日本各地のOLのリアルを編集Aがリサーチする連載「あなたのアフター6、連れてって」。最新号のMORE11月号では、鹿児島県・霧島市におじゃましました! 本誌ではお伝えしきれなかった、まだまだある霧島の魅力をデイリーモアでもご紹介します。ぜひ、週末旅の参考にしてくださいね。

アートを五感で楽しむなら「鹿児島県霧島アートの森」へ

まず、編集Aが鹿児島に到着してすぐ向かったのが、森の中にある美術館「鹿児島県霧島アートの森」。ここでは、草間彌生、藤浩志、アントニー・ゴームリーといった、そうそうたる世界的アーティストの作品に出合うことができるんです! 広大な野外の至る所に作品が展示されており、まるで宝探しをするかのようにアートを楽しむことができます。しかもその作品たちは、触れるのも、写真を撮るのもOK! 編集Aのイチ押しの作品は、チェ・ジョンファの『あなたこそアート』。絵画の額縁のような作品に腰掛けて、記念撮影してみてください。この他にも、角度によって見え方が変わる作品や、音の反響や風の動きを楽しむことができる作品など、五感をフル活用できるアートにあふれているので、気がついた時には1日中いたということもあるかも☆ 人気No. 1の草間彌生の水玉柄が描かれた、トートバックをお土産に♪
▶▶『鹿児島県霧島アートの森』公式サイトはこちらから

九州屈指のパワースポット、「霧島神宮」で念願成就!

天孫降臨の地である霧島は、パワースポットが数多くあります! その中でも最強のパワーに満ち溢れているのが、「霧島神宮」。空気がキリッと澄んだ山道は、歩くだけで心が洗われます。マストチェックは、不思議なパワーを宿していると言われている巨大な御神木。よ〜く目を凝らすと烏帽子を被った神官の姿に見える枝があるので、探してみてくださいね。
キュートな見た目の恋みくじもあるので、ぜひトライ。ちなみに編集Aは、「恋愛はしばしお預け。お仕事に精進しなさい」というお告げが……(辛口!)。しっかり結びどころに結びつけておきました(笑)。

地元民が引っ切りなしに訪れる、「おでんの掌(つかさ)」でお腹と心を満たして♡

夜ご飯は、創業44年のおでん屋さんへ。17時のオープンと同時に満席になってしまうほど、地元の人に愛されている人気店です。コラーゲンたっぷりの牛すじ、青々とした春菊、お出汁がしっかりとしみ込んだ大根、さつまあげなど、ゴロゴロと大きめにカットされた具材は、思わず笑みがこぼれるほどの美味しさ。オリジナルの鶏だしにつけて食べるのが「おでんの掌」流です。骨つき唐揚げやとんこつといった一品料理も絶品で、注文必須!
店主の人柄が滲み出た、やさしい味わいのおでん。タッパーやお鍋など、容器を持っていけば、お持ち帰りもできます!
  • 『おでんの掌』
    ♦︎鹿児島県霧島市国分中央3の35の3
    休/月曜

日本一を獲得したバーテンダーによる至極のカクテルで1日を締める♪

アートやグルメ、パワースポットでエナジーの画像_1
1日の締めは、バーでゆっくりとカクテルを楽しむのはいかがですか? 数々の大会で賞を獲得しているバーテンダーの吉富万洋さんが作り出すカクテルは、お味も見た目も上品。おすすめは、2013年に開催された国内最大級のカクテル・コンベンションで最高賞を獲得した「カリビアン・ドリーム」(写真右・¥1200)か、程よい甘さの「プランターズ・ショコラ」(写真左・¥1000)。お酒がそんなに得意ではないとう人も飲みやすい一杯です♪

お土産を買うなら、店主のこだわりを感じる「きりん商店」と「薬膳小町」へ

せっかくお土産を買うなら、目利きがセレクトした確かな逸品や、ここでしか手に入らないものがいいですよね。そんな方に、ぜひとも訪れていただきたいのが、「きりん商店」。店主がセレクトした、霧島の特産品や雑貨などが豊富にそろっています。マストバイの一品は、目上の方へのお土産にぴったりの霧島茶! 実は、お茶の生産地全国第2位の鹿児島。なかでも霧島茶は、全国茶品評会で産地賞を3年連続獲得しているほど、お茶界のエース中のエースなのです。試飲できるスペースもあるので、一度味わってみてください!

美肌ゲット? 疲れ解消? ダイエット? お悩みに寄り添ってくれる薬膳をゲット!

最近、「きりん商店」のすぐお隣に誕生したのが、薬膳とスパイスの専門店「薬膳小町」。初心者でも気軽に薬膳を取り入れられるようにと考えられた商品が、たくさんそろっています。イチ押しは、薬膳カレーキットや、美肌・美容、アンチエイジング、痩身など、効能別に用意された煎じ茶。煎じ茶は、薬膳=苦いと思っている人のイメージを裏切る、スッキリとした味わいで、とても飲みやすい一品。インナーケアを始めたいと考えている人は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

静寂な時を刻む「オーベルジュ異人館」で芸術品のようなフルコースを

旅2日目のランチは、緑に囲まれた山の中にある「オーベルジュ異人館」で。日常と離れてプライスレスなひとときを過ごしたいと考えている人にうってつけ。長年、ヨーロッパ各地でシェフをしていた金澤さんが手がけるコース料理(8皿¥7000、11皿¥12000など)は、驚きと感動が詰まっています。目の前で、芸術品のようなお料理が出来上がっていく過程も楽しめるので、より一層お料理が美味しく感じられますよ。

県内最古の木造駅舎「嘉例川駅」で、旅の締めくくり!

明治時代にできた嘉例川駅。観光列車「はやとの風」が、停車する時間に訪れるのがおすすめです。レトロな木造駅舎×趣ある列車のコラボレーションに、撮り鉄デビューしてしまうこと間違いなし! 土日祝日限定で、この駅をイメージした駅弁「百年の旅物語 かれい川」も販売されるので、これを狙って訪れるのもありです。
  • 『嘉例川駅』
    ♦︎鹿児島県霧島市隼人町嘉例川
魅惑のスポットにあふれる鹿児島県・霧島市。まだ行ったことがないとう方は、次の週末の旅先にいかがですか? 発売中のMORE11月号では、このほかにもおすすめスポットを紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね☆

取材・文/海渡理恵 写真/冨樫実和