『無印良品』おすすめ防災グッズ12選! もしもの時に女性が本当に必要なもの
関東大震災発生から100年。女性の目線から日頃の備えを考えよう!

毎年9月1日は“防災の日”です。今年(2023年)は関東大震災から100年の節目にあたるため、地震や台風といった自然災害への備えを今一度しっかり見直しておきたいもの。本記事では、独自の防災プロジェクト「くらしの備え。いつものもしも。」に取り組んでいる『無印良品』から、生理対策・衛生対策・トイレ・思わぬ怪我の防止・食事など、女性目線でエディターが選んだおすすめ防災対策グッズ12点をご紹介します。ご自分の“標準装備”を見直していただくきっかけとなれば幸いです。
※災害に備えた一般的な備蓄やとるべき行動については、首相官邸の「災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜」、日本気象協会の「知る防災」や、各地方自治体の防災ページなどをご参照ください。
1. 吸水サニタリーショーツ

(左)なめらか吸水サニタリーショーツ¥1990・(右)ひびきにくい吸水サニタリーショーツ¥2990/良品計画(無印良品)
女性が災害時に陥る最大の困りごとのひとつが生理関連問題。非常用持ち出しバッグに着替えや下着を入れている方も多いと思いますが、生理用ショーツは吸水タイプではき心地がよいものをぜひとも備えてください。いずれもマチ部分が2重構造になっているため、羽つきナプキンとの併用が可能。いつもどおりの洗濯がなかなか難しい被災生活下にあっても、デリケートゾーンへの負荷を減らすことにつながると思います。
2. フィルムタイプの石けん

フィルム石けん(24枚入)¥590/良品計画(無印良品)
手指の消毒液やウェットティッシュ、除菌スプレーなどと併せて持っておくと便利なのがペーパーソープ。『無印良品』のフィルム石けんは24枚入りで、1枚ずつシート状になっています。避難所などでほかの人との石けん共用をなるべく避けたいという時に活躍。ケースが薄くて軽いので、バッグやポケットに入れていてもかさばりません。泡立てた時にほんのりと漂う優しい香りにホッとひと息つけると思います。
3. 汗ふきシート・ボディシート

(左)大判ボディシート(1枚入)¥100・(右)汗ふきシート(12枚入)¥190/良品計画(無印良品)
被災時は、避難所生活や断水で長期間入浴できないケースが考えられます。そんな時、顔や体をふいてリフレッシュできる汗ふきシートやボディシートがあるととっても便利。ウェットティッシュでも代用できますが、スカッと爽快な感覚が味わえ、ニオイ対策も兼ねられるのは体専用ならではのメリット。特に『無印良品』の大判ボディシートは195×45mmとサイズが大きく、全身をくまなくふき取ることができて人気の商品です。
4. 歯みがきシート&マウスウォッシュ

(左)指型歯みがきシート(12枚入)¥350・携帯用マウスウォッシュ(2回分)¥100/良品計画(無印良品)
歯ブラシや歯みがき粉が手に入りにくい状況下でも、歯のお手入れやお口のリフレッシュができる歯みがきシートやマウスウォッシュ。『無印良品』の指型歯みがきシートは、両面が2層ずつになるよう指にはめて、歯や口内の汚れを優しくふき取ることができる便利なシートです。自分でみがく時はもちろん、お子さまや歯みがき介助が必要な方にも◎。使用後に口を水ですすぐ必要がないのも大変助かります。
5. ドライシャンプー

水のいらないシャンプー¥890/良品計画(無印良品)
ボディシートなど顔や体がふけるもののほかに、水で洗い流すことなく髪と頭皮をリフレッシュするドライシャンプーもおすすめ。頭皮にシュッとスプレーし、指で頭皮になじませるだけで、清浄効果のほか、すっきりとした爽快感が得られ、汗や皮脂によるニオイやベタつきを抑えてくれます。『無印良品』のドライシャンプーは合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・シリコンフリーなので、お子さまや肌の弱い方にも使いやすいと思います。
6. 非常用トイレセット

非常用トイレセット(いつものもしも)¥990/良品計画(無印良品)
女性に限りませんが、災害時に必ず大問題となるのがトイレです! 断水すると(当然)水洗トイレが使えなくなるので、簡易トイレの備えは絶対にお忘れなく。ご家庭の便座にセットして使う『無印良品』の非常用トイレセットは、高分子吸収ポリマー製の吸水シート15枚・汚物袋5枚がセットに。3日分が目安です。

