貸借対照表とか全くわからない私が、2ヵ月で簿記2級に合格した話

試験に受かるのは得意だと思います。 金融機関勤務あるあるなんですが、金融ってすごーーく試験が多いんですよ。。。 社会人になってから受けた試験の回数は、TOEICも含めると20回はくだらないと思います。 それだけ試験ばかり受けていると、だんだん試験に受かる要領とかマインドとかも安定してきて、『試験に受かる』ことが割と得意になってきました。 そんな私は、去年12月半ば「簿記2級とろう」と思い立ちます。 3級すら勉強したことないし、貸方借方分からないし、P/Lってのが貸借対照表なのか損益計算書なのかすら分からない(未だにわからなくなる)状態でしたが、2月の試験で合格出来ちゃいました。 モア世代の皆様の中には、受けないといけない試験があったり、スキルアップの為に資格を取りたい方もたくさんいると思います。 勉強方法で悩んでいたりすることもありますよね。 今回は、最小限の時間と努力で結果を出すための私なりの方法をご紹介したいと思います!!

試験までは試験モードに

資格をとる! と決めたら、まず気持ちを試験モードに切り替えるのが大事。 私は極端な性格なので、試験までは予定も最小限にするし、趣味も一切やめるし、お酒も殆ど飲みません(たまの飲み会では飲みますが)

いつでもどこでも勉強する環境をつくる。

社会人はとにかく時間がありません。 そんな中資格をとるとなると、通勤時間やエレベーターに乗ってる時間、ちょっとした待ち時間も貴重!! 貴重な時間を逃さないために、「常に勉強できる状態」に身を置くようにしています。 こちらをご覧下さい。

参考書を買ったら私がまずすること

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それは、 『参考書分解の儀』 新品の参考書を、使いやすいようにバラバラにします。 本を分解するという行為に抵抗がある方もいるかもしれませんが、勇気を出してやってみて下さい。 重い参考書は持ち歩きづらいし、全て持ち歩いたところで1冊全て出先でやる訳ありませんよね。分解することでその日やる分だけ持っていくことができますし、スキマ時間で勉強するために毎日持ち歩いても負担になりません。 また「ちょっと寝る前に復習したい項目は寝室に置いておく!」など、家の至るところに分解した参考書を置いたりしてました。

スキマ時間はアプリ!!

エレベーターの待ち時間など、普段だったらSNSを見ているような時間も逃しません。 こういう時はアプリの出番! ゲーム感覚でできるアプリで勉強します。 簿記2級で使っていたのは無料のアプリでしたが、感覚を養うのにとっても役立ちました。

通勤電車で座れたら、暗記カードとメモ準備

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運良く通勤電車で座れたら、暗記カードとメモでひたすら勉強します。 暗記カードを見て回答をメモに書いて、速攻で答え合わせ。 時間に制限があるので、短時間で解く反射神経も養えます!

まずは過去問をやりなさい

家でまとまった時間勉強するとき、参考書をひたすら読んでいたらどうなるか。 間違いなく、眠くなります。 眠らずに参考書を読んで理解したところで、次の日になったらどうなるか。 間違いなく、忘れます。 (余程記憶力の良い人でもない限り・・・) 要するに、参考書を読むだけ、という勉強方法は、 はっきり言って無駄です。 時間があるなら、参考書でインプット→問題集でアウトプット でも良いと思いますが、忙しい私たちはこんな効率の悪いことはしていられない。 机に向かうなら、すぐさま問題集を広げるべきです。 全く分からないなりに問題集を広げて、参考書や回答を見ながらやってみる。 『アウトプットしながらインプットする』勉強方法がおすすめです。 問題集は、なんといっても過去問がオススメ。 早くから過去問に慣れることで傾向も掴めてくるし、試験範囲は同じなのだから何年分もやってれば本番でも似たような問題が出るからです。 ちなみに私、FP1級は2回落ちたのですが、その原因も過去問に取りかかる時間が少なかったからだと分析しています。 それなりに難しい試験なので、まずはテキスト等で理解してから・・・と思ったんですが、「書いてあることがわかる」ことと、「問題が解ける」ことは全く違うんですよね。 簿記2級では、もはやテキストは買わず過去問と直前予想問題しか買いませんでした。 受かるために必要な情報は解答と解説に全部書いてあるからです。

