はぜひ“忘れられない戦い”を心に刻みつけて。
映画『キングダム 大将軍の帰還』公開情報
2024年7月12日(金)全国ロードショー!
キャスト/山﨑賢人
吉沢亮 橋本環奈 清野菜名
山田裕貴 岡山天音 三浦貴大 新木優子
吉川晃司
髙嶋政宏 要潤 加藤雅也 高橋光臣 平山祐介
山本耕史 草刈民雄 長澤まさみ
玉木宏 佐藤浩市 小栗旬
大沢たかお
原作/原泰久『キングダム』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督/佐藤信介
脚本/黒岩勉、原泰久
音楽/やまだ豊
©︎ 映画『キングダム』製作委員会
撮影/齊藤晴香 取材・文/沖島麻美