商品パッケージの裏に使用方法が記載してあります。汚物袋を、トイレボウル全体をカバーするように1枚・排泄物用にもう1枚セットして2枚重ね、吸水シートを底に1枚敷き、使用後に新しい吸水シートでカバーするというプロセスを4回ほど繰り返して使います。いざという時に正しく使えるか、ニオイがどれくらい気になるかなど、普段から練習と検証をしておくと安心です◎。
7. 外でもはける、踏み抜き防止材入りスリッパ

防災スリッパ かかと付き¥2490/良品計画(無印良品)
避難所で過ごす時はもちろん、自宅避難の際も、まず最初に確保したいのが足もとの安全。家の中であっても、落下物や転倒した家具類・割れ物などによる怪我がとても多いんです! 一般的なスリッパではやわらかすぎて心もとないため、頑丈な靴底で脱げにくい形状の防災向けスリッパを備えておくと安心。『無印良品』の防災スリッパは、万が一釘やガラスを踏んでしまっても貫通を防げるよう、踏み抜き防止材をソールに内蔵。ゴム製のかかとは踏んでもOKで、外でもはける仕様になっています。
8. 災害用備蓄飲料水

災害用備蓄飲料水 The Life Water(490ml)¥190/良品計画(無印良品) ※店舗限定商品
美味しい水の名産地である兵庫県福崎町の地下水を利用した水道水から塩素を除去し、ろ過を重ねた水をアルミ缶に充填。ペットボトルに比べ、軽量な点や、遮光性に優れていることから長期保存が可能な点から、品質保証期間を10年に設定した備蓄用飲料水です。ぜひ多めにストックしておきたいもの。
9. 長期保存可能なごはん・野菜スープ類

(左から時計回りに)備蓄ごはん 白米(80g)¥390・1/3日分の野菜を使ったトマトスープ(200g)¥350・1/3日分の野菜を使ったかぼちゃスープ(200g)¥350/良品計画(無印良品)
普段からなるべく多めにストックしておきたい、長期保存可能な非常食。炊きたてのごはんを急速乾燥させたアルファ米(炊飯後に乾燥させて作った加工米のこと。炊かなくてもお湯や水を注ぐだけでご飯になるので非常用に利用されています)。パウチの中に熱湯を入れて15分・水を入れて60分待つだけで、炊きたてのようなふっくらごはんになります。賞味期限は未開封の状態で最長4年。 長期保存可能期間が2年間で、災害時に特に不足しがちな野菜を手軽にとれるボリュームたっぷりスープと合わせて、栄養摂取を工夫しましょう。
10. 長期保存可能なようかん

備蓄おやつ チョコようかん(5本入)¥780/良品計画(無印良品)
保存食や非常食としてもともと人気のあるようかんですが、『無印良品』からも、しっかり美味しい備蓄おやつとして新登場! なめらかな食感と濃厚なチョコの風味が楽しめるようかんが、食べやすいよう個包装されています。1本あたり197kcalあり、割としっかりお腹を満たすことができます。賞味期限は未開封の状態で最長4年6ケ月です。
11. お腹にたまる干しいもやドライフルーツ・ナッツ

(左)素材を生かしたスティック切れ端干いも(70g)¥190・(右)レーズンヨーグルトチョコ入り ドライフルーツ&ナッツ¥/良品計画(無印良品)
心身ともに過大なストレスにさらされる被災時、少量でも食べごたえがあるおやつをポケットに忍ばせておくだけで元気になれます。おすすめは干しいもやドライフルーツ・ナッツ類。『無印良品』には非常用に向いている美味しいおやつがたくさんラインナップされているので、普段から多めに買っておき、賞味期限を切らさず、日常的に食べながら買い足していき、常に一定量キープしておくローリングストックに挑戦してみて。
12. ストレスを軽減する癒しの香り

エッセンシャルオイル おやすみブレンド(10ml)¥1790/良品計画(無印良品)
過酷な被災時、かぐだけで癒されるお気に入りの香りアイテムがあると、ストレス軽減だけでなく、落ち着きが取り戻せて安心感が違います! “眠れるアロマ”として大ヒット中のエッセンシャルオイル おやすみブレンドなど、リラックス効果をもたらすものがおすすめ◎。
定期的にチェックしたい! 「くらしの備え。いつものもしも。」コーナー

以上、『無印良品』で買える、女性におすすめの防災対策グッズ12選ご紹介しました。『無印良品』では、普段の暮らしに役立ちつつ、いざという時に味方になる頼もしいアイテムや考え方をまとめた「くらしの備え。いつものもしも。」特設サイトや売り場を常設しているので、“防災の日”をきっかけに、ぜひ日頃の備えを見直してみてくださいね。
取材・文/沖島麻美 ※掲載内容には私物および個人の見解が含まれます。また、価格・入荷予定・在庫状況を含むすべての商品情報は2023年8月31日時点でのもので、店頭や公式ネットストアでは予告なく変更になる場合があります。