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過去問のほかに買ったのは、こちらの直前予想だけでした(笑)

問題集の解答を、自分オリジナル参考書にしちゃおう!

その問題を解いた時、自分が何を考えていたか。 どんな間違いをしたか。 何がわからないか。 そういう自分の「心の声」を、解答にどんどん書き込んでいきます。 そうすると復習した時に思い出し易いし、印象に残るので同じ間違いをしにくくなります。 初期の頃書いた素朴な疑問みたいなものは、後半戦に見返すと「あのときはこんなことも分かんなかったなぁ。。」と懐かしく思え、自分の成長も目に見えます(笑) 私の「心の声」はこんな感じでメモしてました。

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解いた時の自分思考がわかるので、どう考えたから間違ったのかが明確になるし、同じミスを繰り返さなくなります。

周囲に公言する!(恥ずかしがらずに)

勉強モードに持っていく方法として大事なのは、「試験を受けると周囲にいいふらす」ことです。 その理由は2つ。 ①誘惑対策 友達からの誘いって、すごい誘惑ですよね。楽しそうな飲み会とか誘われると、あーー参加したい!となって断りきれないことも。 試験だって言っておけば、気を使われて誘われなかったり、誘われた場合断っても角が立ちません。 ②受からないと恥ずかしいって気持ちになる。 みんなに言って飲み会まで断った手前、受からなかったら恥ずかしいですよね。 みんなに「がんばって」とか言ってもらうと、励ました本人はなんの期待もしてないのでしょうが、期待に答えなければ!!みたいな感情も勝手に芽生えてきます。 かっこ悪いところは見せたくない、というプライドが、試験合格の重要なエネルギーになるのです。

頭を良くするサプリメント??

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「頭の働きを良くするサプリメントはないかしら?」 アスリートがドーピングに手を染める時みたいな発想ですが・・・ 基本サプリメント信者なので、色々調べました。 私が選んだのは、昔から頭を良くすると言われて名高いDHA。 「青魚の目玉を食べると頭が良くなる」といわれているアレですね。 あと、先日テレビで「鉄分不足で記憶障害になる!?」「しかも日本女性の多くは鉄不足」という話を聞いたので、「ヘム鉄」サプリもとり始めました。←影響されやすい たしかに過去問が急に解けるようになってきたのも、飲み始めてからです。 まぁ、偶然かもしれませんが・・・・(笑)

無理でもいいから計画を立てる。

無理めでも、計画を立てることも重要。 ここでいう計画とは、質の計画と量(時間)の計画です。 質の計画とは、試験までに過去問を何周解くとか、いつまでに何点取れるようにするなどのことです。 量の計画とは、単純に勉強時間のこと。 勉強時間だけとっていても、あまり問題をこなせていなかったり行き詰まって理解が進んでいないこともありますよね。 その場合は質が落ちてるので、更に勉強時間を増やしたりやり方を変えたりする必要があります。 私の勉強時間の目標は、こんな感じでした。

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妹にLINEで宣言した学習計画。 当然この通りにはいかないわけですが、少なくとも行動指針にはなるので常にこれを念頭においていました。

最短、最小限の努力で合格を手にせよっ!

ここでご紹介した方法は、読んだらわかると思いますがラクして受かる方法ではありません。 でも、短期間で合格するためには役に立つ方法じゃないかと思います。 短期決戦型の勉強方法は人によって向き不向きがあると思いますが、少しでも参考になれば幸いです!