お弁当のお悩み⇒詰め方・詰め順、仕切り、汁もれ、保冷、ドレッシング問題、全て解決します☆ 【#お弁当 11】
教えてくださった方 コマツザキ・アケミさん
料理研究家、野菜ソムリエ。確かな技術とわかりやすいレシピ、豊富なアイデアで本誌のお弁当特集でも大人気。近著に『おいしくてカワイイおべんとうおかず300』がある
料理研究家、野菜ソムリエ。確かな技術とわかりやすいレシピ、豊富なアイデアで本誌のお弁当特集でも大人気。近著に『おいしくてカワイイおべんとうおかず300』がある
Q:ご飯とおかず、どっちを先に詰めるのが正解?
A:ご飯が先!「大→小」の順と覚えて
❶手前にご飯を詰め、さます。
❷いちばん奥にグリーンリーフを詰め、から揚げ(メインのおかず)を立てかけるように詰める。
❸卵焼き(副菜)を詰める。
❹青菜のおひたし(カップなどに入れた副菜)を詰める。
❺ミニトマト(隙間食材)を詰める。保冷剤や網の上に置いて、早くさめるように工夫する。
❷いちばん奥にグリーンリーフを詰め、から揚げ(メインのおかず)を立てかけるように詰める。
❸卵焼き(副菜)を詰める。
❹青菜のおひたし(カップなどに入れた副菜)を詰める。
❺ミニトマト(隙間食材)を詰める。保冷剤や網の上に置いて、早くさめるように工夫する。
Q:シリコンカップを使わず、上手に仕切りたい!
A:葉物野菜を活用しましょう
「グリーンリーフや大葉などの葉物野菜を常備しておいて仕切り代わりに使えば、シリコンカップいらずで洗いものが減るうえ、彩りもプラスされて一石二鳥! ただし、夏場は傷みやすいので使用を控えて」
「グリーンリーフや大葉などの葉物野菜を常備しておいて仕切り代わりに使えば、シリコンカップいらずで洗いものが減るうえ、彩りもプラスされて一石二鳥! ただし、夏場は傷みやすいので使用を控えて」
Q:あ、ご飯の白さが目立ってる……。のり? ごま? ふりかけ?
A:トッピングは“かけ方”が重要
「のりやごま、ふりかけでももちろんOKですが、かけるアイテムと“かけ方”を工夫すれば、もっとおしゃれになりますよ」
「のりやごま、ふりかけでももちろんOKですが、かけるアイテムと“かけ方”を工夫すれば、もっとおしゃれになりますよ」
粗く刻んだアーモンドをご飯の真ん中におき、ドライパセリをプラス。彩りはもちろん、食感の変化も楽しめる
“あるだけでおしゃれになる度”No.1のピンクペッパー。横一列&等間隔で並べると、ポップで大人っぽい印象に
一見地味な粗びき黒こしょうだけど、斜めボーダー柄にすればお弁当全体が一気にリズミカルな雰囲気になる!
Q:STOP 汁もれ!
A:かつお節が大活躍!
「時間がたつと汁が出そうな煮物や和え物を入れる場合は、お弁当箱の底やシリコンカップの底にかつお節を敷くと汁を吸ってくれます。味の邪魔をせずに汁もれを防いでくれる、隠れたヒーロー的存在」
「時間がたつと汁が出そうな煮物や和え物を入れる場合は、お弁当箱の底やシリコンカップの底にかつお節を敷くと汁を吸ってくれます。味の邪魔をせずに汁もれを防いでくれる、隠れたヒーロー的存在」
Q:サラダを持っていきたい! ドレッシングってどうすれば?
A:ラップ&つまようじや、あき容器が便利
「シリコンカップなどに大きめに切ったラップを2重に敷き、ドレッシングを入れたら輪ゴムで巾着のようにきっちり結びます。食べる時につまようじでラップに穴を開ければOK! はちみつやジャムが入っていた小さな容器も取っておくと重宝します。また、市販のパウダーやフレーク状のドレッシングも試してみては」
「シリコンカップなどに大きめに切ったラップを2重に敷き、ドレッシングを入れたら輪ゴムで巾着のようにきっちり結びます。食べる時につまようじでラップに穴を開ければOK! はちみつやジャムが入っていた小さな容器も取っておくと重宝します。また、市販のパウダーやフレーク状のドレッシングも試してみては」
Q:これから気温が高くなるけど、お弁当って大丈夫なの?
A:保冷剤が欠かせません!
「保冷剤を添えるのがいちばん! ふたと保冷剤が一体化されているお弁当箱もあり、見た目がスマートですよね。ほかには、ご飯を酢飯にする、おかずを梅干しで和える、といった手も。ご飯に梅干しをのせるだけだと効果が不十分です」
「保冷剤を添えるのがいちばん! ふたと保冷剤が一体化されているお弁当箱もあり、見た目がスマートですよね。ほかには、ご飯を酢飯にする、おかずを梅干しで和える、といった手も。ご飯に梅干しをのせるだけだと効果が不十分です」
ふたの内部に保冷ジェルが封入され、凍らせるとふた自体が保冷剤の役割を果たす。(右)土佐古代杉とコラボ。mWood ランチボックス SG 茶 保冷蓋付き¥9000・(左)使いやすいデザイン。GEL-COOL dome マカロンピンク M¥2300/三好製作所
撮影/野口健志 スタイリスト/河野亜紀 料理製作/コマツザキ・アケミ