日常をリュクスに彩る『CELINE』のSLG

第2次世界大戦が終戦を迎えた1945年、セリーヌ・ヴィピアナは自らの名前を冠した子供向けのシューズブランドを立ち上げた。皮革を使用した足なじみのいい靴は、途端にパリ全体に広がり、その後レディス向けブランドとして拡大。1960年代初頭には、初のレザーグッズを発表。この頃から、“サヴォアフェール(匠の技)と最高品質の素材を融合する”という考えを打ち出した。

職人魂がこめられたSLGはシーズンごとにカラーや素材を変え登場

【セリーヌの名品】上質レザーと職人技が織の画像_1

最高品質のレザーに酔いしれて
1972年、ヴィピアナの車がエトワール広場で故障した際目にした、凱旋門を囲む鎖。これに着想を得て1979年の春夏コレクションで、2つの「C」を組み合わせたトリオンフ(凱旋門)を発表。このデザインは、2019年春夏のエディ・スリマンによる初コレクションでモダンに再構築され復活。

(左手上)「トリオンフ スモール フラップウォレット」(8.5×10.5×4)¥89100(予定価格)・(左手下)「トリオンフ カードホルダー」(8×11)¥55000(予定価格)・(右手下)「トリオンフ キャンバス スモール フラップウォレット」(8.5×10.5×4)¥83600・(右手上)エディ・スリマンがクリエイティブディレクター就任初日にデザインしたバッグ「16(セーズ)」と同じ、ターンロックのエレガントなウォレット。「ラージ フラップウォレット」(10×19×4)¥126500(予定価格)・ジャケット¥544500(予定価格)・シャツ¥165000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

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Photo : Takahiro Otsuji Hair&Make-up : Yukari Hayashi Model : Tsubasa Honda Stylist : Mitsue Ishigami Text : Maiko Doba Kumiko Nozaki ●本文中( )内の数字は、編集部で計測した小物のサイズ(縦×横×マチ)で単位は㎝です ※MORE2024年春号掲載