クレジットカードに電子マネー、コード決済など、現金を使わずに支払いができるキャッシュレスツール。一体、何がそんなに便利なの?
実際にキャッシュレスを活用している4人のモアガールに、愛用ツールやキャッシュレスの魅力、注意すべきポイントなどを根掘り葉掘り聞きました!

【本日の達人】

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ともい めぐみさん(28歳)
●職業:WEBメディア「女子部JAPAN(・v・)」スタッフ
●月収:非公開
●年収:非公開
●貯蓄額:約15万円
●キャッシュレス歴:1年半

ラッキーな体験を機にキャッシュレスをフル活用

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ともいさんがキャッシュレスに切り替えたきっかけは、2018年末、スマホ決済アプリ「PayPay」のリリースキャンペーン。

「家電量販店でiPad ProとApple Pencilを買おうとしたら、ちょうどPayPayのキャンペーン中で『最低でも20%キャッシュバック』と言われ、せっかくだし……とPayPayを使ってみたら、まさかの大当たりで10万円が無料に! PayPayの還元率が高くて特典も多いワイモバイルのスマホを使っていることもあって、それ以来、生活費の支払いはほぼPayPayです」(ともいさん、以下同)。

 PayPayが使えない場面では、PASMOの電子マネーもしくは楽天カードを利用。割り勘が必要な友人との食事以外、ほとんどの支払いをキャッシュレスで済ませているのだそう。

「バッグから財布を出す手間も、レジで小銭やお札を数える必要もないのがすごく便利。近所のコンビニにはスマホだけ持って行くことが多いですね。ポイントカードも、アプリに連携しておけばスマホの画面上でサッとポイントを貯められるので、お得を逃さず生活できます。しかもキャッシュレスなら現金を触らなくて済むので、このコロナ時代にも安心。とにかく大満足です!」

愛用アプリ、拝見します!

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食費や日用品の支払いはPayPay。できるだけ毎月2万円以内でおさめるように心がけているというともいさん。

「送金が簡単なLINE Payは、会社のみんなでバレンタインのチョコを買ったりウーバーイーツを利用した時の割り勘に便利。右利きなので、右の親指ですぐタップできるよう、キャッシュレスアプリはホーム画面の中段あたりに配置しています」

長財布から折りたたみ財布にチェンジ!

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「キャッシュレス化してから小銭もお札もそんなに持たなくなったので、長財布から『メルシーボークー』のポケサイという小さめのお財布に変えました」

持ち歩くカードは、楽天カードと定期を忘れた時用の緊急用PASMO、銀行のキャッシュカードぐらい。キャッシュレス生活を始める前は1万円以上入れていた現金も、5000円程度に。ファスナー付きのポケットには、思い立った時に使える図書カードや商品券を収納。

キャッシュレス生活のメリットは?

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「家計簿をつけるのが苦手でしたが、PayPayを食費・日用品の支払専用にして上限額を決めるなど自分なりにルールを決めたことで、自然と管理できるようになりました。買うものの単価も意識するようになったし、アプリだと残額が表示されるので予算内におさめる面白さも感じられるように。楽天カードで貯まったポイントはすべて運用にあてているので、運用益をチェックするのも楽しみのひとつです」

キャッシュレス生活のここに注意!

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「仕事関係のパーティーに行った際、財布を預けたスタッフがそのまま持ち帰ってしまって、1週間ほどPayPayとPASMOだけでしのいだことがあります(笑)。スマホと定期用PASMOを手元に持っていたのがラッキーでした。万が一のリスクを考えると、財布にすべてを入れるのではなく、分散しておくことも必要かなと思います。そして、PASMOのオートチャージは余計な買い物が増えると聞いたので、定期的に現金でチャージするようにしています」
取材・文/国分美由紀